さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

あらま!あらいぐま

2008-10-30 | 旅・自然・動物


りんと近所に 夜のおさんぽ中、

なんと あらいぐまが出現。 びっくり  


目の前の道を のそのそと横切って、溝に入ってゆく。

はてな?? 

あれは どうみてもネコじゃなし、いたち でもなし…


あのお顔と しましまの太いしっぽは
どうみても あらいぐま。


写真には 撮れなかったけれど…


ペットとして 飼われていたのだろうか。


みため愛嬌があってかわいいから 
ペットにして飼いたがるひともいるようだが、
気性的にも 環境への適応を考えても、
あまり 家庭で飼うようなタイプの動物ではないと思う。
おたがいのために。


さて、逃げ出したのか 捨てられたのか。。。


りんのことが気になるようで、

こちらをじーっとうかがっては、すこしずつ近づいてくる。

わたしが 近寄っても、逃げようとはせず

動きも 警戒したふうではない。

りんも、ネコだったら ハンターの血??がさわぐのか、
追いかけようとするのだが、


   ”ん…いつも会う(ネコ)やつとはちがう。。。
    コイツは だれだろう?”


とばかりに、じーっとみつめている。


もし、

野生化したあらいぐまが しばしばかかる狂犬病や 
ほかの 感染症をもっていたとしたら

りんや わたしがかまれたりすると大変だし、

こわがらせても かわいそうなので

近づきすぎれば すこし離れて距離をとるようにしていたが…


ほんとうは なでてやりたかった。


凶暴な感じはしなくて 

いっぴきぼっちで なんだかさびしそうだった。


いっぴきで 生きているのかな。

えさは あるのかな。

やせやせではなくて、むしろ ふっくらとはみえたけれど…



ずいぶんとながい時間、

近づいては 離れ、離れては近づき しながら
みつめあっていたあらいぐまと りん&わたし だが、


さいごには、そこが ねぐらなのか、
溝のあなに のそのそと入っていった。


なんとか 元気に生きておゆきね。
あらいぐまくん。






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つくりあげてゆく過程

2008-10-28 | 歌のおけいこ


前回のぷち発表会の記事では
ちょっと泣きが入ってしまったが(笑)

実は
その前日の二重唱のレッスンでは
うれしいこともあった。


曲のしめくくりである最後、
いくつかのフレーズの歌いかたに どう色を、変化をつけるか。


それにあたって、
師匠が 出してくれたいくつかの案…


  緩急の変化をつけながら、最後はゆっくりとリタルダンドをかけて終わる。


  しめくくりとなるいくつかのフレーズを、
  時間をかけて だんだん遅く、ゆっくりしていって
  最後は いちばんゆっくりと 終わる。


師匠の言う、
つくろうとする音楽のかたちを ピアニストの先生も
すぐさま 理解して、
私たちが 歌いやすいように リードして下さる。
ありがたい。。。


必死で歌っているときには 意識していなくて
わからないのだが、
あとで 録音したものを聴いてみると
それが よくわかる。


そして、歌ってみて
師匠と私たちが選びとったのは


   いちばんコテコテのやりかた。。。


極端にいうと、
これでもかというほど しつこく 最後まで
ひたすら だんだんゆっくりとしていく歌いかた。


   「(わたしらみんな)コテコテ、すき やもんねー


とは、ぬっくさんの言葉。


同感である。  関西人 だから??でもないか。 



それにしても、


  テンポの変化のつけかたで、
  こんなにも 曲の色あいが 変わってくるものなんだなぁ


と実感。


おなじ曲でも、歌うひとによって 
楽器なら楽器を 演奏するひとによって
イメージが すこしずつ(ときには かなり)ちがうように

私なら 私たちなら…

どんなふうに歌うか 歌いたいか。


    …だが 君に
    
    「愛しているわよ」

    と言われると、

    感きわまって 涙がとめどなく流れ出す



これが 最後の歌詞。

ふつうに歌えば、
後奏も アッサリとみじかいこの曲、
なんとも 淡白な感じに終わってしまいそうだよなあ

と思っていた。


いちばん言いたい詩は、
きっとこの最後のところにちがいないだろうに。


今回のレッスンで やってみた歌いかたなら、

耳もとで 彼女が「ぼく」にささやく

  ”Ich liebe dich”

を、

「ぼく」がそれをきいたら 泣き出してしまうような
彼女のその言葉を

とても たいせつに歌うことができる。


ピアノの後奏もゆっくりと、
しみじみとした余韻が残る。


  (すべて、そのようにうまく歌えば…ですが!)


