「聖女の救済」 東野圭吾著 (文春文庫) 定価:676円
これは、東野圭吾の“ガリレオ・シリーズ最新長篇”であった。
表紙カバーの裏面に、
“資産家の男が自宅で毒殺された。
毒物混入方法は不明、
男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。
難航する捜査のさなか、
草刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、
独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが・・・・・・。
驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作!”
とあった。
初めから犯人が想定されているだけに、
興味は、トリックの種明かしが主体のストーリーだった。