さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

清明・鴻雁北へかえる~雨ニモマケズ?

2024-04-09 | たわごと・できごと

新暦の、およそ4月9日~13日ごろの今の時期は
旧暦では清明のもう次候;
「鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)」
です。

またまた飛ばしてしまったふたつの時候…
春分の末候は
「雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)」
…春の訪れを告げる雷が鳴りはじめるころ

清明の初候は
「玄鳥至る(つばめきたる)」
…海を渡って、つばめが南からやってくるころ

でした。

清明とは、
すべてのものが清らかで生き生きとするころのこと。
若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、
生命が輝く季節の到来です。

鴻雁北へかえる とは、
日が暖かくなり、雁が北へ帰っていくころ。
夏場はシベリアへ、秋にはまた日本へ渡ってくるのですね。


3月も半ば過ぎになってから、
ようやく咲き初めてくれた白いハルサザンカは、
その後次々と、蕾のほぼ全部が花ひらきました。
咲いたあとは、1週間ほどで散ってゆきます。

花びらがバラバラと散っていることもあれば、
花ごと落ちていることも。
散りかたで、またまた
サザンカなの?ツバキなの?
と悩ませるコ;;
サザンカだ、ということにしていますが^^;

 


こちらは、通勤途中の信号待ちで出会うオトメツバキ(たぶん)。
色も咲いたかたちも可愛らしい。。。
4月初めに撮ったものです。

 


着物でお花見のオフ会に行けなかった私のために??
(この日も雨で。。。)
お仲間さんたちが計画してくれた再びのお花見日は、
またまた雨予報。
各々の都合もあり、集まれる日が他になく
雨ならお花見弁当ランチ会ということで~
となっていました。
当日には「警報級の大雨」予報まで出て;;

しかし、
オフ会にも行けず、3月はおけいこにも出られず
長らく着物を着られずにいた私はウズウズしておりまして、
雨ニモマケズ着付け強行。
(何もこんな日にわざわざ…アホです^^;)

思ったとおり、こんなことをするのは私だけでした。
でも、どうしてもこの春のうちに着たかった着物なんだもん。

母が選ぶにしては珍しい緑色。
着ている姿も、写真も、見たことがありません。
晩年、母自身までが

「こんな着物持っていたかしら~」

などと言っていましたが。。。

出かける直前、レインコートを着るために
裾を上げようとしたとき、
しつけ糸がついたままなのに初めて気づきました。

母も着たことがないままだったんだ。。。

 

 

雨ニモマケズ、五十肩の痛みニモマケズ、
がんばりました。
ゆがんだ帯も、これが精いっぱいで、
私にしたら上出来なんです~;;
ずっと眠っていたこの着物…
ウン十年目にして、初めて袖を通すことができてよかったです。


 

ホントはもうちょっとかわいいし、
表情もあるのですが。。。
数か月ごとに予約して短時間でしていただく、
無麻酔デンタルケア(歯石除去)の帰り道。
ストレスと疲れで、はよ帰りたい。。。の気分かな;
帰り道の線路沿いには、違う種類の桜がいくつも植えられています。
あざやかな色の寒桜とりん。

この週末はお天気もよく、お花見びよりでしたね。
夫と一緒に、カートに乗せたりんを連れて、ご近所の公園にも行けました。
公園内ではゆっくり、りんもがんばって歩きました。
一緒に過ごせる今の毎日が、恵みです。


 お花見日雨に降られてランチ会 さくら

 


コメント (4)
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