主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
ホイのホイのホ~イ♪
目が覚めると、外は冬の曇り空。
天気予報では翌日から雨だとの事でしたが今が大事なのです。
というわけで、適当な服に
バイクに乗っているときは着ないような上着を羽織り
新車(笑 で走りに行ってきました。
【マルキン自転車に乗って勢いで走りました】
今回は、新しい自転車で
普通に走る初日でしたので行き慣れた場所に。
それも、普段ちょっぴりの峠目当てでバイクで通るのと同じ道です。
すっかり鈍った体中の細胞に活を入れるのも兼ねて
行きは【ノンストップ】且つ、【6速固定】で参ります。
CBRやRZで走るとなんという事のない峠ルートですが、
なんちゃってクロスバイクだと流石に息も上がります(笑
いつものダム湖畔の公園に到着しました。
バイクでは先客が居るとスルーしがちですが、
気にせず公園施設の方に向かって進入して参ります。
首尾良くMAXコーヒーを購入したあとは、芝生を敷いてある広場へ。
出発前にゼロにセットしたトリップメータを見ると、
【23.91km】となっています。ここまで1時間20分ほどかかりました。
写真にも写っていますが、elfのプロテクタ入りのグローブと
足下はシンテーゼ12という、完全にバイク的装備で走って来ました。
ダムの放水施設に向かって整備された芝生の斜面に寝そべり
暫し休憩を取りつつ、脚に溜まった疲れを癒します。
流石にこの天気ゆえか、バイクは2台しか居ませんでした。
あんまりゆっくりしていると、
雨が降りそうな天気でもあったので早々に帰路に就きます。
往路で悩まされた心臓破りな坂の下で。
行きは本当に6速しか使わなかったのでしんどかったです。
流石に7割ぐらい登った所で息絶えましたが(笑
この坂、カブの2速ぐらいではまともに登らない程度の傾斜です。
帰りは6速縛りをやめていたので、ギアをショートにしつつやり過ごします。
暫く進み、ローカル線の鉄橋が見えてきました。
冗談抜きに1時間に1本ぐらいなダイヤな為に汽車は見られませんでした。
赤く塗られた鉄橋は風情があって好きな姿です。
以前、『千葉に山は無い』と書いたことがありますが
山らしい山も、本格的な峠もない代わりに、どこまで行っても丘が続くのです。
復路も数え切れない程のアップダウンに翻弄されながら、
行きにあった余裕などどこへ行ったのか、息も絶え絶えに走りました。
途中、橋の上で一休憩したりしつつも
太股の筋肉に蓄えられていたATPが底をついたのではないかと感じる頃に
結局、2時間弱で自宅に無事到着しました。
メーターを見ると…
【46.74km】でした。
行きが23.91kmなので、復路は【22.83km】ですね。
基本的に左側通行遵守で走っていたので、内回り気味になる復路の方が短いようです。
平均速度を見ると、
23.91km:77分の行きが、【17.8km/h】
22.83km:108分の帰りが、【12.7km/h】
この自転車では、平地にて6速で無負荷に近い程漕ぐと
大体【21km/h】程度の速度で安定しますので、頑張った方じゃないでしょうか(笑
因みに最高時速は、下り坂で【46.8km/h】でした。
この自転車では漕げども漕げどもショート過ぎて進まないのでこの辺りが限度。
以前のMTBでは平地で【32km/h】、
下りも利用した時の最高で【63km/h】ぐらいでしたので全然違いますね。
懸念したフレームの”ぶれ”も皆無で、
安物の割にちゃんとした自転車だったのは嬉しかったです(笑
それにしても、実に数年ぶりの自転車利用であり
(マトモに走ったのは、恐らく10年以上ぶりです)
自転車の気持ちよさを認識すると共に、バイクのありがたさが解りました。
バイクの場合は、何百㎞走ろうが疲労することもなく
”2輪的快感”だけを与えてくれる乗り物ですから。
バイクはやっぱり良いですね(笑
そうそう、タイトルの妙な『ホイのホイのホ~イ』という表現ですが
私の自転車のブランドは、どうやら”マルキン自転車”だったらしく
昭和の頃にやっていたCMに、印象的な上記のフレーズが使われていたようです。
残念ながら私は見たことが無かったのですが、ネットの動画では愉快なCMでした♪