3週間前から、私はひとつ大きな覚悟をもって取り組んでいることがあります。
きっかけは、アメリカ在住の機能性医学の日本人医師の方に偶然出会ったことからです。
彼女のメルマガを読んだり、実際に自分の現在の健康度などを問診していただいたりしているうちに、自閉症の人は食事を変えていくことで、問題になる行動が緩和されていくという確信を持つようになりました。
ただ、息子はわが家だけで生活しているわけではなく、週に5日も通所していているので外で食事をする機会も多く、管理が難しいと半分は見て見ぬふりをしていたのです。
家で食べたり私がいるところでは、グルテンフリー程度のことはやっていましたが。
そんな折も折、トシヤがある行事でボランティアさんの手を噛んだり私や夫への攻撃が激しくなって、もうダメだと絶望感で一杯になったあたりで、もう手段を選んではおられないと思いつめるようになりました。
彼女が師と仰いているデビッド・パールマター博士の著書『「いつもパン」があなたを殺す』を私も読んでいましたが、
さらに『「腸の力」であなたは変わる』を読むに至って、これはもうやるしかないと感じたのです。
食事を変えるというのは大雑把ですが、サプリメントなども使いつつ、炎症を起こしている腸内環境を整備していくという意味です。
この本に限らずいろいろな情報を集めて勉強して、危険のないところで始めたのが3週間前でした。
カドミウムが溜まりやすいという玄米を止めて、白米プラスキヌアのご飯に変え、加工食品を極力避け、乳製品を止めました。
プロバイオティクス、プレバイオティクスのサプリメント、私も使っているグルテンやカゼイン(乳製品)の消化を助けるもの、オメガ3脂肪酸とDHA、NAC(nアセチルシステイン)をまずは摂らせています。
同時に私も同じサプリを摂っていますが、わりとすぐに変化が来ました。
私の場合は、光化学スモッグの発令前に体調が悪くなるのが常でしたが、今は発生警報が出て初めて知るというくらい、アレルギー症状が出なくなりました。
トシヤの場合は私よりも腸の炎症が重篤なので(常に下痢という)、まずは下痢が治るようになればと思って気長に構えています。
まだ3週間程度ですので顕著な変化はありませんが、親の私が出来ることはこのくらいしかないのです。
ちなみに、画像の左がGultenEase、右がPB8というプロバイオティクスが8種類とイヌリン配合のサプリです。
また後日、その他のサプリメントの情報を載せます。
「腸の力」であなたは変わる: 一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法 (単行本) | |
デイビッド パールマター,クリスティン ロバーグ | |
三笠書房 |