斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

新年祈祷会

2016-01-08 23:06:40 | 人生
蘭越町昆布にある日蓮宗明興山大本寺に於いて「新年祈祷会」がありました。
私はこのお寺の檀家でも信者でもありませんが、“縁”あって、ニセコ町に
移住した10年前からこのお寺にお参りしてお世話になっています。
その“ご縁”のきっかけは家からすぐ近くに実家から預かっていた仏壇と同じ
宗派だったことから始まります。
住職さんはまだお寺に赴任して間もない若いお坊さんでした。
分け合ってこれまで住職さんにはたいへんお世話になってきました。

私は特定の宗教を信仰しているわけではありませんが、“宗教”には大変興味
関心があります。
この地球上に人類が生まれた時点から人類はあらゆる様々な“宗教”に基づき、
発達・発展して現在に至っていると考えています。人類の宗教の歴史をみると、
なんらかの形で宗教のない人間はありえないと考えています。

「新年祈祷会」で住職からお説教がありました。
「正月」の意味は正月の正しいという字の一番上の一を取ると止まるという字に
なります。一つ止まって思う月、そして正しいと思う月と読むのだそうです。
これは大変意味深いことだと思います。“一歩止まって思う”ことの大切さを
説いていると思います。

また“無病息災”に対して“一病息災”という言葉がありますが、“病”とどの
ように上手に付き合っていくかと言うことも大切な生き方というお話がありました。
“病”を体験して、日常の平安な生活のありがたみを思うことの大切さ。
人類が求める“平和”は日常の平穏無事な生活の中にこそあるように思います。

今年は息災で良いことが多い年になって欲しいと願っています。