京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

シャッターチャンス!

2008-06-18 23:06:04 | ちょっと立ち話
買い物帰りの路でランタナに舞う揚羽蝶を発見

        
        蝶は2匹、あっちでひらひら、こっちでひらひら…
        ちっともじっと止まってくれない


ここかと思えばあっちへひらひら…
あっちにカメラを向ければまたひらひら

        
        止まったシャッターチャンスと思ってもシャッターが
        落ちきらないうちに飛び立ってしまう


もっと落ち着いて蜜をめしあがったら

        
        こんなにキレイな花がまだまだたくさんあるのだから
        そんなに慌てなくても…

        バシャバシャシャッターを押して何枚かは撮れている
        だろうとやっとカメラをしまった。

        歩きながら思いついた。こんな時こそ連写機能を使えば
        よかったんだと。
        でも設定し直している余裕はなかったよ~。


クチナシが雨待ち顔で満開いい匂いでした。

        
        シモツケも咲きそろってきました。なかなか可愛い

        買い物帰りでなければもう少しウロウロ撮影歩きを
        したいところだけれど、荷物が重くなってきたァ


みんなゼラニウム

2008-06-17 22:36:04 | ちょっと立ち話
ぺラルゴニウムと札が挿してありました。ゼラニウムの仲間なんですねえ。

        
        ゼラニウムの仲間ですからフウロソウ科。
        ゼラニウムは南アフリカ原産です。


花びらが大きくて、ツートンカラー。
初めはくっきり、段々白い部分がピンクになってきました。

        
        匂いのいいゼラニウムをセンテッド、または
        ハーブゼラニウムといいます。
        コレはシナモンゼラニウム。


シナモンの匂いはあまり感じない…

センテッドゼラニウムにはアップル、レモン、ライム、
アプリコットやへーゼルナッツもあります。

        
        センテッドゼラニウムの中で最もポピュラーな
        ローズゼラニウム。


この花はとてもいい香がします。
葉っぱを触っても匂います。

         
        これはエンジェルぺラルゴニウムの「ランディ」
        エンジェルは小型のぺラルゴニウムらしい。


もう10年くらい前に買った鉢。
花が終わると枝は切り詰めますが、また蔓のように伸びて
毎年たくさんの花を付ける。怠け者の私向き。

センテッドゼラニウムは伸びた枝の先を切って挿すと
  すぐに根付いてあくる年ちゃんと花をさかせる。律儀さが鬱陶しいくらい。

  ぺラルゴも枝を詰めるだけ。ただ、小さめの葉っぱがカラカラに枯れて
  ぱらぱら落ちるのが…ウチの庭はベランダなんだから


花菖蒲園

2008-06-16 23:44:25 | 季節のことば
花菖蒲も雨に映える六月の花。
神奈川県相模原公園の花菖蒲園・水無月園に行ってきました。

           
           菖蒲鑑賞日和とは程遠い夏の陽差しが
           菖蒲田の水にギラギラと反射して…

           
           そんな熱気をそ知らぬ顔の清清しさ。
           「千代の春」という名札が。



           
           水無月園は和の風情と言うよりは品種ごとに
           区画された配置の美しさが楽しめる。



           
           30000株の花菖蒲が整然と植えられた広い
           菖蒲田も壮観で美しい。

           
           「天女の冠」
           八重の花菖蒲なんて初めて。華やかで上品、
           天女の頭上に似合いそう。
           
           花菖蒲はしっとりと雨の風情と中ともにめでるものと
           思っていたけれど、明るい公園の花菖蒲園もからっと
           していていいかな
                      

菓子の花

2008-06-15 22:48:34 | ちょっと立ち話
地下鉄副都心線が開通。新宿のデパートが全部地下で繋がり、
デパートは活気づいて…

伊勢丹の地下で食料品を買うついでにウロウロ。このウロウロがいけない
「五感で味わう」和菓子と銘打つ「涼感・和菓子フェアー」に引き寄せられて

           
           行徳の菓匠「京山」
           「選・和菓子職」の技術部門の審査員をつとめる
           佐々木勝氏が作る3cm程のミニ煉切り上生菓子。

           12個の初夏の煉切りの中から3個単位で選べます。
           迷って迷ってこの6個。全部花になってしまいました。


花菖蒲              牡丹               薔薇


なでしこ             都忘れ              朝顔

小さいのに繊細で美しい
明日は「和菓子の日」なのだそうです。一日早くいただきま~す。
そうそう、今日は「父の日」なんですよね。

           
           「たちばな」の父の日セット。仏壇に供えてきました。
           たちばな名物パンセとスイートポテトが2個づつ
           はいっていました。


タイサンボクは大山木

2008-06-14 23:51:07 | 季節のことば
タイサンボクが次々と大きな花を咲かせているけれど…
高い枝に上向きに開く花はなかなか素顔を見せてくれない。

