さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

大寒・鶏始めて乳す~今月のことば

2024-02-02 | 今月のことば
新暦の、およそ1月30日~2月3日ごろの今の時期は
旧暦では大寒の末候、
「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」
です。

とばしてしまった次候は
「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」
…沢の水が厚く張りつめるころ

でした。

鶏始めて乳す とは、
鶏が卵を産みはじめるころ。
動物たちにとって、春は出産の季節ですね。

少しずつ日が長くなり、
春が近づいていることを感じさせます。
それでも、寒さはまだまだ。
コロナにインフルエンザ、カゼもまだ流行っているのに加えて、
早い花粉症も;
苦しいとか肌が荒れるとか、支障があるのでなければ
マスクはしておくのがよさそうです。

コロナ禍でマスクが必須だったころ、
手洗い&うがいの習慣もついて、
インフルエンザがまったくと言っていいほど出なかった年がありましたね。
マスクの効果も大きいと思います。


今月のことば、1月のご紹介がまだでした~;;
 
 

きょうの無事に感謝して、
希望に満ちたあしたを祈りましょう。
地震で被災された方々にとっても、
今日より明日が、少しでも希望のあるあしたでありますように。

さあ、
一年最後の節気・大寒が過ぎれば、立春ですね。
お雛さまにも、そろそろおでましいただかなくては。
おでましいただくために、定位置の片づけをまず。。。^^;


 約束のあした雨なら雨靴で さくら


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冬至・雪下麦を出だす~今月のことば

2023-12-31 | 今月のことば
新暦の、およそ12月31日~1月4日ごろの今の時期は
旧暦では冬至の末候、
「雪下麦を出だす(せっかむぎをいだす)」
です。

雪下麦を出だす とは、
降り積もる雪の下で、麦が芽を出すころ。
植物は、地中や冬木立の枝先で、芽吹くちからを育んでいるのですね。

今年を締めくくり、来たるべき新年へつながる時候となりました。
あっという間に過ぎたように思える1年の間にも、
いろいろあったあれこれが思い返されます。

事故で骨折し、せっかく治癒した左膝をまた転んで負傷したとか
(打撲と擦過傷ですんでよかったです、ホント;;)
ついにコロナにやられてしまい、しばらくウツが続いたとか
歌はとうとう、すべて1年お休みしてしまったとか
着物はちっとも上達しないとか
川柳はいつも締め切りギリギリであせってばかりだとか

不覚に思える事態やできごともありますが。。。

とにもかくにも、
ぶじに元気に生きてこられました。

くたびれぎみの夫も、大病などせず元気でいてくれましたし、
必要なお世話や見守りが増えたりんも、
がんばってくれています。
家族そろって、ぶじに年越しできるしあわせに感謝!

今年のうちに、おなじみご近所のお寺さんの
今月のことばをご紹介いたしますね。

 


すぐれた人のようにはできなくても、
自分なりにがんばってきた1年。
ねぎらってやってもいいかな。。。

そしてまた、あたらしい年も
ぼちぼちむりのないペースで、自分の歩みを進めていきましょうっと♪

みなさま、今年もあたたかいご縁をありがとうございます。
どうぞよいお年をお迎えくださいね^^


 かろやかにまたねと跳ねて去るうさぎ さくら



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小雪・橘始めて黄なり~今月のことば

2023-12-05 | 今月のことば
新暦の、およそ12月2日~6日ごろの今の時期は
旧暦では小雪の、もう末候、
「橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)」
です。

小雪とは、寒さが進み、そろそろ雪が降りはじめるころのこと。
とはいえ、雪も寒さもまださほどでなく、これからです。

とばしてしまった初候は
「虹蔵れて見えず(にじかくれてみえず」
…虹を見かけることが少なくなるころ

次候は
「朔風葉を払う(さくふうはをはらう)」
…冷たい北風が、木々の葉を払い落とすころ

でした。

橘始めて黄なり とは、
橘の実がだんだん黄色くなってくるころ。
冬でも、あおあおとした常緑樹です。

なかなか更新できず、のぞいてくださるみなさまごめんなさい。
元気にしています。
が、日常のことをこなしているだけなのに、
あっというまに1日1日が過ぎてゆき。。。;;

