いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

春の陽気(2)

2010年04月21日 | SO-Color

 春の陽気は気まぐれ…「いや、3、4月生まれは気ままで…??」、なんて言われる根拠はお天気によるものでしょうが、本当にその自然の中で生きている人間どもは、その変わりやすい天候について行こうと必死になっています。
 今日は5月の陽気になるとか、予報では言っています。なんだか御機嫌よう…と、お日様から言われているみたいです。

 久しぶりに明るい日差しに出会ったような気分です。

 昨夜は雨が降る中、高速道路の側道を走って帰りました。道が濡れて回りの車のライトがいつもより倍にも反射する邪魔な灯りと、速度をつけた車が割に多くて走りにくく慎重に、慎重に運転してきました。
 「おかあさん、泊まっていきなさいよ。」と娘たちに勧められたのですが、その翌日は私の母を見舞う予定もあり、寝巻をパジャマではなく、浴衣を持ってきて頂けると看護しやすいので…とも勧められていました。

 母が自分自身で用意していたものを、箪笥の下の引き出しから最近見つけたので、それを持って行こうと、新品の糊づけした〈こわばり〉をなくすため洗って軒下に乾かしていたのです。雨で湿っぽくなってしまっただろうと、気にしてもいました。

 あ~、今日は眼を見張りたくなるような好天です。明日はまたとても寒くなるようですが。

 

  たまたま、4、5日前に図書館で本を借り出しました。
 夜中にトイレに行きたくて目を覚ましたりすると、再び寝入るまでしばらく手間取ったりする時があります。そんな時にも良いようなものを物色しました。

 以前の話ですが、母が眠れないと言って、さも困っている…と私に言い訳をするように昼寝をすることが多くありました。
 母の妹(叔母です)は、今82歳ですが、最近まで昼寝はしたことが無かったと自慢していました。母は若い時から、昼寝の時間が持てる境遇にあることが自慢のようにも私には受け取られました。価値観がまるで反対です。
 確かに15分間ぐらいの昼寝はその後活動するのに大変良い効果があります。でもそれ以上寝ると夜寝られなくなります。一概に昼寝のせいとばかりは言えないいろいろな事情はありますけれど。

 寝られない時は、私は本を読むことにします。とくに短編集が良いのです。内容によっては返って冴えてしまうこともありますが、一応、読み切れる短編集の方が、読み残しの部分がないですから、その後の話を気に病みながら寝るということがなくて済みますから。

 図書館の階段から街の風景をキャッチしました。寒くて雨の降る落ち着いた一日でした。
 ソメイヨシノの花は散って若葉が萌えだしていました。右側の小学校(画面では見えませんが。)脇の小道を進むと、緑色の八重桜、鬱金桜(ウコンザクラ)が咲いていました。はじめは緑色がかった花びらが少し赤みをさしてきます。その色合いのグラデーションが、生きていることの証のように見えます。花の色が変化して幾通りも楽しませてくれるようなサービス精神をも感じます。

  

 テーマが何か分からなくなるような、とりとめのない話題の展開をしてしまいました。4月の陽気のせいとしておきましょう。

 明日はまた、とても寒くなるようです。