        
        一番低位置の蕾がほころび始めた。見つけたのは2日前。

        
        今日あたりはと、満を持して駆けつけると、もうこんなに開いて
        一番低いといっても塀の上、背伸びをしてやっとカメラに収まる
        高さです。

        
        あっという間に開ききってしまうのですね。
        蘂が花びらの中に落ち始めていました。ぎりぎりセーフと
        いうところでした。昨日来ればよかったのかも。

        タイサンボクは木が大きくて山のように見えるから
        大山木というのが名前の由来という説もあり。
        泰山木とも書かれますが、大きいのも道理で、北アメリカの
        生まれです。モクレン科

        
        上向きにカメラを構えていたら、ビワの実を見つけました。
        やっぱりノッポの木の上の方に成っていました。

        
        いい形をしています。色が付いてきて、おいしくなりそう。
        収穫するつもりなら、鳥と競争です


梅雨晴間(つゆはれま)

2008-06-13 23:24:31 | 季節のことば
今日は青空、夏のような日差しでした。

梅雨晴間焼きむすびなど匂はせて  星野麥丘人

                
        晴れるとどこからかノラたちが出てくる
        雨の時はどこにいるのかなあといつも思う。

        門の前で番猫のように行儀よく。

        
        カメラを構えて前を歩くと、胡散臭そうに目だけが追う。
        この子はよく見かける黒君です。

        
        ステンレスのポストの上がひんやりと気持ちいい~

        
        “どこ 見てんのよ~なんか、悪いの~”

        
        カラッと晴れて気温は夏。暑かった~
        夏ツバキの涼しげな花にほっと一息。

        飛騨の子の花いちもんめ梅雨晴間  松鉄之介
         

雨に歩けば♪

2008-06-12 22:36:03 | ちょっと立ち話
夕べからしとしと、本日は梅雨日和
仕方なく雨の中買い物にでかける

        
        煙雨の中、まず目に飛び込んでくるのは朱色。
        緑の葉の中に赤い火のような花だから一層鮮やかなのでしょうね。
        「紅一点」はこのザクロの花のこと、王安石の詩の一節だそうです。


花ザクロはザクロの園芸種で実はなりません。
ザクロ:ザクロ科西南アジア原産。別名八重ザクロ

        
        ヒルガオ。万葉集で顔花と歌われているのはヒルガオで
        あると言われている。
        顔中に雨の雫を溜めて。涙?それとも青春の汗?


クチナシも雨が似合う花。
曇りの日の方が香も強く感じられます。

        
        クチナシも八重と一重がありますが、250種もあるそうです。
        ちなみに、八重にはやっぱり実が成りません。
        クチナシ:アカネ科アジア、アフリカ原産


ホタルブクロ。メルヘンチックな花。
その名の由来の一つが、子供が蛍を入れて遊ぶからとか。

        
        シンプルで素朴な花。
        ホタルブクロ:キキョウ科日本、朝鮮、中国原産

        雨降りを喜ぶ花たちの元気な姿に会えて、
        雨の中のお出かけをねぎらってくれました
        雨の日も歩けば楽しい


「赤毛のアン」展

2008-06-11 23:30:33 | ギャラリー
「赤毛のアン」出版100周年を記念した展覧会

       
       日本橋三越新館7階。アンに自分を重ねた夢見る少女
       だった女性たちが会場に溢れていました。

        
        赤毛のアンちゃんが会場でお出迎えをしてくれます。

        作者のL・モンゴメリーは好奇心が強くて、きれいなもの、
        新しいもの、可愛いもの、色んな物に興味をもっていて、
        興味ノートがあったんですって。
        特にカメラが好きで、写真をいっぱい撮っていました。
        
        私とおんなじって不遜にもうれしくなりました。

           
           売店で、吉村和敏さんのプリンスエドワード島の
           絵葉書と「赤毛のアンの料理ブック」という本を
           買いました。

6年前に念願叶って、憧れのプリンスエドワード島に行ってきました。
  以下、そのときの写真から。

どの場所でもここに立った記念とばかりに私、友人、誰かが写っていて、
絵葉書のようには見せられない写真ばかり。
そして、たった6年の間にもう写真の色が褪せているのにはびっくり。
勿論、撮影技術が下手だったせいもあるのですが。
でも、赤毛のアンの島に降り立った感動は少しも褪せていないし、
アンへの憧れもまだまだたっぷり持ち続けています。

