いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

花時に、また行って来ました

2010年05月01日 | SO-Color

 寒い日、雨の日、風が強い日…この頃の意地悪お天気には参ったのだけれど、この連休に入ってからは、お天気に恵まれている。
 YGさん親友グループが連休前に亀戸から根津にお出かけになられたが、SOの旧友心友グループも5月明けての1日に、砂町からの亀戸コースを計画していた。メインは亀戸天神の藤の花。

 

 まず、砂町をぶらり…木作りのお椀、急須、しゃもじ、スプーンなどが目にとまり、それぞれのお好みでそれぞれ求めた。店主はお道楽のような風情でのんびりお客のお相手。折り紙の楊枝入れを下さったり…。そしてお昼。
 お魚の美味しそうな砂町銀座の食堂に。SoとMasaちゃんは鯵のたたき、煮物、みそ汁、漬物セット。ご飯も格別美味しかった。Ayaちゃんは鯖の味噌煮セット、Kinuちゃんは煮魚セット…どれも満足、美味しかったと言いながらバスで亀戸駅へ。
 実はこの日Masaちゃんの菩提寺法要があった。そのお寺には芭蕉の句碑や文化財のご本尊様がこの日は特別に拝顔できるという。

  
   

 檀家の皆さんとお経を合唱(?)させて頂いた。何だか気持ちがすっきりと清々しさを覚えた。意味は朧なのに高名な和尚さんと唱和できたからか。すぐ忘れてしまってダメなんだけれど、お経のひとつも詠めるようになりたいものだと思った。

 お寺へ行く道すがらスカイツリーの間近を通ったので、これは良しとして……、さて、これから亀戸天神様へと向かう。土曜日で天気も穏やかでGWの狭間である。かなり混雑していた。

  
  
 
    
 
      しばらくは花の上なる月夜哉  芭蕉  
   
  
  

  さて、次なるは…。 またまた、人がいっぱいである。かの葛餅で有名な「船橋屋」で、ほっと美味しいスイーツを戴きたいと、列の後ろへ回った。あまりの大勢の人に一時はあきらめて帰ろうとしたが、粘りをみせたAyaちゃん…日頃のひっそりと目立たないようになさっている方が率先して並んでくれていたのである。みんなの気持ちは即ひとつに。
 そしてしばらく並んでから、モッチリとして甘~い葛餅を和やかに口にすることが出来たのだった。疲れた足を休ませて、またふくよかな時を刻んでいける幸せを作れたおかげで、私のおなかもふくよかに…あ~嬉しきこと哉。幸せなこと哉

  

 帰り道に、亀戸香取神宮が見えた。勝矢祭(かちやさい・5月5日)がもうすぐ…。剣豪塚原朴伝、千葉周作をはじめとする武芸者に崇敬をうけて「スポーツ振興の神」として、試合に臨む人たちの守り神となっているそうである。

 

 「来ましたよ、お参りしましたよ」って、いう標の記念として撮影したけれど、私たちは勝ち組になっている? 「なりましょうねぇ…」
 ここには亀戸の地名由来の井戸、亀井戸の水が溢れていた。