6/1(土) 6月、 水無月。
残雪を求めて右往左往、 ジタバタしております。 (笑) そこはまだまだ雪ー! でしたよ~。
梅雨の晴れ間、 針ノ木岳に登ってきました。 日本三大雪渓のひとつ、 針ノ木雪渓を詰めて・・。
毎度の夜の高速ブッ飛し (他車に迷惑かけないよう左車線テケテケ走行)、
登山口の扇沢に1時着、 仮眠。 クルマ10台くらい。 4時起床、 準備後出発。
おはようござい。 今年もよろしくです。

朝一の破砕帯おいしい水を汲む。 扇沢駅左先を行けば登山口がある。
舗装路を歩いてもいいが ここは純粋に登山路を歩いた。
雪解けが進んでいるね。 川に落ちないよう気をつけ左岸を行く。

いくつかの堤防を越えて行く。 この時期、 川右岸の夏道はまだ出ていない。

真っ青な空。 日ころの行いの結果かな。

倒枝のヤブ漕ぎしながら・・

このヤブが曲者だった。
行きたい所は見えているのにそっちになかなか辿り着けず、 ヤブ漕ぎしながら大回りでやっと本道へ合流。

しばしの格闘後、 やっとのことで針ノ木大雪渓取り付き着。

ここでアイゼン装着。 あの先へ、 あの頂へ。。
後ろからは爺さんに見守られ・・。

直登は針ノ木峠、 右斜面がマヤクボ沢の分岐。

前後人いない、 一思案。。 登りはデフォで針ノ木峠、 下りにマヤクボ沢を使おう。
峠直下がえらい急登。

で、 乗越すと、、、 (針ノ木小屋営業は7月から)

お久しぶりです。

なんだか最近よくお見かけいたします。 (笑) 小屋の前で最初の休憩。
ほどなくして出発。 振り返れば蓮華岳。

いつの日か 蓮華 ~ 船窪 ~ 烏帽子まで縦走したいです。 破線がつながる。。
ここからヤマレコによく載ってるトラバース路に入ります。

滑落したらさっきの出合いまでまっしぐら! 気を付けっぺ。

そして最後の急登を詰めると・・
針ノ木岳テッペン。

ここで大休止 & 360度の大絶景観覧。
いやあ、 ホントスゴかったです。
この前歩いた燕 ~ 表 ~ 大天井、 そして常念。 再奥に北穂、 奥穂、 前穂。
以前歩いた烏帽子 ~ 野口 ~ 水晶 ~ どっしりな鷲羽、 遠くに黒部五郎、 その右がたぶん薬師。
(そのうち読売も歩こうか)
で、 北側がこれ。

剱岳、 ドーン!!

黒部湖と剱、 一人占めですがなー。



上から目線であいスマソ。。
黒部ダム、 水少ない?

裏、 丸見え。。


北鎌、 プロの世界。 (山ちゃんチャレンジするって言ってた)

そろそろ下ろう。

爺、 鹿島槍、 遠くにG4と五竜、 この前登った唐松辺りかなー。
こんなん見るから登りの辛さ忘れまた来たくなってしまう。 んだ、 こりゃあ来るしかねーわな。
あのコルまでガレ場を下る。 気を付け降りるがついついこの絶景に目がいってしまう。

しかしBCの方はあの板付けてガンバルねー。 アナタたちはエライ!

夏場と違い今の時期は好きモノしか? 登山していない。 なので会った方とは自然と会話も弾む。
そこにはお互いここまで登ってきた脚力とガンバリを暗黙の了解で認め合っている空気感が生まれている。
皆、 仲間やね。
コルまであと少し。

さよなら黒部。 次回はまた下ノ廊下の時かな。

下ります! このバーン一人占め。

マヤクボ沢を下る。
横から見るのと大違いで降り始めたら結構な急斜面。 途中にはスゴイ落ち込み場所もあった。
BCが続々登ってくる。

ガンバ!!

後ろからシャーっとスゴイ勢いで抜かれた。 スキーヤーは降りるの速い。

この方と下でしばし会話。 速くて悪いねーと笑いながらBC。 それって反則ですよーとボク。 (笑)
何でも、 針頂上から下の大沢小屋まで30分かからないと。 さすがスキーは速い。
ソロ同士、 そんな少しの会話に疲れもフッ飛ぶいいひと時。
出合い着。

今日はBC9割り、 山ヤ1割りってとこ。

春スキー、 いいかもしんない。 春だけ復活すっかな。

後ろ髪引かれつつ、、 「オシ、 降りるか」

明日6/2(日)が針ノ木岳開山祭。 雪渓の取り付きの場所でその準備が終わっていた。


針ノ木岳、 ありがとうございました。 これにて三大雪渓完了! (白馬、 剱沢、 針ノ木)
今回で残雪山登りは終わりかなあ。。。
以上です!
THE 針ノ木。