主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
ZOIL定着ツーリング?
さてさて。
無事にバッテリの再充電も終えた私のCBR1000RRですが。
バッテリの作動確認と、
久しぶりに乗るCBRの調子を見るためにふらっと走って来ました。
【ZOIL添加と、定着走行の記事です】
ここで、ちょっと思い出話。
実は私、十代終わりの頃に椎間板ヘルニアになりまして。
とはいえ、MRIを受けた所、手術が必要な程の大事ではなかったのですが
眠れない程度には痛かったと記憶しています。
その頃は弓道部に所属しており、元々柔道部だったトレーニングの反動からか
多分運動不足だったのも一因だったのでしょう、結構苦しんだのです。
そこで、衰えた腹筋背筋群を戻すのに負荷をかけて鍛え直し、
有る程度調子がよくなって来ていた頃に、NSR250Rと出会いました。
通常の運動や普通のバイクでは絶対に使わない筋肉を使う、
”レーサーレプリカ”というジャンルのバイクに跨り、
都心を駆け抜けつつ、ほぼ毎日最低80kmは乗っていました。
都心の渋滞に揉まれ、ツーリングに鍛えられているウチに、
椎間板ヘルニアなど全く気にならなくなりました。
然るに、
【 レーサーポジションのバイクに乗れば椎間板ヘルニアなど治る 】が
今もって持論だったりもします。
荒唐無稽なようですが、実話ですしね(笑
前提として、どんなに伏せていようが真っ直ぐ走っていようが、
高速道路なんかを走っている時もそうですが、バイクを上手く扱う基本事項として、
【 絶対にハンドルに体重を乗せない 】というのはよく言われる事です。
バイクに乗って”手が痺れる”などというのは、その基本が出来ていない証拠。
ハンドルバーに対して何らかの力が掛かっているので、共振に影響されるんですよね。
そんな基本を履行するのに、腹筋と背筋で上半身を支え続ける筋力というのは
必然的に必要になってくるものです。それが脊椎の補助にも効く、という寸法ですね。
と、ここでなんでそんな思い出話をしたかと申しますと
本日は久方ぶりに”腰が痛い気がする”状態だったので、
『これじゃあ走るしかあるめぇ!』とバイクに乗る理由の一つになった、という事(笑
そんな訳で、早速バッテリ上がり前にやろうと思っていた、
【 ZOIL定着処理 】を実行しつつ走りに行きます。
一応、ZOIL注入後アイドリング+αで問題なく処理が完了することになっていますが、
念のため、オイルを回しておきたかったのです。
先ずは、ドレンからオイルをZOIL添加量の100ccほど抜きます。
本当は300cc程度が適量ですが、初めて使う添加剤なので最低の分量です。
ZOILを投入します。100ccで3,000円ぐらい。
暖機を兼ねてアイドリングし、その間にバイク装備を調えて走り出しました。
いくつかの交差点を過ぎ、
『まだそんなに実感ないなぁ…』などとエンジンを気にしながら走ります。
ところが、6km程走った辺りでふと気づきました。
『なんだこのシフトフィーリングの良さは・・・!』
オイル交換直後でさえ味わったことの無いほど、
ビックリするぐらいに、シフトチェンジが気持ちよく滑らかになりました。
最近シフトフィールが悪化していた実感があったので、これには驚きです。
そして20km程走ったところで、
エンジンの音が少し静かになっている事に気づきました。
伴って、エンジンの吹け上がりがスロットル操作に応じてリニアになっています。
新車時にあった、スロットルを捻るとすぐに”ヒュっ”と応答する感じが若干戻りました。
シフトフィールの変化に上機嫌になりながら、
予定していたいつものダム湖に到着です。
時間は丁度昼過ぎ、なんとなく昼食気分でお腹がすいてきてしまいました。
フフフ。こんな事もあろうかとっ!(先日も同じ事言いました)
おにぎり持ってきたんですよ~♪
しかも、海苔は現地で後巻きです!バリパリです!抜かりはありません♪
自販機で、ホットの濃い静岡茶を購入しベンチに陣取ります。
香ばしく焦げたタラコのオムスビを頬張りながら幸せなひととき。
右を見ても。
左を見ても、いい景色ですねヽ(´ー`)ノ
今日は空気も適度に乾いていて、
それでいて気温も高めだったので本当に気持ちよかったです。
帰路、本屋でヤングマシン(近所のサーキットのDVDが付いてました)を買い、
バイクのフィーリングに問題が無いことを確認しながら帰宅致しました。
最初にオイルを抜く時に、アンダーカウルを外すのですが
その時に少し気になったLLC(冷却水)の僅かな漏れも問題ないようです。
CBR1000RRの持病みたいなもので、どなたのCBRからも多かれ少なかれ漏れる模様。
今後も冷却水容量の状態も見ながら様子を見ていこうと思います。
そうそう、走行直後のバッテリ電圧は・・・
12.80Vでした。こちらも問題ありませんね^^
ちょっぴり人間に絶望した日。
※某閉鎖的コミュニティmi○iに、
元同僚向けの生存報告手段として登録していたりするのですが、
そこで見掛けたとても悲しいニュースをこちらにもつい転載してしまいました。
