ボルグ/マッケンロー 炎の男と氷の男
1980年の、ボルグがマッケンローを破ってウインブルドン5連覇を成し遂げた試合を中心に、彼らの生い立ちとトップ選手ゆえの重圧と戦う姿を描く。
1980年頃というと、日本(人)が強くないのに(観るスポーツとして)人気があるプロスポーツは、テニスとカーレースだったような記憶がある。
F1ではハントとラウダ、女子テニスではナブラチロワとエバートといった強力な同世代ライバルがしのぎを削る姿に人気が集まった。男子テニスでもボルグVSコナーズ、マッケンローVSレンドルというライバルが火花を散らした。
私としては、ボルグのライバルというとコナーズって感じなんだよなあ。しかし、本作でも紹介されているように、ボルグのウインブルドン(今よりも最高峰感が強かった)5連覇目の相手はマッケンローで、6連覇目を阻んだのもまたマッケンローだったことからすると、やはり、マッケンローこそが最大の好敵手だったと言えるのかもしれない。
邦題にもあるように、氷のように冷静なボルグと炎のように悪態をつきまくるマッケンローという好対照な性格もライバル物語を盛りあげた要因だ。
しかし、本作によると、アマチュア時代のボルグは、すぐ癇癪玉を破裂させるような激情家だったらしく、プロになってからは厳しいルーチンでそれを抑え込んでいたそうである。
ボルグ以上に意外だったのはマッケンローのほうで、有名な弁護士である父親から英才教育を受けた坊ちゃん育ちだったとのこと。
そうした生い立ちに反発して“悪童”になったのかと思いきや、ウインブルドン出場に泊まっていたホテルで父親からアドバイスを受けるという過保護?ぶりだったというから、人はみかけによらないもの・・・(実話なのかどうかはよくわからないが)
ハントとラウダを描いた映画「ラッシュ」がとても良かったことを思い出して(ツ●ヤの店頭で見かけた)本作も観てみた。「ラッシュ」にはちょっと及ばない(特にテニスのシーンに迫力がなかった)けど、本作も良い出来だった。
1980年の、ボルグがマッケンローを破ってウインブルドン5連覇を成し遂げた試合を中心に、彼らの生い立ちとトップ選手ゆえの重圧と戦う姿を描く。
1980年頃というと、日本(人)が強くないのに(観るスポーツとして)人気があるプロスポーツは、テニスとカーレースだったような記憶がある。
F1ではハントとラウダ、女子テニスではナブラチロワとエバートといった強力な同世代ライバルがしのぎを削る姿に人気が集まった。男子テニスでもボルグVSコナーズ、マッケンローVSレンドルというライバルが火花を散らした。
私としては、ボルグのライバルというとコナーズって感じなんだよなあ。しかし、本作でも紹介されているように、ボルグのウインブルドン(今よりも最高峰感が強かった)5連覇目の相手はマッケンローで、6連覇目を阻んだのもまたマッケンローだったことからすると、やはり、マッケンローこそが最大の好敵手だったと言えるのかもしれない。
邦題にもあるように、氷のように冷静なボルグと炎のように悪態をつきまくるマッケンローという好対照な性格もライバル物語を盛りあげた要因だ。
しかし、本作によると、アマチュア時代のボルグは、すぐ癇癪玉を破裂させるような激情家だったらしく、プロになってからは厳しいルーチンでそれを抑え込んでいたそうである。
ボルグ以上に意外だったのはマッケンローのほうで、有名な弁護士である父親から英才教育を受けた坊ちゃん育ちだったとのこと。
そうした生い立ちに反発して“悪童”になったのかと思いきや、ウインブルドン出場に泊まっていたホテルで父親からアドバイスを受けるという過保護?ぶりだったというから、人はみかけによらないもの・・・(実話なのかどうかはよくわからないが)
ハントとラウダを描いた映画「ラッシュ」がとても良かったことを思い出して(ツ●ヤの店頭で見かけた)本作も観てみた。「ラッシュ」にはちょっと及ばない(特にテニスのシーンに迫力がなかった)けど、本作も良い出来だった。