斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

元旦の一日

2014-01-01 23:52:41 | 自然の驚異
ニセコらしい変化に富んだお天気で新年を迎えました。
雪が降ったり止んだり、吹雪いたり、しばし雲間から青空が見え隠れ
したかと思うと、また雪が激しく降り始め、この目まぐるしい天候の
変化が実にニセコらしい冬の魅力に思います。

一日中家に籠っているのも物足りなく、午後暗くなる前にスノーシュウ
を履いて歩いてみました。履き慣れてないこともあり、深雪に足を
取られて歩くことも儘ならず、早々と家に戻り、今度は歩くスキーに
履き替えて家の裏の丘を登っていきました。

晴れていると、ニセコ連峰・羊蹄山が一望に見渡せる絶景の場所です。
時々正面から突風を受けて、顔に氷が突き刺すような感覚でした。
若い頃よく冬山に出かけました。これよりはるかに厳しい条件の中で
冬山を何時間も歩いて登ったことが何度もありますが、一瞬、アラスカの
マッキンリーで遭難した登山家植村直己さんのことを思い出しました。

この突風を避けるように、町道に向かって歩きましたが、ホワイトアウト
で段差に気付かずあっという間に転倒してしまいました。
一度転んでしまうとなかなか立ち上がるのも容易でないこの頃ですが、
この悪戦苦闘も人生の試練の一つ、七転八倒の末、闘いを乗り越え、
すっかり雪に覆われている町道の緩やかな道を下っていき、一回りして、
ショートカットのつもりでいつも歩く農道に入り、家に向かったのですが、
また吹雪が激しくなり、薄暗くなってきて、息も切らさずに一目散に家を
目指して歩きました。家まであと200メートルぐらい?

阿部信一さんが「有島の里」の中で、開拓時代のニセコの様子を描かれて
いますが、吹雪の中で母屋から50メートルほど離れた納屋に行く間に吹雪に
捲かれて凍死した話を思い出しました。

こうした冬の厳しさは北国ニセコの醍醐味ですが、たえず生死と隣り合わせ
の危険が潜んでいます。わずか一時間足らずの雪中のスキー歩きでしたが、
冬の記憶がいろいろ呼び戻された元旦でした。

今年1年どのような人生が待ち受けているのか、まだ想像できませんが、
今日は元旦、一年の幕開けです。


大晦日

2014-01-01 00:16:14 | 政治
あともう少しで新しい年を迎えます。
今年一年いろいろなことがありました。
でもたくさんのみなさまからいろいろ励ましの言葉をいただき、
勇気づけられ、支えられて、お陰様で何とか議員の仕事を
つづけられる“力”を頂いていることを感謝しております。

“あわてず”、“あせらず”、“あきらめず”にゆっくりと
歩んでいきたいと思っております。

新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。