またこんな時期に限って来月から始まる大掛かりな仕事がいくつも入っていて、その段取りやお客からの色々なコール対応で追われてかなりギリギリで・・・どうも週末も仕事に出ないといけなさそう。
本当は今日あたり行かないといけなかったんですが、準備も間に合わないし明後日だろうな~・・・という事でせっかく先日から作って走るのを楽しみにしているスポカブで『小豆島を走る』ついでに『仕事』に行って来ようかな~と。
そんなスポーツカブですが、ブログ記事をチェックしてたら以前書いていた塩江散策の記事を公開したつもりで非公開のまま放置してた・・・。
下書きして公開し忘れはチョクチョクあるのでたまにチェックしないといけないのですが、今日気が付かなかったらもう忘れてたかも(爆)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/87/50f6ca4ab19cf9e660ace781be38aa58.jpg)
現在も使われている一つ目のトンネルを抜けると、道は狭く川の崖っぷちを進んで行きます。ふと見ると当時の鉄道の橋脚が。
当時は川の上をショートカットしていたようで橋は無くなっていますが、橋脚は当時の姿を残しています。70年も前のものにしてはしっかりと残っているものだな~と感心。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/75/2d7aecc932ec6579b9cfc623d8d296ae.jpg)
橋脚を過ぎてしばらく行くと二つ目のトンネルが見えてきます。
コチラのトンネルも70年前は列車が走っていたトンネルで、一つ目のトンネルよりも古びていて中も狭く、当時の面影を残しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c7/e895fa895b70b29151645427bc5750d1.jpg)
そのまましばらく行くと道も行き止まりになり、少々迂回しなくてはいけなくなります。ふと見ると沈下橋が。沈下橋といえば四万十川や吉野川が有名ですが、こちらの川でも結構見かける作りです。川から1M程度しか高さが無いようで本当に沈んでしまいそうです。
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鉄道の線路跡を見失ってしまったので、進行方向の小高い丘に登ってあたりを散策。
するとちょうどこの丘のあたりに向かって一直線の道が。その道の先を見てみるとトンネルのようなものが見えました。どうやらここまで登ってきてそのままトンネルで塩江方面に抜けていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1f/8f731b7b33d424647ce3103e415d4188.jpg)
茂みの奥のほうに入っていくと当時のトンネルがそのまま残っていました。
が、ココは全く使われておらず、付近も草が茂っています。反対側からも眺めてみたのですが、さすがに中は暗く足元も悪いようで入っていくには勇気が要ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/66/853c8e82d066998926be3885dda85606.jpg)
線路はトンネルの反対側からそのまま橋を通って塩江街道と香東川を越えていたようで、川を越えていく橋にかかっていた橋脚の一部が今も国道沿いに残っていました。普段横を通っていたのですが、あまりにも風景に馴染んで立っているので改めて見ないと全く気が付かず・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/17/6e61fbb8cc6c30c7218791064dba2f84.jpg)
終点になる塩江温泉付近。
川の手前の橋脚を最後に、塩江温泉鉄道の跡は今では全く残っていません。
対岸側の橋脚や、終点の駅のプラットホームが何処にあったのか分かるようなものもなく、廃線となってから60年以上という歳月を感じさせられます。
今回はスポーツカブでのんびりと遺蹟を辿ってみましたが、車などでは見落としてしまいがちな物を色々と発見する事が出来ました。原付で近くの遺跡を巡ってみるというのもいいものですね。
次は前から行こうと思っていた屋島~牟礼、庵治あたりをゆっくりと散策してみようかと思っています。