いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

シルバー・ウィーク

2009年09月26日 | SO-Color
 
 ゴールデン・ウィークに対して、敬老の日も含む休暇週間を、シルバー・ウィークと、呼びたいという社会のもくろみもあったようですね。
 しかし、毎年この時期に連休となるウィークにはならないようです。休日の指定が変わらない限りは何年か待たねば、このような連休にはならないからシルバー・ウィークという呼び名は今のところ定着はしないかも?と、あるテレビ放送で言っていました。

 今年は土曜日も入れれば、5日間の連休です。母を囲んで今までのように、孫たちは集まりたいとの気持ちがありました。
 しかし母をあまり移動させたくはありません。体力が落ちていて喜びもつかの間、疲れてしまうのではないかと心配でした。
 今の老人介護施設の昼食がすんだところで、母を囲むというプログラムにしました。4階のミーティングルームに孫や曾孫、そして私たち娘が集まって、母を感謝と尊敬の心を表すことにしました。

  

 アレンジメント花籠のメッセージカードには、“いつも大切に思っています。おばあちゃんありがとう 孫一同”と書かれています。
 母のお部屋にマッチするような花籠の大きさで注文しています。

 そして若い私たち世代の「おばあちゃん」には、それぞれ、“いつまでも元気で長生きしてください ●○ ◎●(孫の名前)”

 う~ん!やっぱり元気で健康で長生き出来るのが一番ね。だんだん元気でなくなったり、自分が自分らしく生きられないような事態になるのは、子供からみても哀しく寂しいことです。
 今の状態がなるべく長くあれと、思ったことでした。

 この後、みんなでレストランで会食をして、今日はお彼岸の入りでもあるしと、気が揃う私たちは、みんなで愛すべき亡き父親のお墓参りをすることにして、ここから40分の道のりですが車を連ねて行って参りました。
 そして集まる後の恒例は、母の応接間に腰を落ち着かせて、和みのひとときを過ごすことです。
 お天気も良いし、一族は素敵な一日を過しました。

 残念なことはこの部屋に母は帰って居なかったことです。その頃は施設でゆったりと体を休めて、自分の世界を悠々自適、心のなかで遊んでいたのかもしれません。前向きに考え、なるべく楽観的に捉える知恵がいつの間にか身に着いてきていると、思っています。