さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

りんの点滴

2022-01-12 | 愛犬りん
腎機能低下の進行を少しでもゆるやかにするために、
2019年の11月から、自宅で始めたりんの点滴。

通常は1日おきのペースですが、
時には不調のために毎日必要になる時期もあります。
輸液(生理食塩水250ml)は動物病院で
通常5パックずついただいて帰りますが、
それがなんと、このたび累計で365に。
毎日していれば、ちょうど1年分になる数です。

それだけの数を、おうちで点滴してきたのだなあ。
ブスブス刺してごめんね。
いつだって、なるべく苦痛でないようにと、
元気でいておくれねと、
祈りながらしているよ。

いつもけなげに耐えてくれて、ありがとうね。


 

蝶のような形をした翼状針の両側をクリップで固定。
激しく動かなくても、
首をブルブルと振られると針が抜けてしまうので、
主人が足の間にはさんで、
念のため首輪をホールドしておきます。
ぐずりだしたときにはなだめて…
いつもふたりがかりの仕事。
主人が長期の出張で留守のときには、
私ひとりで安全に行うには難しいので
点滴は動物病院でお願いしています。


 

↑ この加圧バッグのおかげで、
10分~プラス数分ほどかかるところが、5分に短縮できます。
この5分の差は、とても大きい!
途中からぐずりだした子をなだめて耐えさせるには、
5分はとても長くつらい時間。
自宅で点滴を始めて1年半ほどしてから購入した加圧バッグですが、
もっと早くから使ってやればよかったなと思っています。

たいていは、
定位置におさまればりんも納得し(あきらめ?)てくれるようで
すんなり始まって、あっという間に終わりますが、
時には刺し直す必要があることも。
なるべく1度で、ささっと終わるよう、
毎回慎重に行います。
ふだん、看護師の仕事をしているときと同様に。

けれどもこの点滴、
血管に入れるわけではないせいか、
ねらいどころが意外に難しく、
刺して流してみるまで様子がわからないので
出たとこ勝負みたいなところが。。。;
まあ、ほぼ1回ですんなりできてはいるのですが。

 

ちゃんと食べてくれるだろうかと、
毎回食事はハラハラ。
腎臓やら、肝臓やら、かゆみ止めと、
毎回食前食中にたくさんのおくすり…
食事が入らなければ、お薬だけをのませるのも難しく
心情的にもつらいことで、
食欲があって食べてくれるだけで、本当にほっとします。
今も毎回、ムラはありますが。。。

今日も1日、元気に過ごそうね。


 代わってはやれぬ痛みに耐える犬  さくら


コメント (2)
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