さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

インフルエンザワクチン

2012-11-06 | おしごと(なーすのなすこと・その後)


急にさむくなり、
深まる秋というより 冬の訪れを感じさせるこの頃。

クリニックでは、11月に入ってから
毎日たくさんの方にインフルエンザワクチンを接種している。

わたしもつい昨日、
余ったぶんを 半強制的に??打たれてしまった。

 (インフルエンザワクチンは、1本でおとなふたりぶんがとれる)

これがまた、どう打っても痛いのよねぇ。

ハリを刺すときは なんてことないのだが、
クスリが注入されているあいだが、痛いのなんのって…
きゅーんとした刺激を感じる痛さ。

 「ちっとも痛くなかったです」

と、まるで平気な様子のかたも多いのだが、
このワクチンの痛み刺激の感受性って
ひとによってすごく差があるんだろうか。

わたしは 誰にどう打ってもらっても、
痛くなかったためしはない。

打ったあとの反応も、
まったく腫れないひともいれば
打ったその直後から 腫れはじめて熱をもつひともいるので、
感じる痛みもきっと ひとによってちがうのだろう。


わたしは 打った直後からとはいかないまでも、
その日から 腫れはじめ、
2~3日は 上腕が重だるく、
当たると痛む。

3日ほど経った、副反応の最後の時期には かゆくなってくる。


でも、インフルエンザにかからないようにすることは
自分のためでもあるけれど、
ひとのためでもあり。

まあこれで、医療従事者としても 
1年にいちどのちいさな責任を果たせたということで(笑)。


ちなみに、
2~3日の腫れや 熱感は よくあることで、
自然におさまるので 心配はいらない。

とくに
働きざかりの人、
高齢者の人、
介護する人、
高齢者や こどもがおうちにいる人、
カゼやインフルエンザが重症化するとたいへんな病気をもつ人、
体力のない人は 受けるほうが…

こう書いてみると、
ほとんどの人が 接種を受けるのがのぞましいということになるが、
そりゃあ 誰もが、
かからないのがいちばんだ。

かかっても、かるくすむほうがよいし。


というわけで、

体質的に 卵アレルギーなどで受けられないひと以外は
接種をおすすめします。


接種後も、
うがい・手洗い・じゅうぶんな休養&栄養をとるなどの生活習慣で
予防につとめることは もちろん必要。

インフルエンザワクチンを受けても、
ふつうのカゼに対する抗体は できませんよ~

あたりまえか。


ともあれ、

体調をくずしやすく あわただしくもあるこの時期、
おからだに 気をつけてお過ごし下さいね。






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悩ましいこのごろ

2011-03-11 | おしごと(なーすのなすこと・その後)


以前ながくお勤めしていた内科のクリニックで
常勤さんふたりが 続けて退職されたのだが、
なかなか 次の人が決まらず
急にヘルプを依頼されるという
イレギュラーな事態から 約半月。

イレギュラーが、
さきの見えない定期のリズムになりつつあるこの頃…

まあ、ずっとではないことだろうが。


体力的・時間的になるべく余裕をもって働こうと組んだ、
いま勤めている医院での勤務の空き時間にしか
お手伝いできないが、
困った状況にすこしでも自分が役に立てるのなら と
週に2~3日 午前診と午後診のどちらかに
出かけている。

ながくお世話になり、
今なお実家の母も かかりつけ医としてお世話になっている
そのクリニックに すこしでもご恩がえしになればいいな
とも 思っている。


が、
空き時間のほとんどがうまってしまったため
さすがにきつい。

その空き時間にあてていた
家事や 通院、実家行き、
歌や川柳にかける時間が まったくといっていいほどとれなくなった。

折りあしく、
夫の仕事も このところ多忙をきわめており、

本人の気持ちとは別に
家事の協力はまったく得られず、
さらには 夫の用や健康面のフォローも
すべて こちらにかかってくるわけだが、
時間に追われ 緊張がとけない日々の連続で
だんだんと こちらも疲労がたまり
心身の余裕がなくなってくる。

それは おたがいさまで、
こんなときこそ 気持ちだけでもゆったり…

といくべきなのだが。


むりなら ヘルプの勤務を断ればよさそうなものだが、
わたし自身が、
そこでの勤務を けっしていやではないのよね。

むしろ…

充実感や やりがいは、
もといた そのクリニックでこそのほうが感じられる。
自分の家に 帰ってきたような思いでいるくらいだ。

3年も離れていたのに、
なんの違和感もなく
患者さんも あたりまえのように

  「ひさしぶりやね~ しばらくお休みしてたの?」 (3年もですか~!)

