ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【十二ヶ月の夢の詩:1月 みいさんの夢】

2024-04-12 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウト 新しいページにようこそ♪

 

ずいぶん久しぶりの更新になりました。

留守中にも読みにきてくださったかたがた

ありがとうございます。感謝

 

そしてやっと1月の詩を載せます

ずいぶん前にできていたのです。

2月のと一緒にと思ったのですが、

いつものと少し違うのと長いので

まずがこれ一つで載せてみます。

 

ずいぶん前にblogで書いたことある

お話なので覚えていらっしゃるかたも

おられるかもしれません。

もしよければお付き合いください

 

 

【十二ヶ月の夢の詩:1月 みいさんの夢】

お昼寝のあと からだが重くて
いつもの時間に起きられなかった
もうすぐ”お帰りなさい”の時間なのに

しかたないので
そのまま寝ていた

ふと目覚めたら体は軽くなっていて
ほんのり明るい場所にいた
少し先に座っている
小さいときに別れてしまった
お母さんと兄弟たち
会えて嬉しい

みんなの姿は丸い光の中にあって
大きい小さい 欠けた円のもあるけれど
それぞれ綺麗な色をしている

お母さんが「よくがんばったね」と
優しく笑って言ってくれたの

そう、がんばったのよ
とても暑い日は川のそばの木陰
凍える日には建物のすみ
風が避けられるひみつの場所
小さくなって我慢した

たいていはお外の仲間と
車がとまる広場にいたの
本当は車が動くとあぶないのだけど
ちゃんと見て避けた
天気のいい日は日向ぼっこできた

お友達のクロシマちゃんと
近所の家の散歩もしたよ

嵐の日には
お庭の屋根の下に
運んでくれるひともいた
仲間もひとつずつ運んでくれた
ちょっとの間でも嬉しかった

毎日のごはんはあったの
広場のすみに
入れ物にいれて出してくれて
お水もあった



小さなお皿に一杯ほど
それだけあればゴミを触ったり
悪さなんてしない 
たまにごはんが遅いときは
おててを揃えて座って待ってた
お行儀いいので私のことをお
”お客さん”というひともいた

嵐の日の屋根の下は
いつも少しの間だけ
晴れたらまたお外、でも
優しいおばさんと
その場所が好きだった けれど
ある時そこはこわされていった
機械と人が来てくずしていった

