ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’04.01)

2014年01月25日 10時12分44秒 | 俳句
昨夜、今年初(1月)の俳句会に参加した。
私の宿題3句は、以下の通り。


(原句) 一番を息子に譲り初湯かな

(コメント)正月休みに帰ってきた息子に一番風呂を取られたときの句。
息子に取られたを息子に譲ったとしたのだと説明したら大笑いとなった。
中七「息子に譲り」は「長子(長男)に譲り」にした方が良いとのこと。

(添削例) 一番を長子に譲り初湯かな



(原句) 会いたきと癖字のおどる年賀状

(コメント)上五「会いたきと」は「会いたいと」が良い。
中七「癖字のおどる」は、「おどる」まで言わなくても、「癖字の友の」で良いとのこと。

(添削例) 会いたいと癖字の友の年賀状



(原句) 焼き立てを客の唸りし牡蠣を喰ふ

(コメント)中七「客の唸りし」は、ちょっと違う感じがするとのこと。
焼き立ての牡蠣の美味さを表現するとき、初めにひらめいた「客の唸りし」をそのまま句に入れた。
私も何となく違和感があったのだが・・・・・・・。
次回までペンディング。



・12月のペンディング1句について

(原句) わが干支や九谷焼(くたに)の馬の賀状刷る

(添削例) 九谷焼の馬はわが干支年賀状



今回は、俳句には、“言い得て妙なり”ということがあることを教えてもらった。
例えば、「会いたいと癖字の友の年賀状」の句で、
「癖字の友の」を「癖ある友の」とすると、そんな友には会いたくないと思う。
“癖”という字に“字”の一文字が付くだけで、会いたさが違ったものになる。
このようなことを“言い得て妙なり”と言うのだと。

コメント (2)
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