ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’16.05)

2016年05月21日 10時01分38秒 | 俳句
昨日5月20日(金)の夕方、5月の俳句会に参加した。
私の宿題3句は、以下の通り。


(原句) 新緑や虫のうるさき遊歩道

(コメント)「虫のうるさき」は虫が顔などに纏わりついてうるさいという意味と、
虫の鳴き声がうるさいという意味の二通りが考えられる。
この句の場合は「新緑」があるので前者とわかる。
しかし、この場合、夏の季語に「まくなぎ」(漢字は難しいので省略)というのがあることを教わった。
(参考)歳時記によれば、「まくなぎ」とは、“夏の夕べに野道を歩いていると細かい虫が顔の周りにしつこく付きまとったり
目や口に飛び込んできたりする。・・・・”とある。

(添削例) まくなぎのうるさく纏う遊歩道


     
(原句) カジュアルな靴に目がゆく立夏かな

(コメント)「・・・目がゆく」が良くない。ここはきっぱりと「・・・選びし」とした方がよい。
「立夏かな」は「夏始」とした方がよい。

(添削例) カジュアルな靴を選びし夏始




(原句) 修理地に自打球みつけ若葉風

(コメント)「修理地」が問題となった。
ゴルフ場で修理地と言えば、コースの中でイノシシの被害にあったところや芝の痛んだところの張り替えなど、
青杭で囲まれたところで、そこに入ったボールは罰点なしで救済されるのでホッとしたときの句だと説明したら、
それじゃ、このままにしておこうということになった。

以上
コメント (2)
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