ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 九月の音の詩: 不揃いな煌めき 】

2020-10-02 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ♪

 

昨夜は中秋の名月

夜空は晴れて綺麗なお月さま、

満月を撮っているはずなのに

なぜか横長の楕円形 私のスマホカメラは中でも

それほど性能よくない(画素数少な目etc)ほうで限界あり

細い三日月の繊細な形は諦めてますが

丸い満月でも撮れない時があるとは@@;

あるいは丸はかえってむずかしい?…

 

昨日 21:00頃のお月さまが写真では

珍しく少しグリーンがかって見えます。

この時 肉眼ではブルーがかった白だったと思う。

 

月の周りの光 私の携帯の写り方でこれまで多いのは薄紅色とか

クリーム色など暖色系が多くブルー系~仄かに紫のときもありましたが、

グリーンxブルーのは初めてみたかも

 

同じ夜のお月さま 夜11:30頃

いつもの月の光の色 接近中の火星が一緒に映っています♪

やっぱりまん丸に写らない 仕方ないですね

 

ひと夜でも色が変わる月の光、その時の気温や高度、大気の成分などで

人の目には違って見える、太陽も朝昼夕大きさ、色大きさ変化しますものね。

理科で習った覚えはあるのですが忘れてしまったので

webで調べてみました。その中からリンクを二つ↓

太陽の色が昼黄色いのに夕方赤いのはどうして

月の色は何色なの?

いくつかある中で 上「がっけんKids」下「ひとと宇宙をつなぐTELLSTAR」

のページお借りします。わかりやすい内容感謝。

 

そしてスマホカメラ内のレンズやカラーとの相性やら

何かでまたそれぞれの写りの画像になるのでしょうね^^

プロの方が読まれていたら、基本すぎることと思われるかも

ですが機械全般弱い私のことで、どうぞご容赦を

 

facebook, instagramなどSNSでは、昨夜美しいお月さまの

写真がたくさん上がっていました。それこそプロのかたの

見事な月の模様までくっきり見えるのや

周りの風景、秋の風趣豊かな十五夜のお供え設えと

ともにの写真いずれもとても素敵です。

その中に私のと同じように月の光が少しグリーンよりの色も

ありました。私のカメラが変なのではなかったと

ほっとすると同時に、ほんとうに自分の写真の拙さが省みられる

皆様の見事なお写真数々でした。

 

そういえば月も太陽も少しずつ…時計の針ほどにか

動いているので一晩の間にも僅かに形が変わるのですね

夜の始まりと夜の終わり明け方では、例えば満月の夜には少しずつ

欠けていく、見えていない昼のあいだも

月はだんだん形を変えて次の夜にまた見える、お天気が良ければ。

(見えぬものでもあるんだよ…は金子みすずさんの詩の一節でした)

今日お昼快晴で このまま夜も晴れると

また美しい十六夜の月が見られそうで楽しみです。

 

私の写真は、今は仕事で使用するのではなく

ほぼ私的なSNS用なのでわりと気楽、いわゆるネットリテラシー、

見る人に不快を与えない・他の方のプライバシーを侵害しない

などの要点は守りつつ

撮影・掲載(私が言うとおおげさですね)比較的気軽に

しているほうなので、普段の景色については

カメラ機能と腕の足りないところは個性と

ということで自分なりには楽しむことができます。

 

それにしても 月の形~三日月・半月・ちょっと膨らんだ

…などの形を写せる夜用のスマホアプリなどあったように

思うので探してみようかな?

不思議と昼の月は少々細い形でも写ります。

 

さて…中秋の名月と写真があまりにも美しかったので

つい色々書いてしまいましたが

このページの このあとには【九月の音の詩】を載せます

十月に入ってますが‥もしよければお読みくださると

嬉しいです

一旦できてそのあと3~4日ほど落ち着くのに

かかりました。あるひとつのイメージを捉えようとして

あと少しで少し違うものをつかまえた感もある

言葉の集まりになりました

詩の後にピアノ曲演奏のリンクを二つ

 「予言の鳥」 (1949年古い録音 コルトー) &「トロイメライ」 Martha Argerich

「予言の鳥」直接に九月の音の詩と結びついてはいないのですが

何となく…が謎めいた響き なのでその後

秋の夜長に良い夢を願いつつとyou-tubeからシューマンの名曲を。

 

【 九月の音の詩: 不揃いな煌めき 】

 

街の中空には

不揃いな煌めきが

満ちて


道行く人たちを

見守っている


同じものは

ただのひとつもない

それぞれの生きる道の

無限の交差


思いの横糸

時間の縦糸

余さず全てを

織り上げるのは

天上のみ技


たゆまず色を変え

次の形に移り流れていく

その模様の

行く先を観ながら

中空で光る


その煌めく音は

和音と旋律を奏で

不思議に美しく

中空に広がる  まるで


研ぎ澄まされた

水からできた

氷の鐘たちが

鳴るように


様々な角度で重なる

音の輪に重なり

微かな詠唱が

どこからか

聴こえる


どこの国の

言葉なのか


追いかけた詩人たちは

いつしか姿を

消してしまった


野山の上空では

冷え始めた青い大気の中

雲にならなかった

水の粒たちが凍って

小さく煌めく


人のいないところでは

氷の鐘の音は

高い空に透けて見える

宙の星の色


予言の鳥は

鐘の音の響きを

集めて歌う


その声は

不揃いな光の結晶を

心の奥底に

宿している

ひとの他には

聴こえることはない

 

「予言の鳥」シューマン:Cortot plays Schumann "Vogel als Prophet"

「トロイメライ」 シューマン:マルタ・アルゲリッチ

 

 

 

 

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