ご無沙汰しています。ただ今39号の編集中で、それに没頭しています。
例のアメリカドライブ旅行の紀行文をお願いして、その掲載写真が私のイメージとはズレがありました。写真のピントがどうも甘いのです。輪郭がはっきりとしていなくて…残念な気がしました。「折角だから直接写真を見てください」と、AKさんからのお申し越しがありました。
パソコンを使わないAちゃんは御主人にお願いしてメール送信してくれていますが、何度か私から面倒なことを承知で、お願いしていました。二度もやり直しをして下さって送信して頂きましたので、申し訳ないなぁと気が引けていました。
「いっそのこと、お会いした方がいい、直接アルバムを見てください…」との電話があり、即その場で行くことにしました。到着まで小1時間かかるのですが、電話の1時間後にはお目にかかってアルバムを開いていました。
何が気になるかというと、送られたそれら写真のピントが鮮明では無かったのです。メモリからの写真ではなくて、プリント写真をスキャンしたものを、送信して頂くしか手が無かったからです。
このアルバムを貸出ますからと、A4判プリントが多数枚入りの厚さ3,5cm、重さ2kgのものを預かりました。
家で改めてスキャナーを通してみようと思ったのです。
こんなに大きな写真からスキャンすれば、会報には縮小して載せるのだから、これらのピンボケ状況からは改善されると思ったのです。
結果は私の考えが甘かったのです。うちのスキャナーがAKさんの所より良くないということも判りました。すなわち、送ってもらっていた方がうちのから取ったものより色合いも良いのです。…がっかり…そして―
あれこれお願いしたホットケーさん(AKさんのご主人)に、大変ご面倒をかけたことを、ここでお詫びし、感謝を申したいと思います。ありがとうございました。
その時、アメリカにご一緒されたMKさんも、Aちゃんと同じ地区にお住まいですし、私の到着を待ちうけてくださいました。そして旅行の感想の様々をお聞き出来ました。
でも私は知っています。
いろいろと、あれこれ伺っても、彼女たちの万分の一も分からないってことを。
AKさんは原稿に書かれています。すなわち“百聞は一見に如かず”と言うことなのです。その写真によって切り取られる風景の外側も、行って、見て来ている人は見えているのです。空気を感じ触れて辺りの匂いやその時の足の疲れ、そして喜びと感激をも…さまざまに体感している人とは、所詮分り切れるものではありません。
私が転んで腰を痛めなかったら?…と思うと残念です。でも、負け惜しみを言わせてもらえば、それで良かったとも言えます。
その間私が日本に居なくてはならない、いろいろのことが…ありましたから。
そう、二千和会散歩も欠席せずに、この10年間皆勤で、会報編集にも散歩の実感があるので、“編集も身が入る”ってものですから。