さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

「ほんとにきれい」&「きんいろの太陽がもえる朝に」

2017-02-24 | 歌のおけいこ
この2曲は、3月のコンサートで歌うデュエットです。


待ちこがれた春の訪れのよろこびをうたう
「ほんとにきれい」は、
語るように歌いたい。

リズムをふたりでぴったり合わせるためには、
けっこう繊細に気をつかう曲なのですが、
それにとらわれてぎくしゃくしないよう、
なめらかに流れるように歌えたらいいなあ。


わくわくとした旅の冒険が待っているような
童話の物語のような
「きんいろの太陽がもえる朝に」は、
軽快でさっそうと歌いたいです。

ピアノ合わせでは、間奏のないまま2番に入るのに
自分の気持ちが追いつけず、
途中で歌詞にまごついてしまったのでした。。。
本番では、気持ちをどんどん前に進めて、
待ちきれないくらいの感じで歌いましょうっと。


 「ほんとにきれい」 吉田 映子/木下 牧子

ほんとにきれい
花いっぱいのさくらの木
ひかりまばゆい まっしろ晴れ着

春は四月のよろこびに
ああ ほんとにきれい


ほんとにきれい
実もいっぱいのさくらの木
つやつや真っ赤な つぶらなたま

みどりしたたる葉をかざり
ああ ほんとにきれい


 「きんいろの太陽がもえる朝に」 やなせ たかし/木下 牧子

きんいろの太陽が もえる朝に
旅にでようか たったひとりで
古ぼけた帽子を空になげて
そよ風が友だち
あてはないが
ドタ靴をふみならし
知らない国へいこう


(きんいろの太陽が もえる朝に
 舟出しようか たったひとりで
 さびついたいかりを海にすてて
 くちぶえが友だち
 あてはないが
 ぼろきれの帆をあげて
 ふしぎな国へいこう)


きんいろの太陽が もえる朝に
さよならしよう 青いふるさと
みたされぬこころは 雲にのせて
さく花が友だち
あてはないが
柳のムチをあてて
白い馬をとばそう

柳のムチをあてて
白い馬をとばそう


2曲連続なので、時間の制約のこともあり
( )のついた2番は省略して、
1、3番を歌います。

ピアノ合わせのとき、
歌詞が途中で出てこなくなった2番というのは、
実際には3番のことなのでした。



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「いのちの記憶」

2017-02-21 | 歌のおけいこ
この曲は、
3月のコンサートでは女声5人(2パート)のアンサンブルで、
4月のコンサートではデュエットで歌います。

映画「かぐや姫の物語」の主題曲。
しみじみと語りかけてくれるような、味わいのあるうたです。
ソロでもいいのですが、
追いかけっこやハモリのある上下パートで歌うと
さらにいい感じです♪


   「いのちの記憶」   二階堂 和美

あなたに触れた よろこびが
深く 深く
このからだの端々に しみ込んでゆく

ずっと 遠く
なにも わからなくなっても
たとえ このいのちが 終わる時が来ても

いまのすべては 過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で

あなたがくれた ぬくもりが
深く 深く
今 遙かな時を越え 充ち渡ってく

じっと 心に
灯す情熱の炎も
そっと 傷をさする 悲しみの淵にも

いまのすべては 未来の希望
必ず 憶えてる
懐かしい場所で

いまのすべては 過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で

いまのすべては 未来の希望
必ず 憶えてる
いのちの記憶で




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「私の愛する人」

2017-02-19 | 歌のおけいこ
3月と4月に歌の本番をふたつ予定していますが、
それに向けて気持ちを高めていけない状態が続き、
体調の乱れが長びくと、こうも気力が低下してしまうのかと
自分でもおどろきとまどっています。

こんなでは、聴いてくださる方々にも、ともに歌うお仲間たちにも申し訳ない。

できる努力はしていかなければ…


今回うたうソロは、
不慣れなイタリア歌曲にチャレンジ中。

原詩と訳詩をご紹介します。



  「O del mio amato ben」 私の愛する人   ステーファノ・ドナウディ

O del mio amato ben perduto incanto!    私の愛した 消え去った魅惑の人よ

Lungi e dagli occhi miei           あの人はここにもういない

chi m'era gloria e vanto!           私の喜びと誇りだったのに        

Or per le mute stanze             今は寂しい部屋のなかを             

sempre lo cerco e chiamo           いつも探し その名を呼んでいる

con pieno il cor di speranze.        もしや と期待に胸をふくらませながら

Ma cerco invan,chiamo invan!         でも 探しても呼んでも無駄なこと

E il pianger m' e si caro           そして泣くのに疲れ果てて

che di pianto sol nutro il cor.        胸は涙であふれるばかり



Mi sembra,senza lui,triste ogni loco.    あの人がいないと どこにいても悲しくて

Notte mi sembra il giorno,           昼さえ夜に思われる

mi sembra gelo il foco.             火すら氷に思われる

Se pur talvolta spero              たとえ時には思ってみても

di darmi ad altra cura,             他に心を向けようと

sol mi tormenta un pensiero:          私は苦しむばかり

Ma,senza lui,che faro?              あの人なしではどうしたらいいのか

Mi par cosi la vita               愛する人がいなければ こんなにも

vana cosa senza il mio ben.          日々は空しいものなのか




詩はなんだか女々しいのですが(イタリア歌曲はたいてい…)
しっとりとしたきれいな曲です。

発声の面からいえば、
イタリア語はくちもノドも開放しやすく
明るい声を響かせられる気がします。

けれど、
ドイツリートをしばらく歌わないでいると、
なんともさびしいような、ものたりないような気分になってくるから不思議です。
いつも発声や発音に悩まされているのに。



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またしても

2017-02-05 | たわごと・できごと
なにか抵抗力が弱っているのか、
立春のきのう、発熱してまた寝込んでしまいました。

夜中になんとなく寝苦しくて目が覚め、
しばらくは目をつぶって横になっていましたが
そのまま眠れず起きだし、
ゆっくり書く時間がとれずにいた手紙を1通したためました。

それからもういちど床につき、
起きてから午前中、お昼過ぎまではふつうに家事できましたが
そこから倦怠感が増してきて発熱、
38℃くらいまでの熱でしたが
全身の筋肉や関節が痛みだし…

勉強になりそうで興味ぶかい合唱の講習会への参加を
夜に予定していたのですが、
微熱が出始めた時点でやむなく断念。
けっこうな遠出でしたし、
そこからどんどん熱があがってしんどくなってきたので
おとなしく家にいて正解でしたが、残念でした。

夜間診療所でインフルエンザのチェックをしてもらうべきか?
と思いましたが、ワクチンは受けているし、
くすりが効くか様子をみていたところ、
比較的すみやかに解熱し、からだも楽になりました。

ノドの違和感と軽い咳もあるので、
通常のカゼなのでしょう。
今日も1日、養生します。

1月に苦しめられた腰痛、頭痛から解放されてホッとしていたところへ
またしてもこの不調。
ちょっと気持ちがへこみます。

仕事や勉強にしても、楽しみな予定にしても、
不調だとお休みやキャンセルにせざるをえませんから
元気でいないとあきませんね。

これでひととおり体内の解毒、デトックス??ができたということで、
このさきは元気に過ごしたいものです。

ちょっとぐちっぽい記事になりましたが、ごめんなさい。




コメント (4)
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