  「やせたんじゃないの?」 (ふとったんだってば)

  「似た人がおるーと思ったら 本人やった。
   どこ行っとったん」  (ちょっと あちこち…)

なんて 話しかけてくれる。

すこしずつ みんな年をとるし、
3年のあいだに 奥さんやご主人を亡くされたり
生活環境や 健康状況の変化もあるが、
その変わらない笑顔が お元気そうな様子が
こころから うれしい。


では なぜ3年前そこを去ったのかと問われたら、
そのときには そのときの事情があって
よく考えてそうしたつもりなので、
後悔は していない。

というより、
あのときには そうするしかなかった自分の気持ちがあった。

それでも、では今
もどる気があるのか となると
正直なところ 複雑である。

クリニック側の思いもあるだろう。
もとめているのは、あくまで 一時的なヘルプであるかも知れないし…。


今すぐ 戻ってもあるいはかまわない。
それを のぞまれたうえ、
わたしが フリーの状態なら。

けれど、
ようやく半年になろうかという
今の職場に、
職場にというより 一緒に働いている常勤さんふたりに
あまり不義理なことはしたくない。


本音を言えば、
いまの職場は 院長の気質にも 治療方針や姿勢にも
診療のシステムにも
ナース間いがいの人間関係にも
わたしには なじめず、このましいものではなく、
ながく働きたい場所か
と言われれば、そうは思えない。

気持ちをつなぎとめているのは、
ふたりの常勤ナースさんの人間性 なんだよなぁ…

甘いかな、こういうの。


どちらにしても、
なんだか 迷いを持ちながら
宙ぶらりんでいるような いまの自分が
ちょっと 悩ましい。

迷いを持ちながら おこなうこと というのは
たいてい ダメなのよね。

採血やら 点滴で
血管に針を刺すときも、
あ、この血管で いいかなあ
あっちのほうが 入りやすいかなあ とか、
入らないんじゃないかなあ とか 迷いだすと

たいてい 失敗する。

熟練の技だ 慣れだ、とはいうけれど、
メンタルの影響って おどろくほど大きい。
何年 この仕事をしていても、それは変わらない。

だから、いかに
精神面の安定や つよさ がたいせつかということは
いつも 身にしみている。


歌うたうにしても、
こう歌ってていいのかな 
こんな歌いかたでいいのかな なんて思いながら
歌っていては すぐ伝わってしまう(らしい)。

どうしたいんですか、
なにが したいんですか って。

まちがっていても
(ある意味 まちがい はないのだから)
自分は こうよ! と思ったことを
伝えれば 伝わる歌になるのにね。


めまぐるしく過ぎていく日常…

これから どうなるのかな。

いや、どうしていこうかな。





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ペース配分

2011-02-14 | おしごと(なーすのなすこと・その後)


仕事がこれまでより ちょっとハードになりそうな気配。

というのは、

以前長くお勤めしていたクリニックから

  「2月いっぱいで退職者が出ることになって 募集かけているんだけど、
   なかなか応募がなくて…

   可能な日だけでも、しばらく手伝ってもらえない??」

と SOSがあったため。


いま働いているのは 週4日程度なので、
多少の 空き時間はある。

ただ、その空き時間は
たまった家事やら 歌の予定やら 川柳の句づくりやら
通院、休養、たまには実家への顔見せ…などにあてているから、
今より 仕事に時間をかけるとなると、
それらに しわ寄せがくることがじゅうぶん予想される。

もとより、
人並み以上にじょうぶだとか
体力に自信があるわけではないわたし。

心身ともに、あまりむりはきかない。

だから、自分のバイオリズムに合わせた
ペース配分が だいじなのだけど。。。

これがまた、むずかしいのよね。

すぐ、つめこんでしまい

自分を追い込んで にっちもさっちもいかない状態に
してしまうことが よくある。

最近は 予定を入れるのも
なるべく むりがないよう 慎重にしているつもりだけど。


でも、

お世話になってきた人たちのために
自分がすこしでも 役にたてるのなら、
できるだけの 手助けはしたいから

自分にできる範囲で できるだけのことを…

と 考えている。


やるからには 仕事にもきちんと取り組みたいし、

日々の家事も 多少の手ぬきはしても
おろそかにはできない。

歌にも 集中して向き合いたいし、

じっくり句づくりもしたい…


あれもこれも というのがぜいたくなことなのかも知れないけれど、

どれも わたしにとってたいせつなもの。


みんな中途半端になって ひとに迷惑をかけたり

自分で自分がイヤになったりしないようにしなければ。。。


ペース配分って ほんとむずかしいね。




コメント (4)
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