               
        原書のタイトルになっているグリーンゲイブルス。
        緑の切りづま屋根の家。


ケンジントン旧駅舎               「光る湖水」

        
        プリンスエドワード島を採り続ける写真家・吉村和敏さんの
        絵葉書。こんなふうにリンゴの花が咲く季節にもう一度
        行ってみたい。今度は3年前まで世界一長い橋であった、
        コンフェデレーションブリッジを渡って。

        赤毛のアンはただの少女小説ではありません。
        自分で自分の道を切り開いていくアンを通して
        女性の自立をテーマにしています。やさしさと強さ、
        繊細な感受性と行動力、だから「赤毛のアン」が多くの
        少女達のバイブルになったのです。

        「明日は失敗のない新しい日」
        アンのようにしょっちゅう失敗をする私にとっても
        自分を慰め、奮い立たせるありがたい言葉でした。

        私の中にもあるアンを懐かしむステキなひとときでした。


梅雨の晴れ間に

2008-06-10 22:50:04 | ちょっと立ち話
天気予報を見ると、今日だけがお日様マーク。

というわけで、爽やかな空気を吸いに高原に行ってきました。

        
        野辺山の高原野菜畑の向こうに八ヶ岳
        ズミの花が木を白く覆っていました。


ズミ:バラ科韓国原産
別名コナシ、コリンゴ。秋に可愛い真っ赤な実がなります

                 
        清里高原のポピー畑。毎年面積が広くなっているようです。


ルピナスもあちこちに咲き出て、華やかな色を添えています。

        
        赤いポピーの中に青い矢車草が混じってキレイ。
        このパターンは定番。同じスペースに毎年登場。


白い柵の周りにはデージー。高原ぽい~

        
        時々、真っ赤なポピーの中からひょっこり顔を出す
        ピンクや白のポピーは、アイドルのようで可愛い


野辺山までやってきた目的の一つはこの青梅。
高原野菜の市場で今年の梅仕事用の梅を仕入れるため。
私はこの1キロで梅ジュースを作ります。
母はカリカリ梅と梅ジュース用に10キロお買い上げ。

        
        梅の他にも新鮮な野菜や果物をどっさり積み込んで
        もう一つの目的へ。
        清里の清泉寮のソフトクリームで~す
        ジャージー牛のミルクのソフトクリームは濃厚。
        観光バスも大挙してやってくる美味しさ。
        緑の風がさらに美味しさをプラス。


ついでに本日のランチも。
私のチョイス、「有機野菜のタリアッテレ」

        
        何度か宿泊したことがある清里高原ホテルのレストランで。
        背景もご馳走

        東京の湿気が嘘のような高原の空気を吸い込んで
        心身がクリアになった気分。また元気が出ました


改良品種

2008-06-09 21:15:41 | ちょっと立ち話
トンビがタカを産んだわけではなくて、品種は同じなのですが…

        
        お花屋さんで見たとき、ブルースターに似てるなあ
        と思ったのです。花の名を聞くと「ブルースター」と
        言う返事。だってブルーじゃないじゃない


でも星のような花の形も葉っぱも確かにブルースターよね。
納得いかなくて、調べてみたら、そのものずばりピンクスター
と言われているようです。ホワイトスターもあるそうです。
正しくはオキシペタルム・ピンクスター。ブルースターを
改良して作られた花だそうです。ガガイモ科とは驚き
原産地はブラジル、ウルグアイ

        
        母が仲良し花屋のおじさんから2鉢買って、ついでに
        大きなプランターに植え込んで貰ったそうで、玄関横
        にド~ンとおいてありました。
        バーべナ?


そうよ、いい色でしょう
挿してあるタグを見ると「スーパーべナ」
また、ベタなネーミング
病気に強い原種を改良した強健なバーベナで、花房も
大きくなったのだそうです。
バーベナ:クマツヅラ科南北アメリカ原産

紫もピンクも美しいけれど、白も楚々と清らかでいいですねえ
        
        ヒメシャラ(姫沙羅):ツバキ科日本原産


沙羅と呼ばれている夏ツバキより花が少し小さいので
姫沙羅と呼ばれる。

        
        沙羅は一日花、ポトリと地に落ちた白い花にも
        風情があるけれど、姫の方も一日で散るらしい。
        ホトホトと地面に落ちた姿に、ポップコーンを
        ばら撒いた子供を思い出して、ちょっぴり切なく
        なったりして… 風流とは遠いイメージだなあ