主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
That once turned all my gray skies blue
えー、そんなわけで今日はすき焼きなのです。
よく、『TVを観ていたら○○を食べたくなった』
などという事が、どなたにもあることかと存じますが
私は”るろうに剣心”を観ていたら”牛鍋を食べたくなった”のです(笑
(劇中に”赤べこ”という名前の牛鍋屋が頻繁に出てきます)
牛鍋といえば、文明開化の華のひとつ。
ザンギリ頭、陸蒸気等々、流行に敏感な私は取り入れずにはいられないのです。
それはもう「牛鍋食わぬは開化不進奴」って声高に申し上げたいぐらいに。
でも、明治期の資料で一番記憶に残っているのは
絵図の後ろの建物にかかっていた看板の【ルービブトカ】こと、
カブトビールなのですが・・・
私はビールなどの弱い酒はやらないので、
まだ現存しているのか不明ですが、ちょっと興味があるのです。
と、ここでネット検索したら、毎年復刻販売しているらしいです。
場所は当時工場のあった愛知県半田市。
なんと・・・これは有力なツーリング候補が増えた気がしますね。
他にも東京の京橋あたりでも
知多半島イメージの居酒屋で飲めたりするようです。
そういったわけで御座いまして(前置き終了
牛鍋でも作ろうかと思ったのですが、
所謂”牛鍋”の味には馴染みがないので、すき焼きにしました(笑
早速調理です。
まずは、白菜・長ネギ・しめじ・椎茸・木綿豆腐・しらたき と
スーパーで3割引(笑 だった黒毛和牛と
グラム単価が黒毛和牛の1/4のアメリカ産牛肉。安売りってステキです♪
割下として使うのは、
醤油4:酒3:味醂2:だし:砂糖 をひと煮立ちさせ荒熱をとったオリジナル。
実は持っていた、南部鉄器の鉄鍋を使用します。
本物の鉄鍋は、保熱量が多くこういった料理には最適なのです。
ラードをひきつつ、煙が出るまで加熱したところで牛肉を焼きます。
途中、割り下をお玉で投入し肉の下味をつけてから白菜。
白菜から水分が出たところで、しめじ、椎茸、長ネギ、豆腐と入れ
熱を回すために、僅かな(70ccぐらいかな)の水を加えて
具材に火が通ったのを見計らい、最後にしらたきを入れます。
しらたきが揚げ際なのは、牛肉が硬くなるのを抑える為です。
鍋料理というものは手軽なので、さくっと完成です♪
春菊などの色の強い野菜を入れなかったので地味ですね(笑
早速たまごを器にといて、炊きたてのご飯とともに頂きます。
う~む。自画自賛ですが、野菜由来の水分と割り下の合わさった汁が
食材によく馴染んで大変おいしゅうございますヽ(´ー`)ノ
シメはうどん・・・ならぬ、すき焼き丼?です。
のこしておいた牛肉と、残りの汁をかけ溶き卵をのせて掻き込むと
もうこれはたまらんっというぐらいの最高の牛丼に。
タマネギだけの牛丼屋では食べられない
野菜の旨みがなんともいえない味の深みを演出してくれました。
そして今日もまた、前後不覚になるぐらい食べ過ぎたわけですが
美味いもん食べて文句言ってたら罰があたるというもので
良い夕食になったと思います。
そうそう、意味不明なblogのタイトルはご存知Sukiyaki Songなのです♪