ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 6月の光の詩 : 月の見えない夜も 】

2019-07-02 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウト 今日の一ページへようこそ♬

 

 

近畿地方もようやく梅雨入り

雨がちな日々になるようです

 

一日のうちに何度か、とても激しく

バケツをひっくり返したような

降り方をする時があるので

一旦小やみになっても

油断できない 

雨対策は万全に 

 

と思いつつも

自転車で出かけること多い私、

それでも、本降りのときは

無理に乗らずに

傘をさして歩きます

 

私はそんなに雨が嫌いではないの

ですが 連日降り続くとか

とんでもない雨で雨宿りできない、

などはできるだけ遠慮できれば良いなと

思います

 

雨の日いちばん好きな過ごし方は

雨音を聞きながら

部屋で静かに本を読む、なのですが

次にゆったりと過ごせるのは

いつだろう、、

工夫して落ち着いた時間を作るのも

大事なことですね^^

このところ忘れていたことに

今気づきました

 

さて7月に入っていますが

6月の詩ができたので

載せてみます

もしよければまた 

お付き合いください

 

【 6月の光の詩 : 月の見えない夜も 】

 

6月の月が

照らすのは


煙るような

闇のなか


仄かに光る

紫陽花の

花の雫


昼の雨で籠った

夜気のなか


眠る緑と土の

懐かしい

薫り



外の猫が

雨宿りした

公園の葉陰


巣立ちの後

次の春まで

空になる

燕の巣




雨音に囲まれた

想いの色は

深くなり

宙を

漂う


雨はいつも

空から地上へ


時の河の流れは

今日から明日へ


昨日は戻らない


この星の

永遠の決まりごと


それでも

忘れないよ


あなたがそこに

いたこと


声にならない

ひとつの願いが

あったこと


忘れないで


あなたの

幸せ願う心が

ひとつ ここに

あること




月の見えない

雨の夜も数知れず

あるけれど


月は

そのかたちと

淡い彩りを

夜ごとに

変えて


雨雲の上からも

地上を

照らし続ける


あなたの手元に

小さな灯りを

つくる




 

 


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