でもまた新しいうちができるのを
見たことがあったので
一生懸命待っていたの
車の下から見えるので
いつできるのか
ちょっとの雨ならがまんして
毎日毎日みていた

そのうちに ご飯の場所が
お向かいの家の車をとめる
お外のへやに変わっていった

そこの奧は雨風こなくて
しっかり隠れて安心だった

だってそれまで
カラスにご飯をとられた
こともあったのよ

前のおうちのおばさんは
もういなくなった
寂しかったけど しかたない

ある時いつもとちがって
ちょっと狭い箱の中に
ご飯を置いてた

少し心配だったけど
お腹が空いて
つい食べに入った

そしたらがしゃんと
とびらがしまって捕まって
しまったの

怪しいものに
よく気をつけてた
いつでもお母さんの
いいつけ守ってたのに

わたしは怒って
ご飯の皿をビリビリにしたけど
どうにもならない



誰かに箱ごと
運ばれた

でも次に着いたのは
犬や猫たちと人が
一緒にいる部屋、
怖い人はいなかった



わたしは優しい手つきのひとに
網に入れられて運ばれて
白い服の人にあちこち
触られたり見られたり

怖くなかったので
静かにしてたら
かしこいね、とほめてもらった
人が好きなのかな?
とも言われた

そして猫がたくさん
いる場所に来て
わたしはしばらく
小さい箱の中でくらした
優しいひとはてんしゅさんと
呼ばれていた

そのうち
てんしゅさんのお家に来たの



箱からも出して貰った
ここがおうちよ、と
言われてとても嬉しかった
みいさんと名前もできた

本当はずっとおうちの中で
暮らしたかった
お家の中の猫たちをみて
私もそうならと思ったりした

どこではなれたか
忘れたけれど
ほんの小さい時にはそこに
いたと思う

優しいてんしゅさん
夜に目があいて
どこにいるのかわからなくて
鳴いてしまっても
おこらない

大丈夫よと
教えてくれた

てんしゅさんが大好きに
なったので
てんしゅさんが毎日出かけて
帰る夕方にお部屋の戸のそばで
おかえりなさいとお迎えしたの

みいさん、ただいまと
笑って頭を撫でてくれた

そういえば
おかえりなさいの時間なのよ
私さっき起きられなかった

てんしゅさんはどこ、とさがすと
下にほうに見えてとても悲しそう
私の体を撫でている
少ししてまわりを綺麗なお花で
飾ってくれた

体を置いてきてしまったの
ごめんなさい、もう戻れない

ありがとう
おうちでとても幸せだった

前をみると
まあるい光の中に
お母さんと兄弟たち
みんな待っててくれたの

いつの間にか
くろしまちゃんや
広場で会ってた他の子もいる

一緒にいくね
明るいほうに

 

※みいさんは16年の猫生のほとんどをお外ですごした三毛猫でした。小さな体で賢く強くお外でがんばり最後の半年
優しいひとのおうちの子として暮らすことができました。外猫としては長生きしたのは小さなころどこかで
飼われていたからかもしれません。見守りのある地域で生まれた年を知っている人が近所にいました。

 

 

 

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【十二ヶ月の夢の詩: 9月 赤い森…10月 森の奧…11月 初冬の幻影…12月 冬至の夜の夢】

2024-01-30 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズ ノウト新しいページにようこそ♪

 

能登半島地震 被災の土地の皆様に心から

お見舞い申し上げます

厳寒の季節をどうか乗り越えて安心できるの生活を、

そして一日も早い復旧をと祈ります

***********************************************

 

2024年のblogは詩のページからとなりました。

新年よもやまblogか何か他の話題?と思っておりましたが

地震のニュースに気おされ書くことができませんでした。

 

これまで基本的に…自分的にひと月一度を目安に

十二ヶ月の詩を創って載せていたのですが

昨年秋以降また数か月貯めておりました。

途中まで書いて仕上げで止まったのばかりで

理由は自分でもわからないのですが

昨日~今日、何とか纏まったので載せてみます

やや長めのページかと思いますが

もしよければお付き合いくださると嬉しいです

 

☆12ヶ月の夢の詩:9・10・11・12月

【9月:赤い森】

何もかも燃え尽きるほど
暑かった夏は

熱に浮かされて
新たな言葉を作り始めた

それらの葉先は
灼かれて朱い

並べて読むのは
造作ないこと

同期の速度を
知るものならば


質量を持たない言葉と
電子のリズム
纏って装う
誰かの分け身

小気味よく軽い音程たちは
選別されつつ
進化を続け

星の導火線を
点けたり消したり

    真昼のかげろう
    地中に逃れた
    声を探して
    耳を澄ましても
    草木の影
    ただ冷えていく
   
葉月の熱は
薄羽色の風に掃かれて
姿を隠す

鮮やかすぎた
光の景色の跡に
取り残された
深すぎる影は

見えない大きな
手に運ばれて

西と東が
出会う地の果てで
誰にも掴めぬ
遠い夢になる

 

【10月:森の奥】

森の奥深く
高い木立の上方は
白い霧に包まれて静か

鳥の声だけが時折響く

湿った土を踏みながら
歩き続ける

そんな夢をみた

胸の奥まで
深い緑の
香り広がる

歩みを一つ
進めるたびに
記憶を一つ消してゆく

自分の名前も
もうじき無くなる

そして五感は
幸せで満ちる


霧の中で聴く
鳥たちの声は
意識の凪を微かに
揺さぶり

心の中に
望みの燈火を
幾つか点す

夢から覚めても
明かりは消えずに
埋み火となる

 

【11月:初秋の幻影1~4】

『1.氷空(そら)の果て』

天翔ける冬の鳥
凍る蒼穹を
鋭い嘴と風切羽根で
切り裂いて
氷空の果て
見えない未来へ飛んでゆく

『2.干潟の手の影』

干潟を宿す海は
空と同じの鉛色
ひと手は何かを
迎えにゆく形

雲が形を変えたかのような
大きな手の影
ひと手は何かを
つかもうとする形
もうひと手は
落ちないように
掬い上げる掌のかたち

雲の切れ目から
昼から夕への陽光さして
水平を少しずつ
碧色に変える

 

