カツ★ガレーヂ

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水が無い

2008-09-01 21:22:21 | 日記
全国的には豪雨などで被害が出たりと大雨ニュースが流れ、海外ではハリケーンも上陸とかですが、四国では水がめ、さめうらダムの飲料水用の水が無くなり、特に香川は現在渇水による危機的状況で、給水制限状態にあります。

当分大雨の望みも無く、近々夜間など時間帯による断水になります。
こうなると家で夜風呂に入るどころか、トイレの水もなくなりますので、店舗なども軒並み夜間休業状態、うかうか会社で残業もできません。
さらに進むと朝と夜の食事の時間帯しか水が出なくなるのですが、そこまで行っては仕事にも支障が出るのでそうなる前に高知の山の方で雨が降ってくれるのを望むばかりです。

一昨日、さめうらダムの飲料水用の貯水率が0%になったのですが、水が無くなったのかと言えばそうでもありません。まだ発電用の水が残ってまして、以前の渇水の時からこの発電用の水も飲料用の水が無くなったら一時的に飲料用に回す事になり、まだ一ヶ月以上はダムの水が完全に空になる事はありません。が、これが空になれば特にさめうらダムの水に頼っている香川県などは完全に断水になり生活がままならなくなりますので、完全にダムが空にならないようにさらに断水が強化されていく、といった次第です。

さめうらダムは四国の中央付近、高速の大豊IC近辺に吉野川をせき止めて作られたダムで、四国四県のうち、特に高知、徳島、香川県がこれを水源として利用しています。中でも日本一狭い県、香川県はコレと言った水源が無くわざわざさめうらダムから香川用水を引いて、これを水源として頼り切っています。

という事で例年夏になりさめうらダムの水が減るとお決まりのように渇水状態になります。昨年はその前の冬が暖冬で吉野川水源の石鎚山系に雪が降らなかった為5~6月に渇水になったのですが、今年は大丈夫と思いきや秋が近くなって来ました。
数年前は断水もかなり厳しくなってかなりやばい所まで行ったのですが、台風が連続してきてからくも助かった事もあります。もうちょっと前だったか大渇水のときはうどん屋さんも休業や、器類を全て使い捨てにするようになったのを覚えています。なにせ頻繁なのでいつがいつの事かも分からない。そういえば仕事で香川に配属が決まった時に、『あんな水が無いところ行きたくない~~!』って言ってた覚えもありますしね・・・。

と言っても今に始まった事ではなく昔からで、一級河川も『これでも一級河川?』と言いたくなる様な小川。山から海が近く、さらには四国山脈の北側に位置しているので、よく雨が降る高知県などと異なり雨が少なく、昔から頻繁に渇水になる為ため池は多く有りますが、現在ではため池もよく手入れが行き届いていないor飲料水として使えるように整備されておらず使えません。
府中湖や満濃池を初め小さなダムは有りますが、これでは全然足りず、毎年渇水になる度にため池の有効利用や貯水池の増設が叫ばれていますが、行政は後手後手。
今年も新しく三豊方面に飲料用の新しい大型貯水池が完成したのですが、水を入れる前に渇水になり、水が溜められない状態になってしまいました。

結構他県からは自前で水源を作ろうとせず、他県の水源に頼りきって水を使い、他県まで渇水の巻き添えにする香川県は批判の対象になるようですが、その香川県に住んでる私も、これでは他県の人が香川県を批判的に見ても当然だろうな~と思います。
もうちょっと気合入れて対応を考えた方がいいのではないかと思う香川県行政。
どうでもいい道路ばかり作ったり直したりするよりも、もうちょっと考える必要があるんじゃないかと・・・。
コメント (2)
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サンタンスポカブのフロントフォークOH

2008-09-01 07:18:36 | スポーツカブC110
お盆からやろうと思っていたサンタンスポーツカブのフロントフォークのオーバーホール作業をやっとやる事が出来ました。

  

このサンタンのフロントフォークはボディーの錆に比べるとかなり程度が良いです。ホイールも錆びていたのでココも錆びていて当然ですが、当時の塗装がかなり残っています。赤スポのフロントフォークはアーム部分が結構錆びてたので、錆をとっても薄っすら錆が再発しています。

  

コチラはその赤スポのフロントフォークのOH前。こうやって見ると前期型のサンタンと後期型の赤スポとは結構ダンパー部分の形が違い、前期型のフロントフォークには水色のフロントフォークカバーも付いています。
アーム部分は形は同じです。

  

全バラにして古いグリスや泥汚れを取り、CRCで磨きました。
フォークの部分はプラスチックカバーが無ければバラせそうですが、下側のアームの固定部分が外せずココで断念。

  

アーム部分に新しいフェルトを付け、各部をグリスアップをして再組み立て。
アーム部分はC100系とは違うところが結構あり、フェルトなどもC110系専用部品です。

  

という事で再組み立て完了。
あとはフロントフォークに組んで、作業を進めていきます。
問題のリムですが、本来は適当なC100/C110の当時物の出物を見つけてソレを再メッキして使おうと思っていたのですが、進まず・・・。
どうするか考えていても仕方が無いのでC100系で使える鉄リムを買って、こいつでフロントホイールを組もうと思います。
9月中にはサンタンを組んで走らせたいところですね。
エンジンは1~2日あったらサクサク組みますし、足回りが一番時間がかかりそうです。

コメント (4)
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