まだまだ 課題はたくさんあるものの、

自分たちの歌うべき方向…曲の色…

が みえてくると、とても楽しくなってくる。


生き生きとしてきた、その曲が ますますいとおしく感じる。


なにかをつくりあげる過程には、
苦しいことが多いけれど、


ときには こんな幸せな気づきや 高揚感も ある。






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最大の敵は。。。

2008-10-25 | 歌のおけいこ


最大の敵は、自分のなかにいる。

これ、実感です…。 


時々、師匠の通達でおこなわれる
お仲間うちでの ぷち発表会が、
きのうも ありました。


11月の発表会で歌う 二重唱の曲をぬっくさんと、

 (発表会までに できる失敗は今のうちにしとこ!

  できるだけ 何回も人前で歌って 慣れとこ! という心境から)


そして ソロでは、発表会本番では歌えない曲なのですが
だいすきで、レッスンだけは何度か受けたシューマンの

  「Ich grolle nicht」 

    …わたしは恨むまい (嘆くまい)

を歌わせていただいたのですが。。。



あいかわらず、いざ歌うという状況になるとカチンコチンになり、

声がでにゃい…

息もたえだえ。

鼓動は バコバコ  


二重唱も だけど、とくにソロが。


やっぱり歌いながら あまりにかなしくて泣きたくなってくる。


どうして ハナ歌のときみたいに歌えないの??

 (いや、べつにそこまでは言わんけど… 


練習とか、レッスンのときとか みたいに。



おとといの ぬっくさんとのレッスンのあと、
録音したレッスン内容をくりかえし聴いて 聴いて

どう歌ったらいいのか 考えて
自分でまた歌ってみて

きのうは
練習室をかりて ぬっくさんと直前まで
ああでもない こうでもないと考えては歌って

ソロの曲も
レッスン内容を聴きかえしながら 注意されたところが
自分にしみつくくらい 直前まで 歌って 歌って

ときどき まちがえてしまう歌詞にももう 不安はないくらい歌って。。。


だって、この曲は わたしにとっては
きのうが、最初でさいごかも知れない 本番だったんだもん。


あかんという師匠に ムリを言って 歌わせていただいたから。


それなのに、自分で すこしでも満足 と思えるまでに歌えなかった。

部分的にどうだ あそこがあかんかった とかではない。

いつも つぶされる緊張に、今度も負けたから。


とうぜん、笑顔で なんて はるかかなた 


みんな、緊張はしながらも、
歌う機会をひとつ持つたびに それを克服していってるのが
よくわかる。


緊張しちゃいけないわけじゃなくて、
それに つぶされて
呼吸が乱れて ふるえて、 声がでないのがだめ

なんだって わかっているんだけど、


いつまでも はじめの頃からとおなじような、 
ひどい緊張を克服できないでいるのって

わたしぐらいかも。。。


練習や せっかくのレッスン内容が
いざ 本番で だいなしになっちゃう のが

かなしいなあ。


むかしから、 緊張のつよい 神経質なこどもだったわたし。

気になることがあれば、すぐ おなかが痛くなった。

ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう と

そんなことばかり 考えてしまう子だった。


うれしいはずの遠足や 運動会が、
その朝になって 熱を出したり 吐いたりして、
結局 行けなくなる。


興奮しすぎ??


自律訓練とか、イメージトレーニングとかも
カウンセリング講座で 勉強したことがあるけれど

ちっとも 身についていない。

くりかえし 習慣になるほどやっていないから でしょうね。


まだまだ だなあ。


だいすきな曲が いまの自分なりにでいいから
ちゃんと歌えなかった というのは

いつものことながら、残念だし かなしい。


でも、おちこまずに またがんばろう。



うちあげ。。。では、

いつものことながら おバカなことばかり言って

すみませんでした…


ほんとは  な気分 でいたのに??


師匠や みなさんのおかげさま

楽しかったわ 





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りんのしっぽ

2008-10-24 | 愛犬りん


里親さんのもとで 
当時 一緒に暮らしていた2ひきのいぬ…


ミニチュアダックスのおとうさんと、
柴犬のおかあさんのあいだにうまれたりんは、
そのどちらの個性も ほどよく受けついで


いい味を出している。。。 ←  OOバカ!