『3.夢の中の光る闇』

深い水底から呼びかける
無垢な声たちを
ゆくりなく聞いた

幾重にも幾度でも
響きあい広がる
その音の環に捉えられた時
夢の中の
光る闇を目指して
心の旅が始まる

『4.美しい目』
美しい目が見ている
限りない悲しみと
慈しみを抱いて
定めの行方と
星の行く末を
見守っている

 

【12月:冬至の夜の夢Ⅰ&Ⅱ】

『Ⅰ.太陽が生まれた日の夜』

太陽はつい今しがた
生まれたばかり

まだ幼いので
早くに沈む
宵闇はすぐに
降りてくる

凍てつく冬の長い夜
黒の天鵞絨色の天幕

月の歌と
星のさざめきが
鈴を振るように
辺りに響く

流れ星は
ひとつ またひとつ
遠い宙の巣に帰る

暗闇を怖れず翔ぶ
予言の鳥が
柔らかな羽音と共に現れて
知らない国の言葉で
話した

行き場を失くした
明日の夢が
どこに隠れたか

泥の海の水底の奥に
潜った魚に

尋ねなければ
ならないと言う

確かにそうだと
思われた

『Ⅱ.夢の音たち』
海水は青く鈍色を深め
潜ろうとしても
海の奧底は果てなく暗い

それでも奥に
意識を凝らして
耳を澄ませば

海中を揺らす
くぐもる響き
丸い泡が
小さく浮かぶ

忘れられても
消えることはない
無心に生きた
小さな命の
紡いだ声は

どこか懐かしい
色合いの調べ

交信するため
もっと深くと
念じた瞬間

朝の明るさが
瞼で弾けて
現の床で目が覚めた

鮮やかな夢のリアル

月の歌
星の呟き
鳥の言葉
魚たちの声

確かに聞いた 
その音たちに

次いつ会えるか
あるいは永久(とわ)に
失なわれたのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   
 

 

 

 

 

 

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今年もお仕舞よもやまblog☆彡

2023-12-30 | ライトフロウズ

ライトフロウズノウト令和5年の晦日のページにようこそ♪

生駒に越してきて早4年目、4回目の冬を迎えます...

なのにblogはこれまででいちばん間があいてしまいました。

 

長い留守の間も読みにきてくださった皆様ありがとうございます。

正直なところblogのお客様0人になってしまうかと

思っていました。定期的にまめに更新できるかたも

たくさんいらっしゃるので。

 

特別な何かがあった訳ではなく、書きたい話題もあったのだけれど

パソコンを変えたのと、家の内外のリノベなどで

静かに書ける場所の移動必要だったりなどで更新滞り

つくづく集中に時間かかるし書くのが遅くて困るなと自分で

思っておりました。

 

3年経てばそろそろ生駒中心にして近くで落ち着いて生活できるかなと

思っていましたが、今年はかえって移動多くて

遠方も含めて他府県にいくことが多かった一年になりました。

前から多少風来坊の気質が少しあるため

お仕事や用事で住まいとは離れた場所に行くことは

時々はあったのでこれまでと同じとも言えるのですが。

 

昨年秋頃から続いてお隣大阪府を超えて

兵庫県芦屋市のあたりも定期的に通っておりました。

不思議なご縁です…

神戸方面に向かう電車の中から

大学の時に毎日見ていた甲山をまた見ることができて

嬉しい…のですが友人が何人かいる西宮あたりを

通り越していくのでちょっと寂しい気もしつつ、でも

お仕事の中の移動なので途中下車などはできない

タイミングなのでした。

 

遠方は九州で、今年初めて熊本県に行きました。

昨年は長崎県初訪問、今年も諫早市再訪問しています。

これは諫早出身で大阪で詩を書いた近代詩人伊東静雄の

作品風景を追いかけて、という流れの中なのですが、

今年熊本に行ったのは

諫早では水門が閉じられた結果ほとんど見られなくなってしまった

有明海の干潟が熊本県側にはあり(佐賀県にもあるそう)

