さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

りんのおでき

2011-09-14 | 愛犬りん


来月で6さいになる わがやのりん。

彼女なしの日々は もう考えられないほど、
わがやに なくてはならない いとしい存在。

そのりんに、ちょっと心配ごとができた。

それは、1~2ヶ月前からできた、
足のおでき。

右のうしろ足の 大腿外側にポツリとできた、
直径8~9ミリの
ちいさなイボみたいなもので、
特に痛みもかゆみもない様子。

皮膚表面にできたもので、
おできが周囲の組織とくっついている様子はない。

急に大きくなるようでもない。

歩く様子も変化なく、
ほかの全身状態も 異常はみられない。

…ので、

わるいものではないだろうと思ったのだが、
念のため 病院でみてもらう。


すると、

いぬのできものは 見た目では
良性か悪性かの診断はつかないとのことで、

しばらく様子をみるか

診断をつけるために 全身麻酔下で
組織を採って 病理検査をおこなうか

ということだった。

まだ若くて かわいい女の先生が
りんの くびや 脇や 足のリンパ節を調べはじめたときには
もしや 悪性の可能性があるのかと 落ちつかない気分になったが、
今のところ リンパ節の腫れは みられない 
とのことだった。

りんのからだには 
スキンシップと 健康チェックの意味をかねて
毎日さわっているので、
なにか 変化があれば わかるつもりだが、
リンパ節の腫れがないとわかって
正直 ほっとした。


が、はっきりさせておくほうが安心だということと、

もうひとつ、
6さいを前にした今の時点で、
奥歯に つきはじめた歯石をとってもらうのをどうしようかと
考えていたところでもあったので、
全身麻酔をかけるなら この機会に
そのどちらも お願いすることにして、
予約をとる。


歯石をとるにも ちいさなおできの病理検査をするにも、
局所麻酔でできる人間とは違い、
動物にとっては おおごとになる。

全身麻酔は からだにそれ相応の負担がかかることなので…

もっと高齢になってから よりは、
いまのほうが のぞましいだろう。


帰りに、たまたま 外に出てこられた
動物病院のナースさん…

 (このかわいいナースさんは、
  りんが1さいになった頃受けた避妊手術のときにも
  お世話になったかたである。

  りんちゃん かわいいねーと言って
  いつも なでてくれる♪)

にたずねたところ、

いぬのできものは 良性と悪性が 半々くらいの割合らしい。

意外に高い悪性の確率に、
どきりとする。

ねこはというと、
できものができにくいかわりに、
できた場合には ほぼ100%近くが、悪性のものなのだそうだ。

はじめて知る事実に おどろく。

人間とおなじに考えてはいけないことが たくさんあるのだな。


どんな状態になっても、
わたしは りんの飼い主として 家族として
引き受けてやろうと思うが、
できることなら 健康で長生きして 
これからさき ながく一緒にいてほしいと思う。

たべものや 過ごし方には
気をつけてやってきたつもりだが、
生きもののこと、
気をつけていても 病気になるときは なる。

結果が出るまでの、こころ落ちつかぬ日々。

どうか わるいものではありませんように。

いまは それを祈るしかない。





コメント (6)
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