東京タワーを間近に見る、赤羽橋駅から始まった今年の七福神。前日は東京でも初雪が認められたという一日中冷たい雨が降って、家で縮こまっているような日だった。
「いつも二千和会はお天気に恵まれるね」とは、伊藤会長の弁。確かに、確かに!!…前の日に比べると陽射しが柔らかで暖かであった。けれど予報通りに風は冷たい。防寒を考えて用意すべきとテレビでは言っていた。
これは下見の際に弁才天を祀る宝珠院の屋根越しにタワーを捉えたが、空はとても澄んでいた。
こちらは七福神めぐりの当日の空。真冬の重みが感じられる。
山田先生と昔歩いたことがある、この隣の増上寺から見た東京タワーは、立派なお寺と真後ろに見えたタワーがどうもしっくり来なくて、あの赤く白いまだらのタワーの色は何とかならないのかと、哀しく眺めたものだったが、こちら側からの風景はむしろ赤と白のタワーの色合いは元気にさせてくれるようなタワーの風情だ。
これは何故なのか?単に気の持ちようとは違う。こちら側は、はるかに風景に馴染んでいると、評価するのは私だけだろうか?
今回は七福神に加えて、宝船を祀る十番稲荷神社で八つをめぐるわけで、最初は弁財天の宝珠院、その次が恵比寿の熊野神社である。