いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

携帯電話

2008年06月06日 | SO-Color


 キラキラコレクション。
        
 ここにあるケータイストラップは、友達から手作りを頂いたり、お土産にもらったり、友達とおそろいに付けてみたり、…でいつの間にか結構集まってきました。
 今や、ケータイは大変便利に使いこなせるくらい、なくてはならない物となっています。

 そんな日常でしたが、今日初めて携帯電話の利用で、体の弱い方から、お願いされて注意を促されました。
 「少し離れてくださいませんか?」
 はっと気づき、その方から離れながらも、電話連絡を取りやめてケータイをきり、謝りました。ここは、JRの駅。「みどりの窓口」で切符を買うために並んで順番を待っていたところです。
 「ペースメーカーが体に埋め込んであるんです。電波を受けて機械が狂って気を失うことがありました。」
 障害者手帳で、切符を求めようとなさっていました。私は、長距離の乗車券を購入しようと同じ列に並んでいました。
 ペースメーカーの彼女は、外出は怖くてなるべく人ごみには出ないようにしているそうです。
 
 このところ、周囲の知人には、携帯電話を持たない人の方が断然少なくてほとんどがその便利さの恩恵を賜っています。電波が身の回りを飛び交っています。
 ペースメーカーの彼女はなるべく空いている時間帯で電車を利用しようとしているそうです。空いている時間帯のつもりで外出するなかで、携帯電話を隣席で作動しようとしている方には「離れて…」とお願いをするそうです。反対に若い方などに「自分が離れれば良いだろう」とか、「優先席に行かなきゃ駄目だよ」とか、素直にお願いを聞いてくれる人が少ないそうです。

 現在の世の中、こんなに電波が飛び交っている中で生活を強いられています。
 体の弱い方の防御策は、何が一番効果的か?と考えますと、自分で「私は電波がくると困る状態です」…とみんなに分かるようにするのが一番良いかと思います。
 例えば目に付く印をつける。帽子とか肩に目立つバッジを付けて周囲に分からせる……、いや、それより優れた自衛手段は、電波を防御できる洋服のような、または下着がその役目をしてくれるものを身に着ける…。
 そんな繊維が研究されるといいですね。
 繊維関係の会社では、既に開発の研究をしているのでしょうか?
 体を電波から防御できる繊維の物を身に付けていれば、心配なく外出できるでしょうに。お気の毒なことです。他人事に考えてはならないと思いました。