火曜日いつもの本屋へ巡回。パソコン雑誌コーナーから、
健康・趣味・書籍へと廻る。と、書籍のところで足が
止まり本を手にする。「あ、吾妻ひでおさんの本だ~。」
懐かしさにちょっと、こころがトリップ…。
吾妻ひでお先生、知ってる人はちょっとマニアックかも。
わたしの知っていて好きな作品は、ドジでのろまな超能力
美少女が主人公の『ななこSOS』。あと、『美美』とか
『すきすき魔女先生』、そうそうSF作家の新井素子さん
と一緒に書いていた『素子とひでおの愛の交換日記』も
好きでした。まだ家に帰ればあるかもしれません。
さて、失踪日記は全部実話(!)だそうですが、アズ漫画
で書かれているのでほんとに実話?って感じです。
漫画が書けなくなって失踪、その後、浮浪者のような生活、
警察に捕まって、色紙に漫画を描いてそこに『夢』の文字。
それ以外にも、ガス会社に勤めたことやアル中になったこと
など、本当は悲惨なことなんだけど、なぜか笑ってしまう。
それと自分の悩みなって、ちっぽけなことかもしれないと
思えてくる。
読んだ感想は「人ってどんな環境にも適応できる、強い生き
物だな。」と思った19面相でした~。
吾妻先生、今後もがんばってください。