ライトフロウズノウト 今日の一頁へようこそ♪
立春過ぎ梅の花もほころび始めていますが
この週末 また真冬日になっています。
大雪のニュースも出てますが少しでも
静まるように祈るばかり、
大阪は雪の少ないところですが
それでも無理せず、足元など気を付けて
いきたいと思います。
さて、少し前、一月最後の週末のこと~
この日も寒かったように記憶しますが
春節祭でにぎわう神戸元町の
風月堂ホールというクラシックな
雰囲気の良い会場で
京ことば源氏物語の朗読会が開催されました。
数日前にふと新聞で記事を見つけた幸運な私
豊かな朗読の世界、お題に因んだ和菓子と
お茶も美味しく心愉しいひと時を過ごして
まいりました。
朗読は山下智子さん
無名塾の女優・声優としてご活躍とともに
女房ことば[源氏物語五十四帖]を語ることを
ライフワークとされています。
(女房とは宮中に仕えた高位の女官の意)
美しいお声の語りをお聴きしながら
はたと気づいたのは
現代語訳は標準語より京ことばのほうが
原文により近い表現・響きでは?ということ。
作者の紫式部が源氏物語を書き、
それが読まれ語られ始めたのは紫式部が
仕えていた御所の中でのこと、ということは
原文は京都の御所で話されたことばで
書かれていたもので…
平安の当時は本は読まれるより語られることの
ほうが多かったとのことですが
(紙や筆記用具が貴重だった時代)
当時 源氏物語は京都の言葉・文の発音~
イントネーションで語られていたのですね。
現代のように”標準語”はなく
標準語で教わる国語や
お手本の標準語を話すアナウンサーなども
いない時代、
京都が国の中心だった時の物語。
現代語訳は何通りか読んだことが
あり訳者ごとの魅力はあるのですが、
京ことば訳のほうがきっと
原文の響きを読み手により身近に伝えて
くれるのであろうという発見を
したのでした。
源氏物語ファンのかたがたはおおかた
ご存知のことかも知れないのですが
私はこの時に初めて気づいたことでした。
山下智子さんの女房ことば語りは、
ご自身のHPでも
あげておられるのですが
中井和子氏の著作「京ことば源氏物語」から
されています。
終演後会場出口でタイミングよく
ファンのかたとご一緒に
山下智子さんとお話する機会に恵まれました^^
いくつかおたずねする中で
京都の中でも言葉の違いあり、
日々研鑽を続けておられるお話も
伺いました。
この日お近づきになり帰り道ご一緒した
かたが また不思議なご縁でお名前が同じ、
電車もほとんど同じで 朗読をされるかたで、
お話しつつまたしみじみ感じたのは
物語が創られたその土地の言葉はとても
大事、ということでした。
朗読のご縁は、
春から池田のほうにも繋がり、
アゼリアカルチャーカレッジにて
朗読企画「でくの工房」主宰の
志摩欣哉先生の朗読講座が開設されます。
近日HPにアップされる予定なので、
こちらのご紹介も
させていただきます(^^♪
どうぞお楽しみに!
立春過ぎ梅の花もほころび始めていますが
この週末 また真冬日になっています。
大雪のニュースも出てますが少しでも
静まるように祈るばかり、
大阪は雪の少ないところですが
それでも無理せず、足元など気を付けて
いきたいと思います。
さて、少し前、一月最後の週末のこと~
この日も寒かったように記憶しますが
春節祭でにぎわう神戸元町の
風月堂ホールというクラシックな
雰囲気の良い会場で
京ことば源氏物語の朗読会が開催されました。
数日前にふと新聞で記事を見つけた幸運な私
豊かな朗読の世界、お題に因んだ和菓子と
お茶も美味しく心愉しいひと時を過ごして
まいりました。
朗読は山下智子さん
無名塾の女優・声優としてご活躍とともに
女房ことば[源氏物語五十四帖]を語ることを
ライフワークとされています。
(女房とは宮中に仕えた高位の女官の意)
美しいお声の語りをお聴きしながら
はたと気づいたのは
現代語訳は標準語より京ことばのほうが
原文により近い表現・響きでは?ということ。
作者の紫式部が源氏物語を書き、
それが読まれ語られ始めたのは紫式部が
仕えていた御所の中でのこと、ということは
原文は京都の御所で話されたことばで
書かれていたもので…
平安の当時は本は読まれるより語られることの
ほうが多かったとのことですが
(紙や筆記用具が貴重だった時代)
当時 源氏物語は京都の言葉・文の発音~
イントネーションで語られていたのですね。
現代のように”標準語”はなく
標準語で教わる国語や
お手本の標準語を話すアナウンサーなども
いない時代、
京都が国の中心だった時の物語。
現代語訳は何通りか読んだことが
あり訳者ごとの魅力はあるのですが、
京ことば訳のほうがきっと
原文の響きを読み手により身近に伝えて
くれるのであろうという発見を
したのでした。
源氏物語ファンのかたがたはおおかた
ご存知のことかも知れないのですが
私はこの時に初めて気づいたことでした。
山下智子さんの女房ことば語りは、
ご自身のHPでも
あげておられるのですが
中井和子氏の著作「京ことば源氏物語」から
されています。
終演後会場出口でタイミングよく
ファンのかたとご一緒に
山下智子さんとお話する機会に恵まれました^^
いくつかおたずねする中で
京都の中でも言葉の違いあり、
日々研鑽を続けておられるお話も
伺いました。
この日お近づきになり帰り道ご一緒した
かたが また不思議なご縁でお名前が同じ、
電車もほとんど同じで 朗読をされるかたで、
お話しつつまたしみじみ感じたのは
物語が創られたその土地の言葉はとても
大事、ということでした。
朗読のご縁は、
春から池田のほうにも繋がり、
アゼリアカルチャーカレッジにて
朗読企画「でくの工房」主宰の
志摩欣哉先生の朗読講座が開設されます。
近日HPにアップされる予定なので、
こちらのご紹介も
させていただきます(^^♪
どうぞお楽しみに!