ちょっと嫌な話ですが、とても嫌な思いをしたので気晴らしに。
引っ越してからかれこれ2週間。
その間、家の初期不良や諸々の契約やらで都合7人ほど業者の人がやってきました。
そしてその全てが喫煙者。なんだこの異常な喫煙率。
出先で待ち合わせまでの時間を潰す必要があるため、その場でできる暇つぶしを必要としてるから…といった好意的な推察も立ちますが、はた迷惑なのでなんとかならんものなんでしょうか。
さすがに家の中で勝手に煙草を吸う馬鹿はいませんでしたが、家に入る前に吸ってたらアウト。
部屋中に煙草の匂いが充満してて気分が悪いです。てか、気分が悪い云々以前に、喉と舌、胸がぴりぴり痛む。せっかく引っ越して来たばかりなのに、部屋の中が…。
少なくとも、仕事をしてる最中には全面禁煙が早く常識化してくれることを願うばかりです。
神経質なことを書いてると思われるかもしれませんが、客先に行くのに大量にニンニク料理を食うとか、汗まみれで数日風呂に入らず体臭が酷い、とかそういうのと比較してみてください。煙草の病的な優遇振りが分かるかと。
(煙草は化学物質が絡んでるので、両者よりももっと性質が悪いというのに)
ある程度親しい仲ならともかく、商売上のつきあいしかない相手からこういう「嫌がらせ」をされると本気で腹立つ。
(「呼吸に不自由が出る」レベルのことを「嫌がらせ」などと軽々しく呼んでいいものかどうかは悩みますが)
今度から自宅に業者の人が来るときは、喫煙者かどうかを事前確認するようにしようと思った。
ついでなんで、よくある煙草擁護を否定しておこう。
・税金を人より多く払ってる
→医療費や失火、清掃代で相殺なので、なんの免罪にもなってません。
・他にも健康に悪い趣味はある
→煙草の問題は、健康に悪いことではなく、望まない人にまで被害を及ぼすことです。
・嫌煙派は「絶対に喫煙するな」と共存を拒否している
→きっちりと「分煙」するなら何の文句もありません。プライベートな時間に、後に残らないような吸い方をする分には、他の趣味と全く同じですから。現状、歩き煙草に代表されるように、喫煙者側が分煙という共存策を拒否しているようですけどね。
なお私の思う「分煙しての共存」に必要な最低基準は、「勤務中は禁煙」、「屋外で吸うことは原則禁止」「煙草専用の部屋を作り、外には匂いが漏れないようにする」です。神経質な基準のように思うかもしれませんが、喫煙を(無許可の)音楽演奏に置き換えてみれば、当たり前の基準だと分かると思います。
・車の排気ガスの方が健康に悪い
→だから排ガスは規制されてるわけで。そもそも屋外で使用する、他に用途のあるものと比較するのが間違い。比較すべき対象は、意図的に風呂に入らないことによる悪臭とか、大音量で音楽を聴く、とかです。
・じゃあ酒(アルコール)も規制すべきだよね
→私もそう思うし、世間もそう思ってるから、飲酒運転の厳罰化やアルハラが問題視されてますよね。これらも、煙草と同じく「人に被害を与える」ことが問題になってる(アルコールそのものではなくて)。とても一貫した流れだと思う。
・健康信仰が幅を利かせて、なんでもかんでも規制されるのは困る
→喫煙の問題は、吸った人の健康に悪いことではなく、周囲に被害を及ぼすことです。だから健康神話とは関係がない。あえて言うなら「通り魔をなくそう」とかと同種の話題です。これに趣味を規制される問題を絡めるのは、筋が違う。
・趣味に文句を言うな
→趣味は認められるべきですが、それは人様に迷惑をかけない、ということが前提。暴走族が暴走行為を趣味として認めろ、と言ってるようなもんです。
・煙草ばかりが迫害されている
→上述のとおり、他の趣味や生活習慣と比べ、明らかに優遇されています。
・法律で禁止されていない
→そういうことは、歩き煙草禁止の条例をきっちり守ってから言えと。
・健康に悪いことは医学的に証明されていない
→じゃ、試しに禁煙してみてください。できないならば、少なくとも依存性は認めるのと同義です。つうか、発ガン性やデータが云々以前に、直で実害被ってるわ。
・体に異常が出るのは「煙草が嫌い」という精神的な理由では?