たまたま友人が熊本を訪れてSNSに投稿した写真の幾つかが

有明海の写真、でその場所にぜひ行ってみたいと思ったのでした。

視察という言葉を使ってくださった案内の方がおられたのですが

私の動機はごく個人的でその色と空気に直に触れたいという願いで、

詩作と朗読との両方にきっと必要という感覚的なものでした。

長崎~熊本、それぞれ本当にとても良いところです。

いつかまたゆっくり行けるといいな。

 

お仕事場所の移動もあり、JEUGIAカルチャー池田アゼリアは

10年目でしたけど作秋終了(予定通り・通勤2時間がやや遠く)

でなんばパークス店も会場フロアのリノベーションのため一旦講座終了、

とともに松井山手店で来春講座開設という運びになり

現在準備中という状況です。

 

松井山手は今年から裏千家茶道のお稽古に通っている場所、

近鉄京都線・JR(何線だったかな)で京都と奈良の中間あたりですが

落ち着いた土地で私にはいろいろな面で良い効果をもたらしてくれます。

携帯持ち込みなしなのでSNSでご紹介できないのが惜しいですが

素晴らしい先生とお稽古茶室の設え、ご一緒のお社中の

心優しいかたがたと共に静かな時間を過ごすことが

できてありがたいです。普段サザエさんのようにばたばた

すること多い私なので、気持ちのリフレッシュとリズムを整える

ことができることを実感します。

 

英語塾の講師お仕事はひとつ、比較的近い駅4つ奈良寄りの

学園前でいただいているのもあります。

 

今年は豊中第九も参加できて久々に合唱練習~舞台

体感することもできました!

12月24日クリスマスイブ本番だったのですが

豊中第九では合唱練習会場が

豊中市文化芸術センターの大・中・小ホールであることが多く

コンサートホールの空間が大好きなのでいつも嬉しい時間でした。

運営の皆様のお世話・ご尽力には頭が下がるばかりです。

川瀬マエストロ 日本センチュリー交響楽団

(文芸ホール座付きプロオーケストラ、公共ホールでは稀だそうで)

ソリスト皆様のご演奏を真近で聴く本番、

一市民合唱団員としてはとても贅沢な幸せを味合わせて

いただきました。合唱指導の先生方の格好いい独逸語、

ほれぼれする歌声を聞くのも毎回とても楽しみでした。

 

こうしてみると昨年にはまだなくて

今年から始まったことも多い一年でした。

コロナの外出自粛規制が解けたこともあり

動きが出てきた方々はきっと多かった一年なのでしょう。

きな臭い変化も多い国内外の情勢あり

梅雨が明けたときのようにすっきり晴れ晴れとした感じでは

なかったかも知れないですが

 

あと少しで訪れる新しい年に明るい希望を持って

進んでいければと願います。

 

朗読のお稽古、コンサートスタッフのお仕事

など継続している愛する時間もあり

それぞれに書いていきたいことは

まだあるのですが

次のページでまたお伝えしたいと思います。

パソコンも落ち着いたし2024年はちゃんと

blog更新しますね。

【芦屋浜】

【熊本県 御輿来(おこしき)海岸 干潮時】

 

【豊中第九の練習風景】

*練習前後のホール写真撮影・掲載ご了解あり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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十二ヵ月の夢の詩:5月 春の蝶の夢・6月 夢に降る雨・7月 蛍火・8月 優しい月

2023-08-21 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウト 新しい1ページにようこそ♪

ひと月に一度、遅れる月もあったけれど

更新していた十二ヵ月の月の詩

でしたが

 

今年の一回り

5月のスタート月 間違えたのと

テーマについて2択で迷ったのと

イラストで自分で描こうかと思ったのと…

など、ごく私的なことで書きかけては

一時停止し、今に至りました。

という訳で5・6・7・8月分 4つで

更新しています

 

もしよければ

お付き合いくださいませ

5月6月などは季節外れになってしまいましたが…

 

 

十二ヵ月の夢の詩 

【 5月:春の蝶の夢 】

出会いと別れの
秤を見つめて

揺れる心は
ひとの姿を
している時だけ


清明の日ざし
透ける新緑

過ぎゆく春の夢の中

蝶に化身して
桜の次の季節の花の
彩りを拾い
舞い遊ぶ

朝に目覚めて
ひとの体の重たさを
持ちかねる時は

空を見上げて
深呼吸する

   … 夢の中に
       ずっといるのは
       良くないことか?