顔も 姿かたちも…


まさに ミックス犬。


ダックス…ドイツのコ

柴…日本のコ


なんですが、


洋と和が、
ダックスと柴の個性が
ほどよく まざりあっている感じ。


胴長 なんだけど、
足も意外と がっちりとして、
ダックスよりは 長い。


背丈も 長さも、
ミニチュアダックスより ちょうどひとまわり大きいくらい。


柴よりは、かなり小さいし 細身だけど。


  (いぬの場合、背丈というのは 体長をさすと きいたことがあるけど…

   いまは人間とおなじに考えた背丈…地面からの高さ 

   をさして書いている)



耳は ふだんは半立ち半たれ??なのが、

きつねかフェネックのように ぴーんと立つこともあり

裏返しに ひっくりかえっていることもあり…

片耳ずつ、ちがっていることもある。



で、このしっぽ も…

ダックスは もっと細くて みじかめ。

柴は もっと太くて、くるんと巻いている。

どちらのしっぽともちがって、
独特な感じだ。



  「しっぽで 筆がつくれそうね…」



とは、

歌のお仲間で ご近所さんである ぬっくさんの言葉だが、

彼女は ほんとに筆にしかねない様子で

りんのしっぽを いとおしそうに何度もなでていた。。。



キモチはわかるけど…

わたしも その誘惑にかられるけど…


墨つけて 書初めしようなんて 考えないでね。。。

と、ちょっと心配していたわたし  ← するかーっ!! 



うれしいとき、
いきおいよく ビュンビュンとしっぽを振る りん。


そのしっぽに当てられると…(びしっ びしっ という感じ!)



なかなか 痛いんですよ これが 


さわってみたい、びしびし当てられてみたい というかたは、

どうぞ 遊びにいらしてください 





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合唱団員は。。。がお好き??

2008-10-22 | 歌のおけいこ


ジュビラーテでは 合唱団のお仲間として

ドイツリート&日本歌曲の会でも ともに学ぶお仲間として

そして 二重唱のパートナーとして

こんな私と一緒に 歌ってくれており、

はては ご近所さんづきあいもしてくれているぬっくさんとの、



ある日の会話。



 (一部、以前の再現もあり。。。

  注:今回は お笑い&涙まじりのレッスン秘話 ではありません)



11月の末に、

われらが師匠・橘 茂 のもとで歌を学ぶ門下生たちの
発表会があるのだが



  「今度も 二重唱うたう人たちが、何組か いるみたいだねー」


  「うん、楽しみだねえ」


  「まいるどさんたちのほかに、新しく男女のペアで歌う人たちもいるしね~
   あっ てらうたこさんコンビは 今回二重唱歌ってくれはるのかな?? 」


   (まいるどさんは、その頃 ソロばかりだった発表会で、
    はじめて二重唱を、それもオペラ・振り付き!で 歌ってくれた
    パイオニア である。。。 笑←いいや、笑ってない 笑ってナイ!? 

    笑ったとしても(やっぱり笑ってるんかい!)
    ほほえましい笑い ですから。。。


    さらに、てらうたこさんコンビは、
    おふたりで 独唱あり 二重唱ありのリサイタルをされたこともおありの、
    オトナのナイスカップル♪ である)


  「私たちも これからまたいろいろやりたいよねー
   男声とも やってみたいし」


  「でも、やっぱりその場合でも 私はどちらかというと、
   オペラより 歌曲がいいなぁ」


  「ツィゴイネルリーダー(ジプシーの歌)四重唱なんてのも いいよねえ。
   前に 合唱団でみんなで歌ったけど、また歌ってみたいなあ」


  「ほかにもいっぱい、重唱で歌うひと ふえてきたらいいねえ」


  「楽しいもんねえ」




  「結局…


   もともとが 合唱団員なだけに、

   
   ひとと 歌うのがスキ なのよねぇ みーんな」




はい、そのとーりです ほんと。 


むずかしいの承知で、あの魅力にハマったら やめられません。


ついでに きちんと ハモりたいものです。 ハイ 



ぬっくさんと私の、ナマ声お届け でしたー  







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