赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

2日続きの<熱帯夜>?

2013-08-16 | 日々のひとかけら

配達された夕刊を見て、びっくり!

そして、思いました。
これは、本州方面の「数センチの大雪」の
逆バージョンだと。

熱帯夜どころか30℃以上の夜が何日も
続く所のかたが これを見ると
たかだか2日続いただけで新聞記事になるの?と
驚かれるでしょうね。

でも、日中は暑くても夜になると涼しいのが
北海道の「定番の夏」。
だから熱帯夜の見出しにも(笑)
なるのです。

逆に「首都圏で5センチの大雪」などの
新聞見出しを こちらのかたが見たら
はぁ~~??ですし。

人それぞれの事情があるように
土地それぞれの事情。ですね。

             

gooブログさんからメールで、去年のブログ記事の
お知らせがきます。
去年の今日は、タイトル「風の音色」
夏には珍しくきれいに見えた富士山の写真と
朝起きて涼しいと思ったこと。
高校生クイズ選手権のこと。
お気に入りの風鈴のことなどを書いていました。

そう。すっかり忘れていた、あの風鈴。
今年は、こちらの風で「風の音色」を聞いて
みなくては


夏のUターン

2013-08-15 | 日々のひとかけら

昨夜、奥尻島で。
北海道では<今夏初!の熱帯夜>に なったそうです。

札幌や旭川で最高気温が30℃以上になっても
夜に25℃を超える熱帯夜がなかったことに
改めて 気づきました。

函館も昨夜、一昨夜と蒸し暑かっけれど
熱帯夜ではありません。

これが「北海道の夏」。

そして、来たと思ったらすぐに去るのも「北海道の夏」。
8月も半ばを過ぎると、そんな夏の終わりを「覚悟」してしまいます。

児童館の小さな遊び場に子供の姿が見えないのは
日暮れが近いからなのに・・・

   

それすらも「夏の終わり」を想ってしまいます。

帰省Uターンのように夏が去っていく、この季節。
読みたくなるのが「富士日記」です。

百合子さん。
あなたは、夏の終わりをどう綴っていたかしら?

きょう、市内の寺院や教会。10ヶ所で平和の祈りの鐘が
ならされました。



こちらのトラピスチヌ修道院でも。

こんな夏空を仰いでも
去っていく夏が見えるような・・・この気持ち。

武田百合子さんなら どうお書きになるのでしょうか?


花に寄せて

2013-08-14 | 日々のひとかけら

明日はお盆。終戦記念日。
また、カソリックでは「聖母被昇天の日」です。

そして、ある年のこの日。
お友だち(高校の同級生)の葬儀がありました。
あの日の横浜も暑く、憔悴したご主人様が
炎天下で倒れてしまうのでは?と心配したことを
思い出します。

頭の回転の早い、ユーモアにあふれる人で
私は彼女が大好きでした。

でも、彼女がホスピスに入ったと聞いたとき
会いに行って良いのか?
私は彼女にとても会いたいけれど
彼女は私に会いたいのだろうか?

迷いました。

卒業してからも会ってはいたけれど、それほど
頻繁ではなかったし・・・
彼女の仲良しチームに 私は入ってないし・・・

迷っているうちに、悲しい知らせが届き
お通夜と葬儀に伺いました。

お見舞いに行っても良かったのか?
行ったほうが良かったのか?
もうどうしようもないこととはいえ、
今も、やっぱり迷っています。

トップ写真は前回の「ひとりお茶」のテーブルに
あったお花です。
私が一番好きなのは白い花。
これは、次に好きな紫の花。

「お盆だったから、葬儀に供えたい綺麗な
可愛い花がなくて、菊とか地味な花しか
なかったんです」
葬儀の後、しばらくしてお会いした
彼女のご主人様が おっしゃってましたが
無念さ、哀しさが詰まったその一言を
この花を見ながら思い出しました。

