新暦の、およそ10月18日~22日ごろの今の時期は、
旧暦では寒露(かんろ)の末候、
「蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)」
で、きりぎりすが戸口で鳴くころ だそうです。
昔は蟋蟀(コオロギ)のことをキリギリスと呼び、
秋に鳴く虫の総称でもあったとか。
山野に出かけて虫の声を楽しむことを
「虫聞き」
というそうで、風情ある秋の楽しみかたが
日本ではむかしからされてきたのですね。
今日か明日かと待ちかねていた金木犀ですが、
こちらでは10月14日に
あ、香った!
と思ったら、いっせいにあちらでもこちらでも咲きだしました。
ちゃんと今年も咲いてくれた~と喜んでいると、
今度は急にやってきた晩秋のような冷え。
あわてて衣替えです。
そうかと思えば、今日はまた気温も上がって
気持ちのよいあったかい秋晴れ。
ほっとするような陽ざしです。
めまぐるしい気候の変化に合わせていくのも
ひと仕事ですね。
職場の医院では、例年より1か月早く、
10月から高齢者のかたを優先としてインフルエンザワクチンが
開始されています。
わたしも早々と接種ずみ。
毎年の苦行…
薬液に多少アレルギーがあるのか、
薬液注入時に毎回かなりの痛みを伴うのです。
そして接種したそばから腫れてきます。
2~3日のことなので、
医療従事者としての義務ではあるしと覚悟を決めて?
(おおげさな;)
毎年受けています。
(というか、職場で受けさせられます^^;)
そしてわがやのりんは、12日に15歳になりました。
1日おきの点滴、何種類もの薬と
彼女にも難行苦行のある毎日ですが、
のんびりお散歩もでき、そこそこ食べて、
元気におるすばんもしてくれています。
1年ほど前、定期的な点滴が必要になったころ、
動物病院の先生にはこう言われました。
「16歳は難しいかも知れないけれど、
15歳の誕生日を目標にはしていいんじゃないかな」
と…。
ひとつの目標としていた15歳をぶじに迎えることができて
感謝、感謝の気持ちです。
特にここ数年は、父母の病や看取りで、
いつも何かしら心配を抱えて、
家の出入りもバタバタと落ちつかぬ日々でした。
それは、りんにとっても老いてゆく日々で、
腎機能低下の状態もありながらでしたが、
大きな不調をきたすことなく
変わらずいてくれて、本当に救われました。
病気があってもなくても、寿命はだれにもわからない。
難しいと言われた16歳だって迎えられるかも知れない。
長く生きることだけがすべてでもない。
りんの自然な寿命のときが訪れるのはいつか、
まだわからない。
その日がずっと先でありますようにと祈りながら、
飼い主も犬もむりなくゆったりのんびり、
これからも一緒に暮らしていきたいです。
旧暦では寒露(かんろ)の末候、
「蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)」
で、きりぎりすが戸口で鳴くころ だそうです。
昔は蟋蟀(コオロギ)のことをキリギリスと呼び、
秋に鳴く虫の総称でもあったとか。
山野に出かけて虫の声を楽しむことを
「虫聞き」
というそうで、風情ある秋の楽しみかたが
日本ではむかしからされてきたのですね。
今日か明日かと待ちかねていた金木犀ですが、
こちらでは10月14日に
あ、香った!
と思ったら、いっせいにあちらでもこちらでも咲きだしました。
ちゃんと今年も咲いてくれた~と喜んでいると、
今度は急にやってきた晩秋のような冷え。
あわてて衣替えです。
そうかと思えば、今日はまた気温も上がって
気持ちのよいあったかい秋晴れ。
ほっとするような陽ざしです。
めまぐるしい気候の変化に合わせていくのも
ひと仕事ですね。
職場の医院では、例年より1か月早く、
10月から高齢者のかたを優先としてインフルエンザワクチンが
開始されています。
わたしも早々と接種ずみ。
毎年の苦行…
薬液に多少アレルギーがあるのか、
薬液注入時に毎回かなりの痛みを伴うのです。
そして接種したそばから腫れてきます。
2~3日のことなので、
医療従事者としての義務ではあるしと覚悟を決めて?
(おおげさな;)
毎年受けています。
(というか、職場で受けさせられます^^;)
そしてわがやのりんは、12日に15歳になりました。
1日おきの点滴、何種類もの薬と
彼女にも難行苦行のある毎日ですが、
のんびりお散歩もでき、そこそこ食べて、
元気におるすばんもしてくれています。
1年ほど前、定期的な点滴が必要になったころ、
動物病院の先生にはこう言われました。
「16歳は難しいかも知れないけれど、
15歳の誕生日を目標にはしていいんじゃないかな」
と…。
ひとつの目標としていた15歳をぶじに迎えることができて
感謝、感謝の気持ちです。
特にここ数年は、父母の病や看取りで、
いつも何かしら心配を抱えて、
家の出入りもバタバタと落ちつかぬ日々でした。
それは、りんにとっても老いてゆく日々で、
腎機能低下の状態もありながらでしたが、
大きな不調をきたすことなく
変わらずいてくれて、本当に救われました。
病気があってもなくても、寿命はだれにもわからない。
難しいと言われた16歳だって迎えられるかも知れない。
長く生きることだけがすべてでもない。
りんの自然な寿命のときが訪れるのはいつか、
まだわからない。
その日がずっと先でありますようにと祈りながら、
飼い主も犬もむりなくゆったりのんびり、
これからも一緒に暮らしていきたいです。