 

 
【 6月:夢に降る雨 】

雨粒で霞む
窓ガラスの向こう

曖昧になる
輪郭と色

見透かせない先
立ち止まる心

夢に降る雨を
眺めながら

浮かぶか
沈むか

選び忘れると
時間が止まり
目覚めは来ない

   … 気をつけて
      まやかしは幾つ?
      水の鏡で確かめてみて

 

  【 7月: 蛍火 】

蛍火が
闇の中を
すい  と飛ぶ

ひとつ…ふたつ

命の灯り
想いひと欠片

宙に舞う
本当の声

裡からおこる
止まない願いを

吸いこむ夜の
その先は

愛しい奥つ城


いつか来た場所

【 8月:優しい月 】

夏至の日はもう
ふた月も前

日ごとに影は長くなり
真夏の色は
もう此処にない

日差しはそれでも
明るすぎる映像を作る


色褪せてゆく
愛しい記憶に
気づかぬふりを
みんなしている


真夏の夕べに
薄紫のベールがかかる

まだ淡い輪郭の月が
宙の空色を
透かして浮かぶ

次第に景色は
宵闇に沈む

月はやや高く
夢見るように
微笑んでいる

 

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英語講師のひとり言

2023-08-08 | ライトフロウズノート...

ライトフロウズノウト 新しい1ページにようこそ♪

と, これまでと同じように澄ましたふりで書いてみましたが

 

今回は下書き途中で何回か中断した結果、梅雨の期間いっぱい…

梅雨が明けても完成せず、更新のあいだが空いてしまいました。

一ヵ月丸々抜けたのは初めてかもしれません。

 

12か月の詩も、更新できてないのですが

七月まで書いてあり、止めてしまったわけではないです。

何かあったわけではないのですがエネルギーがまだ足りないのか…

 

そして今 日本中いちばん暑い大暑の時季、

蝉の大合唱と強い日差しが降り注ぐ日々は

予報ではお盆ごろまではまだ続くとか。

 

台風がU-ターンし妙な動きをしていますし

暑さ対策・健康管理まだまだ気をつけていかなくては、ですね。

 

それにしても熱中症警戒アラートは注意報~警報、

どのあたりの強さに位置するのでしょうか。

2024年には特別警戒アラートも設置される予定だそうです@@;

 

8月も半ば、もうすぐお盆、2023年も3分の2

過ぎようとしています。

今年は…今年も? 時間の過ぎるのがなんだか早くて

何でこんなに…と思い返してみると

昨秋から今夏まで新しい場所と人に沢山お会いしている

ということがあり、引っ越しからもう3年半以上は経つのですが

環境の変化の影響はまだ続いているようです。

 

仕事の方でも変化があり、昨冬から英語塾の新しい職場に通っています。

そこでは同僚~上司、生徒さんお初にお会いするかたばかりで

実は北陸のDNA100%の私、本来口が重いしやや(とっても?)不器用な

ほうで新しいことを始める時はいつも緊張します。

手の内に入ればそうでもないのですが、目の前のことで精一杯の時は

平静を装っていても時間の経つのが早いです。

今年後半ももう少し この状況が続きそうな予感です。

 

そんななかで、最近複数回

「どこで英語の勉強をしましたか?」という質問を

いただいたのですが、このシンプルなクエスチョンに

”はて?どこでだったっけ?”と一瞬記憶を遡らなくてはならないという、

英語学習の仕事に携わるものとしては少々間抜けな

瞬間が何度かありました。さすがに3度目あたりからは

会話が滞らない程度にはお答えできるようになっています。

 

どこで”勉強”したか、と聞かれると私の場合はやはり

中学校と高校で、という答えになり

実際 中学・高校で優れた先生の授業を受けることができて

学校の勉強だけではなく仕事~仕事を辞めても一生役立つ

英語学習の基礎を作ってもらったという幸運がありました。

 

けれどお尋ねくださった相手の方に「?」という表情がうかぶので

「あ、これは求められた答えではなかったな」

と気づき「貿易商社で数年と英会話スクール、あとは塾講師の現場で」

と社会人経験も伝えると収まりよい雰囲気になっておりました。

 