ご主人様は、沢山の可愛い華やかなお花で
彼女を見送りたかったのだろう・・・と
改めて、お気持ちがわかるような気が
します。

明日は、祈り。鎮魂。そして再生。

旅発った人たちと会話を交わしながら
心静かに過ごしたいと思っています。


無給の秘書

2013-08-10 | 日々のひとかけら

今日で父が亡くなってから 半年。

まだ半年?と思うほど、慌ただしい半年でした。
葬儀やその他諸々のこと。自分たちの引っ越し。
そして、母の引っ越し。

去年の今頃は 父の病気もわからず 横浜で
「暑い~」と言いながら 呑気な日々を送っていた。
まさか、1年後に函館で暮らすようになるとは
想像もせずに。

元気な時も発病してからも 父の心配は母のこと。
「歩けないし、俺が先に逝ったら オカアサン
どうする?」と。
明るいユーモアの達人の母は
「この美貌だもん。すぐに次の男性が現れるよ」と
答えていたらしい。

お父さん、次の男性は何故か(笑)現れないけれど
お母さんは見事に復活しましたよ。

秋にペースメーカーの電池交換があるから
それまで体力をつける必要がある。
だから少しでも外気に当たらなければ。

周りがどんなに言っても、本人が納得しなければ 
どうにもならない。
私もそうだが、母も同じ。いや私以上かも。
他人が云々言ったって、ならぬものはならぬ。

でも、今回は本人が納得したらしく、私が訪ねて
お庭に出てみようと誘うと、体調が悪くない限りは
「行ってみようか」。
歩行器につかまり、ゆっくりゆっくり歩んでいます。

帽子と手袋。ベンチに敷くクッションを持って
お供をするアタシ。
「あんたは無給だけれど、秘書」

今日、任命されました。

「富士見乃研究所所長」秘書ってことね。了解。

母は相変わらず面白くて お庭でも笑いっぱなしの
私たち。
お父さんが見たら、羨ましがるだろうな~と
申し訳ないけれど・・・
でも、安心してくれる。そう思うことにしています。

わずかな時間ですが、お日様とお外の空気は
大切な栄養素!
今のうちに、寒くなる前に。
出来るだけ取り込んでおきたい。

新人秘書!所長に従いながら 任務に励みます。

なお、トップ写真は私たちがヘラヘラしながら
座っているベンチではありません。
こちらは「市民の森」。
ここまで車で来られるようになると良いけれど
無理をさせないのも「秘書」の役割です。


グースベリー(追記あり)

2013-08-05 | 日々のひとかけら

ある時 突然。「あ~そうだったか」と わかることがあります。

横浜で働いていた職場に 学生バイトたちがいました。
その中の1人が 夏休みにイギリスでホームステイをしてきて
「向こうにグースベリーといって ガチョウが食べるという実が
あるんだけれど・・・云々」

・・・えっ。グースベリー?

そうか。グースベリーだったのか!
子供の頃「グスベリ」と呼んでた 可愛らしい実。
(青い実は キウイの味にも似ています)
「グス」は「goose」。「ベリ」は「berry」。
ブルーベリーやラズベリーのお仲間だったのね。
それの短縮系(?)が グスベリ。
納得しました。

札幌での子供時代。近所の家の庭にあり 遊びに行っては
摘んで食べた酸っぱい実を
11階窓から 横浜の街を見ながら
懐かしく思い出していました。

そして、先日。函館で。
元町界隈を散策していて ふと目に留まった赤い実。
一粒摘んでみましたが 酸っぱい。グスベリ??

  

子供時代に食べたのは もう少し粒の大きい種類だったと思いますが
こちらのは小ぶりのようです。

自分の庭のものじゃないので
ジャムやお酒に漬けることは出来ません。

せめて・・・
遠い思い出の中で じっくり熟成させましょうか。

追記:じっくりと熟成しながら 思い出したのですが
もしかすると・・・これはレッドカラントかも。
記憶にあるグスベリよりも かなり粒が小さいような気もします。


寂しい夏

2013-07-31 | 日々のひとかけら

寂しい7月の終わりです。

ずっとお天気が悪く 雨模様の毎日がつづき・・・
そして 7月が終わります。

気温も夏日には遠く 涼しいと言うより 寒いくらい。
今日は21℃。明日の予想は23℃とか。
北海道の涼しさは観光の売り物には なりますが
あんまりうれしいことではなく・・・
冷夏・・・冷害の言葉が浮かんできます。

