ああ茶が旨い

　先日買った、”抹茶入り玄米茶”が美味しいのです。

　石油ストーブの上に薬缶をかけておくと、
想像以上に早くお湯が沸いてきます。
ヤカンをおろし、布巾の上で90℃ぐらいまで冷ました後
お湯を注ぎ、少し短めに蒸らし湯飲みに注ぎます。

　急須はお湯が一気に出るように出来ていませんので、
ゆっくり、ちょっと高い位置から注ぐと良い香りが鼻腔を擽ります。

　スーパーでよく売っている、３本で１００円なやっすいお団子。
この安っぽさが、却ってシンプルで美味しかったりします。

　あー・・・団子喰っていて思い出しました。
中学校時代、社会の先生のオススメで初めて食べた
静岡県富士宮市の”浜松屋”という団子屋のみたらしが絶品だったなぁ。
すこし押しつぶしてあり、円柱に近い形の団子が甘さ控えめのタレに絡まり
何本でも食べられちゃうような美味しさでした。
人気店らしく、午前中でほぼ完売しちゃうんですよね、浜松屋。
20年近く行ってませんが、まだ営業してるのかなぁ。
今度ツーリングがてら行ってみようと思います。
　
　

　夕飯は、もはや作り慣れた感もある甘めの酢飯に
スーパーの特売のマグロの剥き身と、イカ刺しをのせてみました。
子供の頃は美味しさがわからなかった大葉も忘れずに敷きます。

　今日も幸せな食生活が出来る事に感謝です。

今日は もののけ姫 の日ですね。

　もののけ姫 、ご覧になりましたか？（現在1/8 16:46）

　えっ・・・まだ金曜ロードショーが始まってもいないって？
そうですか、今夜21:00からですので是非ご覧下さい♪

　斯く言う私は、先ほど観終わりました。
恐らく15回目ぐらいの視聴だったと思いますが
何度観てもこの映画は大好きだったりします。
　
　

　しっかりと、DVDにビデオまで買ってたりして（笑

　以前、この日記にも書いた事がありますが、
まだ若かった高校生の頃、静岡の昔ながらの映画館で
当時最新の映画だった、もののけ姫を友人と観ました。

　その後、ビデオが発売された時につい購入。
暫くしてからDVDが発売されたときも躊躇無く購入しました。

　高校時代はお話のテーマもさることながら
東日本をイメージした深い森の雰囲気や、
”緑”や”青”の色を用いた、様々な描写の繊細さに惹かれ
落ち延びた蝦夷の棲む白上山地や、
全てが終わった後の、変わってしまった新しい森の息吹に心動いたものです。

　アシタカの真っ直ぐな生き様も観ていて心地よく、
登場人物の各々に、生き生きとした魂が宿っているような気がしました。

　劇中、ジコ坊が発する「天土の間の全てを欲するは人の業」という台詞に
青かった時代、どこまでも”自分の為”に奔走する汚い大人の世界を垣間見、
　何故か幼少の頃から心に描いていた、
『決してそうなるまい』と思う気持ちをより強くしたものでした。
そうして生じた『カッコつける事が、一番カッコ悪い』と考え動く信念が、
要領は悪くても誰にも嘘を吐かずに生きる今に繋がって居ると感じます。

　ま、ハタから見るとただの馬鹿なんですけどね。
余談ですが、アシタカはちょっとカッコ良すぎます。
手塚治虫さんの、”陽だまりの樹”の【伊武谷万二郎】ぐらいが理想です（笑