宮崎アニメ「風立ちぬ」が今日から一般公開されましたね。
前評判の高い映画なので、早速ご覧になった方もいらっしゃると思います。
小生は一足早く先週金曜日(7/12)に試写会が当たって、雄ちゃんと観てきました。
あまりネタバレになってはいけませんので、小物をひとつだけ紹介させていただきます。
それは計算尺です。何のことかお分かりですか?
これが実物の写真です。
48年前のものを雄ちゃんと憲ちゃんからお借りしました。
使い方にご興味のある方はインターネットで検索してみて下さい。
このアニメは飛行機技師を目指す青年の物語だということはご存知だと思います。当時(1920年代)は今のようにパソコンは普及していませんでした。もっぱら工業系に用いる計算(乗除算および三角関数、対数、平方根、立方根など)には計算尺が使用されていました。小生も一応工業高校卒ですので、計算尺を勉強しました。当時は日本商工会議所主催の検定試験まであったのです。試験は1981年(昭和56年)頃まであったとのことですが、電卓の普及により今は化石になってしまいました。
この計算尺がいろいろな場面に登場します。最初の場面は骨折したときの副木用です。メインは飛行機の設計で大活躍します。この計算尺で飛行機の設計が出来たのです。
デジタル人間がこんな事を云う資格はありませんが、このアニメはあまりにデジタル社会になったことへの警鐘もあるのではと思いました。これから映画をご覧になる方はこのアイテムにご注目です。
工業高校卒の視点で見た「風たちぬ」の感想でした。文学青年(?)はまた違う感想がありますが、それは又の機会にします。
いつも読んでるよ。
元気に活躍されているようで、なにより。
今日の朝日新聞のローカル版に、堀越二郎の企画展の記事を
見つけたので、さー坊は知ってるかもしれないが報告しなくちゃ、と思ってネ。
出身地の藤岡歴史館で九月八日まで。入場無料だって。
計算尺も展示されているぞ!
俺は零戦なんて全く興味がなかったが、最近たまたま「永遠のゼロ」を読んだので、「風立ちぬ」も近々観に行こうかなと思っている。
8月1・2日は爺ケ岳の予定だった。さー坊は雨で苦労したようだね。我がパーティはカシコクも前夜に中止を決定したよ。ハハハ‥‥。
またね。
こちらこそご無沙汰しています。風立ちぬ情報有難うございます。
良い悪いは別にして、ゼロ戦や結核はその時代を代表するものだったんだと思います。
平標山は相当前に宿を予約した事もあり、駄目もとでチャレンジしてみました。
フルムーンの湯にも入れたし、江戸前ずしもリーズナブルに頂けて、それなりに楽しい山行きでした。今度はどちらかの山頂でお会いしましょう!