6月。父の埋葬式の蝉しぐれは賑やかでしたが
セミも鳴かない7月。
蝉しぐれを聞かない夏でした。

やっぱり夏は夏らしく。
涼しい北海道なら それなりの暑さが
北海道らしい暑さがほしい。

父の残した日記を見ると、去年の7月はもっと
暑かった。
几帳面な父は 毎日毎日 札幌と函館の気温を
書いていました。

去年の8月中旬~9月の函館らしくない暑さ。
いつまでも続いた暑さは 私も知っています。
病院からの突然の電話で飛んできて ずっと
こちらにいたので。

暑さは堪えるけれど、もう少し。あと少し。
短い北国の夏に、暑さがほしいのです。

函館は明日から「港まつり」です。
明日の夜は花火大会。
祭りの期間中もお天気はよくないようですが
「初めまして」の言葉を胸に・・・
花火もイベントも行ってみようと思います。

明日の花火が中止になりませんように

テルテル坊主の代わりに 晴れた日に撮った
「函館山」を トップ写真にしてみました。


スルーはできない

2013-07-27 | 日々のひとかけら

こんなのもあるんですね。

昨日行った総合病院の前。薬をもらった薬局です。

スルーはできませんよね?ブロガーは(笑)。
デジカメを出し撮ってきました。


   

ドライブスルー専用駐車場もありました。

昨日は車じゃなかったので お試しスルーが出来ず撮影のみ。
ちょっと残念。

あっ・・・
病院へ行きましたが・・・病気や怪我ではありませんのよ。
「富士見乃研究所」所長の娘。不死身ですぅ(笑)


サクランボ狩り

2013-07-25 | 日々のひとかけら

一昨日行ってきたサクランボ狩り。
苺狩りに行ったのと同じ農園です。

駐車場。前回とは違い、車がいない・・・
終業式直前なので、団体入園がないのでしょう。
でも。。。サクランボ狩り入園料900円のはずが
600円になっている。

もうサクランボがないってこと??

「手の届くところのが少ないけれど、踏み台に登れば
まだまだあります」と言う。

まぁ行ってみよう~と入園。
私は昔 母と余市でサクランボ狩りを体験済みですが
夫は人生初のサクランボ狩り。

長~いハウスが4棟。サクランボハウスです。
(余市の時は ハウスじゃなかったような記憶があります)

  

踏み台を探しながらも、取っては食べ。探しては食べ。
見つけた頃は けっこう満腹(笑)


高さ150センチくらいの踏み台ですが、不慣れな身には応えます。
でも、頭上の赤い実に群がる雀たちがライバル!
と言っても・・・登らなくても手を延ばせば届く枝にも ある。ある。

サクランボはもちろん うれしいけれど・・・空気と陽射しが うれしい。
園内のヒマワリも満開です。



結局、入園してから出るまで私たちだけの貸切状態。
割引が申し訳ないほどでした。

ハウスはビニールですっぽり覆われているのではなく、上側面と天井だけ。
暑くはありません。



もぎたてサクランボを買い、帰宅後 母のところへ早速持っていきました。
父がいたら・・・一緒に行って、きっとバリバリ食べたと思う・・・が
母に言うと 2人とも寂しくなるから言いませんでした。

ラズベリーもあり・・・


ブルーベリーはもう少し・・・


プルーン?プラム?


こちらは車で1時間弱で来られるところ。
そして、農園の皆さまの感じが とても良いのです。

道南の風と光と作物に降参の私たち・・・
次回は プルーン狩りに来ようと計画中です。


夏休みスタート

2013-07-23 | 日々のひとかけら

こちらの小学校の夏休みは 本州に比べると短い。

今朝「終業式はいつ?」と 近所の小3くらいの子に聞くと
「24日です」と言ったが・・・明日ですね。

北海道も札幌や旭川などは最高気温30℃になっているが
函館は涼しくて、今日も28℃。
私の生育温度です(笑)。

陽ざしはけっこう強いのに、湿度が低いせいか 暑くない。
そして、日陰に入ると涼しい。

こんな涼やかさを ラベンダーの香りとともに お伝えできたら
うれしいのですが