→視覚、嗅覚で煙草の存在を感知するより先に、体に異常が出ます。もちろん、時間や場所、行動とも関係ないので、精神的なものが理由ではありません。便宜上、「匂いが嫌だ」という表現をすることが多いですが、現実には「匂い」そのものはあまり関係がないですし。(だから香水で匂いをごまかす、とかは無意味)
ちなみに経験上、屋外でも半径2,30メートル以内なら(風向きにも依りますが)目や鼻で確認しなくても喫煙の存在に気づけます。
・分煙して、定められた喫煙場所で吸う分にはいいのでは?
→ヘッドフォンしてても音漏れしてたら無意味なのと同じように。余暇の時間に運動するのは自由でも、汗まみれのまま出勤したら非常識なのと同じように。分煙してても、そこでの「匂い」を体につけてたら論外です。少なくとも、煙草以外の「趣味」はそういうジャッジだと思うんですけどね。
参考までに。私は電車で隣に座った人が、喫煙者かどうか識別できます。喫煙する人は、煙草の匂いを甘くみすぎ。朝、煙草を吸ったら、風呂に入って着替えるまで、ずっと匂い続けると思ったほうがいいです。
・「お互い様」の精神を持とう
→それは迷惑をかけてる側が言うことではない。それ以前に一方的な迷惑なので、「お互い様」は成立しない。
・一部にマナーの悪い人がいるだけだ
→歩き煙草を見ない日はないです。前述のとおり、うちに来た業者7人は全員人の家に入る前に煙草を吸ってます。この状況では「一部の」人に問題があるとは到底思えない。
煙草を擁護する唯一の論法は、「これはニコチンの中毒症状であり、病的弱者をいたわってくれ」のみだと思う。
全盲者の白杖が足に当たっても怒らないとか、盲導犬は店内立ち入り可だとかそういったのと同列で論じるの。
他の障害、病気を持ってる人からしたら不愉快極まりないでしょうけど。
(そもそも、ニコチン中毒だけが問題ならば、ニコチンパック使っておしゃぶり咥えてれば済む問題なので、「喫煙者の意識の低さ」と「喫煙は特別である」という選民意識が最大問題だと思いますし)
くどいですけど、ある程度親しい仲なら別に構いません。
問題は仕事上のつきあいしかない相手や、こちらが客の立場で接する相手、街の通りすがりの相手。
マナーや常識について、もう少し考えて欲しい。
…こういう記事を書くと、読んでくれてる煙草吸ってる人全てを敵に回しますけど、まぁ所詮は趣味ブログなんで嫌なことは嫌だと書いときます。
引っ越してからかれこれ2週間。
その間、家の初期不良や諸々の契約やらで都合7人ほど業者の人がやってきました。
そしてその全てが喫煙者。なんだこの異常な喫煙率。
出先で待ち合わせまでの時間を潰す必要があるため、その場でできる暇つぶしを必要としてるから…といった好意的な推察も立ちますが、はた迷惑なのでなんとかならんものなんでしょうか。
さすがに家の中で勝手に煙草を吸う馬鹿はいませんでしたが、家に入る前に吸ってたらアウト。
部屋中に煙草の匂いが充満してて気分が悪いです。てか、気分が悪い云々以前に、喉と舌、胸がぴりぴり痛む。せっかく引っ越して来たばかりなのに、部屋の中が…。
少なくとも、仕事をしてる最中には全面禁煙が早く常識化してくれることを願うばかりです。
神経質なことを書いてると思われるかもしれませんが、客先に行くのに大量にニンニク料理を食うとか、汗まみれで数日風呂に入らず体臭が酷い、とかそういうのと比較してみてください。煙草の病的な優遇振りが分かるかと。
(煙草は化学物質が絡んでるので、両者よりももっと性質が悪いというのに)
ある程度親しい仲ならともかく、商売上のつきあいしかない相手からこういう「嫌がらせ」をされると本気で腹立つ。
(「呼吸に不自由が出る」レベルのことを「嫌がらせ」などと軽々しく呼んでいいものかどうかは悩みますが)
今度から自宅に業者の人が来るときは、喫煙者かどうかを事前確認するようにしようと思った。
ついでなんで、よくある煙草擁護を否定しておこう。
・税金を人より多く払ってる
→医療費や失火、清掃代で相殺なので、なんの免罪にもなってません。
・他にも健康に悪い趣味はある
→煙草の問題は、健康に悪いことではなく、望まない人にまで被害を及ぼすことです。
・嫌煙派は「絶対に喫煙するな」と共存を拒否している
→きっちりと「分煙」するなら何の文句もありません。プライベートな時間に、後に残らないような吸い方をする分には、他の趣味と全く同じですから。現状、歩き煙草に代表されるように、喫煙者側が分煙という共存策を拒否しているようですけどね。