私にとっては、まだまだ…自分の英語学習も道半ばですが、

これまで振り返ってみていちばん身になった=勉強になった

と実感するのは、実は

世界の名作や小説や映画本(映画のストーリーを小説にした本)などの

の原文の読書と、歌詞が英語の音楽を聴いていた時間なのですが、

それらはあまり”勉強”と思ってやっていなかったという記憶があります。

自分からしている楽しみだったからでしょう。

多分高校の頃は、原書といってもすでにストーリーを知っている

物語や、映画・海外ドラマの見たことがあるものの小説版で

読む前からおもしろいのはわかっていたもので

知らない単語があっても調べながら、ということはなく

とばして先さき読んでました。

一回はななめ読み、二回め三回目から好きな箇所は

繰り返して読む、私のお決まりの読み方は日本語の本でも同じです。

これは頭と体に染みついているらしく、別の読み方ができません。

親しい友人に読書の好きな子がいましたが

その子は一行一行順番に、全く飛ばさずに読む習慣で

私の読み方は随分不思議なようでした。

 

・・・これまでで最もつまらなかった英語学習は

問題集をただひたすら解いていく授業でした。

未だにあの味気無さは覚えてます(先生ごめんなさい)

 

この記憶に繋がる体験がここ数年あったため、問題集中心の塾の仕事は

もういいかなと一旦思ったのですが、最近また塾での

英語学習に参加するようになり、今どきの教科書や問題集・ドリルや

ワークをかなりな量で閲覧できるなかで

今はかなり優れたものが豊富にあることを認識することができたのでした。

 

私の大昔の記憶と重ねるのも間違いなのですが…でも正直

数年前前にお手伝いした問題集優先の学習がやっぱり面白くなかったのも確かで、

やりがいあるvsつまらない、その分かれ目のポイントは分かってはいます。

(が、今は言わない)

 

まあでも、近年はほんとうに私からすると羨ましい学習環境で

例えばだれでも受けられる公教育の場での英語体験は

幼稚園からほとんど必ずあって

具体的には英語ネイティブの先生と

日本語の先生の補助(担任の先生含めて)とともに

ゲームや会話・学習で生の英語を体感できるし

小学校の中学年のあたりからタブレット各自1台、

授業で電子黒板使用、そして自宅でも生徒さんが

音声の学習ができる、調べものもできる、

繰り返しの学習もできる、

子どもさん達にはそれが良い意味での普通になっている。

中学校でも今時の教材の利点は生かされていることと

思います。

 

先日読んだ母校の同窓会通信では高校生の海外留学や研修、

国際交流活動のさかんな様子が掲載されておりとても感心、

やはりとっても羨ましい、

全員が参加可能なものばかりではなさそうですが

毎年実施される環境が素晴らしいと感じました。

 

学校での英語学習については、

公立と私立の学習内容と進度の違いについては前から気になっては

いるのですが、私自身それぞれの学校の学習内容を全部把握している

とはとても言えないので、ご縁のある情報から一講師として

必要な知識を更新していきたいと思います。

 

国別英語力ランキングでは

なかなか上位に上がれない年月が続く日本ですが、

近い未来の将来は明るいのでは若い人たちに期待します。

 

ネット活用は安全性に十分に注意しつつ進める必要ありますが

効用も音声面(音が出る教材として)以外にも本当に大きくて

疑問点があれば検索欄に言葉・あるいはポイントになる

言葉の組み合わせを入れれば

たいてい複数の問題解決の回答候補が複数出てきます。

ただ、どの回答を選ぶかの選択力は必要になってきます。

それでも無料で閲覧できる役立ちサイトや動画が

大量にあるのでこれを活用しない手はありません。

あくまで安全性に留意することを忘れずに。

 

AI活用~チャットGPT 進化の先はどんな風になっていくのか、

 

論じる力は持たない私で、ただ平たい感想ですが

”すごい時代になったな”という驚きとともに

変化のスピードとスケールがちょっと怖い

と感じる頻度は

この先も減ることはないであろうなと思う、

久しぶりのblog更新は

言葉の学習の1講師の長い独り言のような1ページになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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