教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

冬の森で出会ったもの

2011年01月27日 | その他
上郷森の家に隣接する横浜自然観察の森。
眠っている生き物が多い今は静かなものです。



寂しい色合いの森で輝きを放つトベラの実。
もうそろそろ干からびてきました。
鳥がついばむところを撮影したいものですが
未だその瞬間を見たことはありません。



こちらも貴重な彩り
ノイバラの実。



赤い色って見ていると元気が出ます♪

虫はいないかな~?
眠りから目覚めたムラサキシジミとか・・・


足元の葉を裏がえしたりすれば越冬している
虫が何かしら見つかるのかもしれませんが
眠りを妨げたくないので、探すのは木の上。

ところどころに暖かそうなマユがありました。
これは小さめ。何の蛾のものでしょう?



高いところにあったマユ
まるで手漉きの和紙のようです。
中で小さな命が息づいているなんて不思議ですね。



ビリビリに破れていたこのマユは
きれいな緑色!もしかしてヤママユガのもの・・・?
ヤママユガとウスタビガのマユは美しいマユ代表♪
とても会いたいと願っているマユなのです。



種のようにも見え、蜘蛛の卵のうのようにも見える
何者かにむしられた状態のこのふわふわは何でしょう?

虫たちが出てくるという啓蟄まであと少し。
真冬の森を観察できるのもあとわずかです。

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いやしの存在

2011年01月27日 | 生き物
月2回しかこの道を通らないのに



覚えていてくれるミケ。
遠くから走ってくる姿を見ると嬉しくなります。



かわいいのぉ~♪
あいかわらずふわふわで毛艶良し!
よくケガをしているのでちょっと心配です。


出会ってから十年以上なので
もう立派な熟女ですね。
肩の筋肉がだいぶ細くなりました。



ミケはとても人気者。
写真を撮っていると背後に
食べ物をもった人が立っていたり・・
私と同じようにミケに会うのを楽しみにし
触れ合いたい人がけっこう多いのです。

都会の真ん中でノラとして懸命にたくましく生きる
姿に人々は励まされているのかもしれません。


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