CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「悪人」

2011-03-28 11:27:06 | 映画・邦画
「告白」は本で読んだし、

「悪人」は妻夫木くんの思い入れの作品、というコメントで借りました
ストーリーは周知のようで、今日は省きます

邦画となるとかなりリアリスティックで
昨晩は強烈に印象に残ったようで、夢の中にも出てきたり、
今読んでる「八日目の蝉」も、なんか重なっちゃって・・

とにかく重い、暗い、笑うとこ一切なし
主人公に同情はするが・・後味が悪い

妻夫木くんのセリフは少なかったように思う
もちろん、彼あっての作品

でも、やっぱり、
深津絵里はいい、
柄本明(被害者の父親)はいい、

おまけで岡田将生(被害者を置き去りにした金持ちのぼんぼん)の憎憎しげなのもいい、


祐一を育てたおばあちゃん、突然殺人犯のおばあちゃんになってマスコミに追われる
~このとき、バスの運転手の対応には涙が・・~

犯罪を犯すとその後ろに、それぞれが背負うものがクローズアップされ
本人だけの問題でないことがようく判る

幼少のころに祐一を捨てた母親(余貴美子)などはおばあちゃんをなじりにくる


それぞれの立場があって
自分ひとりじゃなくて、その後ろには(被害者の)父親も母親も、
(一緒に逃げた光代の)妹もいて

それぞれの生活がメチャクチャになって


丁寧に撮られています

日本アカデミー賞の俳優部門総なめ、納得です

でも重なりますが、やっぱり邦画のこの系統は辛過ぎます

※追記
妻夫木くんの「ジョゼと虎と魚たち」「さよならクロ」(共に2003年・作)は大好き
未見の方はぜったい見て!!









コメント
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