【他人の痛みが解らない事が当然になっている現実を憂いた記事です】
□外部リンク
とめどなくコーラが出てくる自動販売機、米コカ・コーラのCMが人気に。
http://www.narinari.com/Nd/20100112970.html
私の場合、
全くなにも考えずにこのコーラを業者に返すでしょう。
なんの意図もなく当然のように。
少なくとも、
何かの間違いで出てしまったかもしれないものを
第三者に勝手に渡したりなど絶対にしない。自分でも飲まない。
それは本当に最低な事だと思っているから。
自販機の釣り銭口に、お金が残っていた時もそう。
地面にお金が落ちているときもそう。
そこにあるのは、
『本当の持ち主が困っているのではないか?』
その考えだけしかないのです。
コーラを製造した会社、仲介販売している業者、
彼らだって決して無駄にしたくて作ってるわけじゃない筈。
”もし、誰かが頑張って作った物を持ち去ったら”
その考えが真っ先に立って、卑怯な事をする気にはなれない。
最初から
”キャンペーンです。”と謳っている場合は別ですけれどね。
冒頭で述べたコミュニティには、記事にレスポンスする機能があるのですが
そちらでほぼ全ての人間が、なんの疑いもなく
『嬉しいよね』 『幸せだよね』 『ラッキーだよね』 という反応だったことが
心から悲しかったです。
自分が得をすればそれでよく、
他人の痛みの解らない人間ばかりなのですね。
もし、私がこのイベントを企画するならば
最初から 【皆様への感謝を込めて、ご自由にお取り下さい】 と明記します。
山猫復活計画 -其の捌-
さてはて。
本日はオートバイで言うところの重要保安部品こと
ブレーキシステムのメンテナンスをやってみようと思います。
【MTB復活計画、ブレーキ周りです】
とはいえ、私のマウンテンバイクは
ごくスタンダードなカンチブレーキなので
特別複雑な事もなく、なんの面白みもない機構だったりします(笑
本当は、ディスクブレーキに憧れていたりもするのですが、
機械式にせよ、油圧式にせよ、ディスクブレーキ取り付けには
ホイールハブやホイール自体から交換しなくてはなりませんので
20年以上も昔の自転車には現実的ではないのです。
フィーリングで言えば、
NSRやCBRなどのバイクで体に染みついている、
油圧ブレーキの方が確実に細かい制御が効きますので好みですが…
MTBは転倒してナンボなところもありますし、原理的に不安です。
そんなわけで、当面はカンチブレーキのままで行こうと思っています。
実は、先日購入したマルキン自転車はVブレーキであり
20年前のカンチブレーキより、圧倒的に効きもコントロール性もよく
その差に随分と驚いたものです。
●ブレーキワイヤー取り付け
まずは、前回の日記で取り付けた
DEORE XTのブレーキレバー一体型シフターにブレーキケーブルを通します。
タイコをホルダに嵌める構造は、基本的にバイクと同じですね。
余談ですが、CBR1000RRはブレーキもクラッチも油圧なので
NSRの時のようなケーブルメンテの頻度は極端に下がりました。
一応スロットルケーブルはあるのですが、普段はあまり触らない場所ですね。
フレーム清掃の為、各種パーツを取り外した時にあったような
元々のブレーキケーブルのワイヤリングを参考にしながら、ケーブルを通します。
ケーブル保護とガイドを兼ねた、アウターチューブも現物合わせでカット。
メーカーで一応処理してありますが、内部にモリブデングリスを追加で注入します。
ケーブルが、カンチレバーのホルダー付近まで来た所で
アームの作動確認をしてゆきます。
外すとこんな感じ。
中に強めのスプリングが組み込まれており、常に外側にテンションが掛かっています。
前後でリムを挟むものが2組、計4箇所ありますが
どうやら右フロントのアームベースの動きが極端に悪いようです。
各部ともグリスアップしてゆきますが、右フロント部だけはベースをペーパー掛けし
グリスアップした上で、しっかりと揉んでゆきます。
アームの作動が確保された後で、ブレーキパッドを見ると…
上の写真でも写っていますが、明らかに劣化して硬化し、ひび割れています。
ブレーキの効きが悪いのは、このあたりにも原因がありそうですね。
とりあえずは、パッドを削り面を出し、脱脂しておきます。
ブレーキケーブルを、左右のカンチレバーに振り分ける役目をする
”ちどり”は、固定ボルトこそ激しく錆びているものの切れる気配はありません。
とりあえず入手するアテもないのでこちらは再利用です。
ケーブルホルダーにケーブルを仮留めし、ブレーキケーブルの初期伸びを取ったあと、
ケーブルの張りを調節し、レバーストロークを好みに合わせ、ホルダを本締めします。
ワイヤリングが完了しました。
中古のシフターに20年もののハンドルポストなので
あんまり綺麗じゃありませんが作動に問題はないようです(笑
今回の作業で、
変速機やチェーン、ブレーキ周り、シフターなどの基本構成パーツが着きました。
段々と自転車として形になっていくのは楽しいものですね~
次回は、外装パーツの取り付けです。