中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

AKB48

2013-02-05 07:40:31 | 身辺雑記

 AKB48というアイドルグループがあります。こう言うと今更なんだと嗤われるかも知れませんが、テレビもなく、芸能関係のことにはまったくの無知の私には、AKBが何の略か、48が何を意味しているのか知りません。ただこのグループが若い可愛い女の子の集団だということは聞いています。 

 このグループの最古参のメンバーの一人が、髪を丸刈りにして謝罪する姿が動画サイトで公開されたという記事を見ました。この女性は人気があるようですが、私は初めてその名を聞きました。謝罪の理由は週刊誌で男性芸能人との交際が報じられたことのようで、「メンバーやファンの皆さん、スタッフさん、家族、たくさんの皆様にご心配をおかけしまして、本当に申し訳ありません」と涙ながらに謝罪したということです。男性との交際くらいで仰々しいと思いますが、前にこのグループではメンバーの交際や恋愛はご法度だと聞いたことがあります。年頃の若い娘ですから交際くらいはあるでしょうし時には恋愛関係もできるとは思うのですが、グループとしての秩序を保ち、芸能界にありがちなスキャンだるを防ぐためには、こういう規制も必要なのかも知れません。 

 ただ、だからと言って丸刈りにして謝罪することまでは必要なのかと疑問を感じます。ツイッターやブログなどでは、最近問題になっている運動部の「体罰」にも結び付けた批判も掲載されるなどさまざまな議論が起き、改めて社会問題になっている、体罰やパワハラといった問題に結びつけて論じる動きが出ているとのことです(NHKオンライン)。

 丸刈りにして謝罪や反省の意を示すというのは高校の運動部辺りにありそうなことで、日本的だなと思いますが、女子の丸刈りは珍しいでしょう。かなりの決断だっただろうと思いますが、これが本人の意思でなく他から強制されたものなら確かに「体罰」ととられるでしょう。本人の自発的な行動なのか上から強制されたものかは分かりませんが、芸能界にもスポーツ関係団体にある古い体質があるように思いました 

 それにしても週刊誌というものはごみ箱をあさるようにしてスキャンダルをかき集めて記事にし、その結果として対象になった本人がどうなろうと知ったことではないという在り方で不愉快なものを感じます。大衆の需要があるから提供していると言うのでしょうが、このようなイエロウ・ジャーナリズムと言うものは汚らしいものです。