ふと気づけば、もう師走。
今年もあとひと月足らず??うっそ~っ!
という心境です。

またまたひと月遅れになってしまった11月のお寺さんのことばは、

 

です。

損得や結果は、あとからついてくるもの…でしょうね。
まずは、人も自分も喜べる行動であるかどうか。


先日の記事に書いたおけいこの日から数日後、
半幅帯を合わせて、また父の着物にチャレンジしてみました。

 

 

黒のセーターを下に着て(これは母のものでした)
ざっくり、あっさりと。
ちょっと男っぽい着方になりますね。

襟も抜かず、身八ツ口も開いていないので
あたたかく着られます。
そして気軽に短時間で着られそう。
いいかも~♪


 ざっくりと父の着物に抱かれる さくら


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立冬・山茶始めて開く~今月のことば

2023-11-07 | 今月のことば
新暦の、およそ11月7日~11日ごろの今の時期は
旧暦では立冬の初候、
「山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)」
です。

立冬とは、
冬の気配が山にも里にも感じられてくるころのこと。
木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、
冬枯れの様子が目立ってくる時期ですが…

木々は色づき、さすがに朝晩は冷えますが
(でも昨夜はなんだか暑かった;;)
日中はいまだに汗ばむ暑さです。

山茶始めて開く とは、
山茶花の花が咲きはじめるころ。
候に「つばき」とありますが、
ツバキ科の山茶花のことをいうのだとか。
駅に向かう途中の道、
ご近所のサザンカが、可愛らしいピンク色で咲きはじめています。

わがやにも、昨年、無人の古物商でつい衝動買いし
連れ帰った白いサザンカの鉢がありまして、
いま何個もつぼみをつけています。
ちゃんと咲いてくれるか、ドキドキしながら見守っているところです。

10月のうちにご紹介できなかった、
ご近所のお寺さんのことばは。。。

 


これ、とてもたいせつなことだと思います。
ひとから見て幸せそうでも、本人が満たされていなければ、
それは不幸なこと。
逆に、ひとからもし不幸にみえたとしても、
自分が幸せだと感じられるなら、それが幸せ。

自分の日常を感謝の思いで満たし、
幸せであると感じられる自分でいたいです。
もちろん、一生懸命言い聞かせては、
そうでいよう、そうであろうとする自分もいるわけですが。

不満や不足を言い出せばきりがありません。
いまが幸せ。
そう思えることがまた幸せ。


 しあわせのカタチいろいろ今日のいろ さくら


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白露・玄鳥去る~なんでもない日常

2023-09-20 | 今月のことば
新暦の、およそ9月17日~21日ごろの今の時期は
旧暦では白露の末候、
「玄鳥去る(つばめさる)」
です。

ひとつとばしてしまった次候は
「鶺鴒鳴く(せきれいなく)」
…鶺鴒が鳴きはじめるころ、でした。

玄鳥去る とは、
つばめが南に帰るころ。
春先に訪れた渡り鳥と、しばしお別れの時期です。

それにしても、日中はまだまだ暑いですね。。。
出勤の時間帯の暑さが、コロナ明けの身にはまだ堪えます。
今週末には、秋の空気に変わりそう、との予報でしたが。

夫も私も、コロナあと仕事に復帰して1週間を過ぎた週末、
久しぶりにりんを連れてお散歩に。
カート付きですが…
ところどころで下ろすと、ちゃんとそこそこ歩いてくれます。

 


爪切りに行った病院では、

 「りんちゃん、目もキレイだし、若々しいですね~」

なんて、うれしいお言葉をいただきました^^

やっとこさでこの状態を保っているともいえますが、
家族みんなが元気で、なんでもない日常を過ごせるありがたさ。


久しぶりに足をのばしたお寺さんの、今月のことば。

 


ホントそうです。
私も、いつからか、人にあまり
「がんばってね」とは言わなくなりました。
もうすでに、よくがんばっている人ばかりですもん。

りんもよくがんばっています。


 のんびりと家族で歩く素敵な日 さくら


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