いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

春の陽気

2010年04月14日 | SO-Color

 なかなか暖かさが落ち着かず、春らしいと思うと翌日は、冬に戻ったみたいな寒さ…。ちょっとお出かけという時に、コートは春の感じに彩りたいからと無理して軽い印象になるかナ…と着ないで行くと、おお寒い…風邪をひいてしまった。やせ我慢をしないで着てくれば良かったぁ…なんて思っても、あとの祭り…よぉ。

 ちょっと貧弱な辛夷の花。鳥が落として行ったらしい種が一人生えしたものだ。今年初めて花をつけた。ポストの近くで少々邪魔な位置ではあったが、辛夷の花がきっと咲くと期待していて大事にしていた。かれこれ7,8年前になるかも知れない。午前の陽が短時間届くくらいで、あとは日陰になってしまう場所。どこの辛夷よりも開花が遅かった。この花たちの撮影は4月6日。

 

白い花は辛夷、右は紫木蓮で辛夷の4倍くらいの大きな花(3/24撮影)

 今年初めて花をつけてくれたので、なんだか嬉しくなった。蕾が結構あちこちに見えたから、たくさん開花するだろうと思っていたが、思っていたほどは咲かなかった。寒い風が通り過ぎていくような“風の道”でもあったからか。お花を見せてくれたから、お礼肥えをあげよう。来年はもっと元気な花をつけてくれるに違いない。

 

 これは早春に咲く椿で、ブライアン。あまり幹が太くないのに花が大きいせいか樹にいっぱいに咲いてくれて華やかさが一段と冴えているのに、金木犀の陰でガラス戸を開けてその花の方向を見ないと、知らないうちに咲き終わっていることが多い。

 
  

 ハナカイドウは、庭の真ん中にあるが、いつも切りつめてしまうので木は大きくはない。大きくない木にもうひとつ、ボケがある。柔らかな花びらで、春を呼んでくれる。けれど鋭い棘があるので扱う時は、気をつけないと指先に血がにじむことになってしまう。

 
 

  これは、さるすべりの種柄である。夏には長い間花をつけて楽しませてくれたのだが、その名残りを未だつけて余韻もいいねぇ…と思っている。早く樹を整える趣向の方なら、もうこんな名残りをいつまでも置いておかないで…と思うらしいのだが、何だか切れないでいる。
 本格的な暖かさの春が待ち遠しいこの頃である。