京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

「赤毛のアン」展

2008-06-11 23:30:33 | ギャラリー
「赤毛のアン」出版100周年を記念した展覧会

       
       日本橋三越新館7階。アンに自分を重ねた夢見る少女
       だった女性たちが会場に溢れていました。

        
        赤毛のアンちゃんが会場でお出迎えをしてくれます。

        作者のL・モンゴメリーは好奇心が強くて、きれいなもの、
        新しいもの、可愛いもの、色んな物に興味をもっていて、
        興味ノートがあったんですって。
        特にカメラが好きで、写真をいっぱい撮っていました。
        
        私とおんなじって不遜にもうれしくなりました。

           
           売店で、吉村和敏さんのプリンスエドワード島の
           絵葉書と「赤毛のアンの料理ブック」という本を
           買いました。

6年前に念願叶って、憧れのプリンスエドワード島に行ってきました。
  以下、そのときの写真から。

どの場所でもここに立った記念とばかりに私、友人、誰かが写っていて、
絵葉書のようには見せられない写真ばかり。
そして、たった6年の間にもう写真の色が褪せているのにはびっくり。
勿論、撮影技術が下手だったせいもあるのですが。
でも、赤毛のアンの島に降り立った感動は少しも褪せていないし、
アンへの憧れもまだまだたっぷり持ち続けています。

               
        原書のタイトルになっているグリーンゲイブルス。
        緑の切りづま屋根の家。


ケンジントン旧駅舎               「光る湖水」

        
        プリンスエドワード島を採り続ける写真家・吉村和敏さんの
        絵葉書。こんなふうにリンゴの花が咲く季節にもう一度
        行ってみたい。今度は3年前まで世界一長い橋であった、
        コンフェデレーションブリッジを渡って。

        赤毛のアンはただの少女小説ではありません。
        自分で自分の道を切り開いていくアンを通して
        女性の自立をテーマにしています。やさしさと強さ、
        繊細な感受性と行動力、だから「赤毛のアン」が多くの
        少女達のバイブルになったのです。

        「明日は失敗のない新しい日」
        アンのようにしょっちゅう失敗をする私にとっても
        自分を慰め、奮い立たせるありがたい言葉でした。

        私の中にもあるアンを懐かしむステキなひとときでした。