なお私の思う「分煙しての共存」に必要な最低基準は、「勤務中は禁煙」、「屋外で吸うことは原則禁止」「煙草専用の部屋を作り、外には匂いが漏れないようにする」です。神経質な基準のように思うかもしれませんが、喫煙を(無許可の)音楽演奏に置き換えてみれば、当たり前の基準だと分かると思います。
・車の排気ガスの方が健康に悪い
→だから排ガスは規制されてるわけで。そもそも屋外で使用する、他に用途のあるものと比較するのが間違い。比較すべき対象は、意図的に風呂に入らないことによる悪臭とか、大音量で音楽を聴く、とかです。
・じゃあ酒(アルコール)も規制すべきだよね
→私もそう思うし、世間もそう思ってるから、飲酒運転の厳罰化やアルハラが問題視されてますよね。これらも、煙草と同じく「人に被害を与える」ことが問題になってる(アルコールそのものではなくて)。とても一貫した流れだと思う。
・健康信仰が幅を利かせて、なんでもかんでも規制されるのは困る
→喫煙の問題は、吸った人の健康に悪いことではなく、周囲に被害を及ぼすことです。だから健康神話とは関係がない。あえて言うなら「通り魔をなくそう」とかと同種の話題です。これに趣味を規制される問題を絡めるのは、筋が違う。
・趣味に文句を言うな
→趣味は認められるべきですが、それは人様に迷惑をかけない、ということが前提。暴走族が暴走行為を趣味として認めろ、と言ってるようなもんです。
・煙草ばかりが迫害されている
→上述のとおり、他の趣味や生活習慣と比べ、明らかに優遇されています。
・法律で禁止されていない
→そういうことは、歩き煙草禁止の条例をきっちり守ってから言えと。
・健康に悪いことは医学的に証明されていない
→じゃ、試しに禁煙してみてください。できないならば、少なくとも依存性は認めるのと同義です。つうか、発ガン性やデータが云々以前に、直で実害被ってるわ。
・体に異常が出るのは「煙草が嫌い」という精神的な理由では?
→視覚、嗅覚で煙草の存在を感知するより先に、体に異常が出ます。もちろん、時間や場所、行動とも関係ないので、精神的なものが理由ではありません。便宜上、「匂いが嫌だ」という表現をすることが多いですが、現実には「匂い」そのものはあまり関係がないですし。(だから香水で匂いをごまかす、とかは無意味)
ちなみに経験上、屋外でも半径2,30メートル以内なら(風向きにも依りますが)目や鼻で確認しなくても喫煙の存在に気づけます。
・分煙して、定められた喫煙場所で吸う分にはいいのでは?
→ヘッドフォンしてても音漏れしてたら無意味なのと同じように。余暇の時間に運動するのは自由でも、汗まみれのまま出勤したら非常識なのと同じように。分煙してても、そこでの「匂い」を体につけてたら論外です。少なくとも、煙草以外の「趣味」はそういうジャッジだと思うんですけどね。
参考までに。私は電車で隣に座った人が、喫煙者かどうか識別できます。喫煙する人は、煙草の匂いを甘くみすぎ。朝、煙草を吸ったら、風呂に入って着替えるまで、ずっと匂い続けると思ったほうがいいです。
・「お互い様」の精神を持とう
→それは迷惑をかけてる側が言うことではない。それ以前に一方的な迷惑なので、「お互い様」は成立しない。
・一部にマナーの悪い人がいるだけだ
→歩き煙草を見ない日はないです。前述のとおり、うちに来た業者7人は全員人の家に入る前に煙草を吸ってます。この状況では「一部の」人に問題があるとは到底思えない。
煙草を擁護する唯一の論法は、「これはニコチンの中毒症状であり、病的弱者をいたわってくれ」のみだと思う。
全盲者の白杖が足に当たっても怒らないとか、盲導犬は店内立ち入り可だとかそういったのと同列で論じるの。
他の障害、病気を持ってる人からしたら不愉快極まりないでしょうけど。
(そもそも、ニコチン中毒だけが問題ならば、ニコチンパック使っておしゃぶり咥えてれば済む問題なので、「喫煙者の意識の低さ」と「喫煙は特別である」という選民意識が最大問題だと思いますし)
くどいですけど、ある程度親しい仲なら別に構いません。
問題は仕事上のつきあいしかない相手や、こちらが客の立場で接する相手、街の通りすがりの相手。
マナーや常識について、もう少し考えて欲しい。
…こういう記事を書くと、読んでくれてる煙草吸ってる人全てを敵に回しますけど、まぁ所詮は趣味ブログなんで嫌なことは嫌だと書いときます。