教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ウスバカゲロウとクサカゲロウ

2014年08月18日 | 散歩

吹く風に秋の気配。


青空もどこかすっきりして見えます。


風が強いから・・・とすっかり油断して半袖で木陰を歩いたら
やはり蚊の猛攻撃を受けました。

でもこの小道で素敵なものに出会えました♪


ピカピカのウスバカゲロウ!
とまっていた小枝には偶然にも“優曇華(うどんげ)の花”がついていました。
美しく儚げな組み合わせに見入ることしばし・・・♪
優曇華の花と呼ばれるこの不思議なものはクサカゲロウの卵です。


成虫はこの姿。
幼虫は肉食でアブラムシを食べるので、アブラムシの多いところに
産み付けられているのだと思います。家でもよく梅やグミの葉に卵が
ついていますが、正体を知らなかった頃は気味悪がっていましたっけ。

座り込み夢中になって撮影していたら、腕足首背中・・・
20箇所近く蚊に刺されてしまいました。ディート入り殺虫剤を塗布して
いたのにー!やはり肌の露出を極力減らすしかないようです。


まだ明るい時間でしたがやや大きめなクワガタのメスが歩いていました。

白いものが風に吹かれていたので近寄ると


ハラビロカマキリの抜け殻♪


樹幹にはまだ体の小さなジョロウグモの巣が輝いていました。

腕をかきかき、そういえば何でここはこんなに蚊が多いんだろう?
と考えたら・・春にヒキガエルのカエル合戦が見られる池がごく近くに
あったのを思い出しました。


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