
ちょうど今高松の牟礼でやっているイベントなのですが、日暮れから夜の10時まで、牟礼の街中を庵治石の『石あかり』がライトアップするというもの。
石あかりとは高価な庵治石の産地でもある牟礼ならではの庵治石を加工して中を電球やろうそくライトアップしたオブジェクトです。

ことでんの牟礼の駅前から北に約1kmほど、民家の前などに石あかりが数個づつ飾ってあります。その総数は約300個ほど。どれも個性的なデザインで、ライトアップされて綺麗に見えます。派手なイルミネーションも良いですが、こういう落ち着いたイルミネーションもまた風情があります。

石あかりロードはそもそも源平合戦の史跡をつないで散歩してもらう事も目的としているようで、歩いていると源平合戦の史跡などもいくつかあります。
その史跡も石あかりでライトアップされています。

道には石材屋さんもいくつか有り、石あかりや庵治石のオブジェが売られていたりします。そう手が届かないものでもなかったりするので、庭の飾りに欲しいな~など思いながら眺めていました。

石あかりロードの北端には、源平合戦で有名な那須与一が舟の上の扇を射たという言い伝えの駒立岩があります。

今も満ち潮になれば海に沈むであろう駒立岩。暗くてよく分からないですね。
源平の史跡巡りは改めて昼の明るい時にでも来ようと思います。

結局のんびり見ていて往復2時間くらいかかりました。さっさと見れば1時間もかからないかも。

石あかりもさながらきちんと無料の駐車場を準備していたり、町の方が誘導員や案内、無料でのお茶配りをやられていたりと、全くお金を取るでもなく、皆さんが無償で一生懸命盛り上げている所がすごく好感が持てました。
今年で3年目になるかと思いますが、今後もイベントが発展していったら良いな~と思います。