いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

千葉の笑々(えぇ)散歩…競馬場

2010年04月10日 | 桜花応援

 二千和会恒例のお花見もする春の散歩です。午前中は中山法華経寺の歴史散歩を致しました。桜が綺麗で満開のとても好い日にちに当たりました。
 さてその後車座になってお花見弁当を広げる場所が、そこから3駅先の市川真間駅からさらに歩いて行く公園に適当な場所はあるのですが、法華経寺でかなり歩いて疲れました。参加の皆さんにおはかりして、近くて広い―遠目には桜が咲いている場所―中山競馬場の芝生公苑となりました。初めて入場した方が大半だと思います。

  

 入場料200円で、中に入れました。驚いたことにこの施設内は何でも揃っている感じでした。ことによると競馬でなくても結構楽しめるような…知らない場所に来て、それだけでウキウキ、ワクワクしてしまうような…なんだろうな、これは…判りませんが。
 レジャーシートを敷いて陣取った訳ですが、遠くを見ると桜がぐるりと取り巻いて、その手前を見ると馬がスタートを切ったところでした。

 最初の写真は遠くに走っている馬たちですが、その時のスタートに使う器具が、トラックに引っ張られて移動中です。また、端に写っている男性は競馬新聞を手に遠く走っている馬を背伸びして目で追っていました。

  
  

  こんなに伸びやかにシートを敷いて、自分たちだけの世界に浸れました。お家からご持参の“にごり酒”“ビール”“缶チューハイ”…勿論お茶も、背中のリュックから出てきました。おつまみもあります。大事なお弁当も。蕗、筍、イカナゴの釘煮、胡瓜の古漬け、そしてデザートにアップルケーキ…などなど、お楽しみの青く澄んだ空の下でポカポカ陽射しを受けての宴会です。

 宴会の始まるちょっと前に88歳に今年なられる御大の姿が見えなくて、みんな心配しましたが、ようやく姿を現わしました。用事をすまして戻ろうとしたらこの場所が判らなくなったのだそうです。道に迷うほどの大きな施設でした。御大は昔獣医さんをしていた方です。お馬さんは身近にいた動物だったことでしょう。ようやく彼も交えての和みの宴が続けられました。
 初めての、ちょいとは入れない…というか、入るのに勇気が要る施設に足を踏み入れたということで、胸が躍るようだと言ったら、もし馬券を買ったら、もっとワクワクドキドキするかも知れないとその方の話にも発展。競馬新聞を購入して戯れに100円の馬券を買いたいなら…とお世話して下さる方もあって、ほとんどの方が100円を買ってみました。「4」とか「4-4」いや今日は4月3日だから「4-3」だとか…。面白半分で初体験となりました。

 高橋さんはこの町内にお住まいなので、町内の住民が競馬場からのご招待があったそうです。その時の経験から少しは明るい場内です。S.Oは彼女について行き、馬の走る傍まで来てみました。
 S.K.(小島)氏は、足が達者です。皆さんの希望の馬券を買いに走って下さいました。10レースの馬券です。本当に適当に「4-4」を、同級生のよしみで高橋さんと仲良く選んでいました。

 
 

 はるか左前方に騎手を乗せて馬がゆっくりと歩いています。10レースの準備にこの緑に染めた芝生を走るらしいのです。芝の上のゴミなど無いか場内芝の整理に7,8人の方が掃除用具を持って通り過ぎていきました。

 

 目の前を走って行く馬。間近に見ると馬の肌が光り輝いていました。馬ってこんなに綺麗なんだと感激しました。昔、牛や馬が農家の一員として働いている姿は見知っているつもりでしたが、競馬として働く馬はとっても美しいのですね。大事に磨きをかけて扱われていると言って良いのでしょうか。
 練習に走っている馬の中には嫌々をするように、体をよじってスピードも出さずに進むものも居ました。そんな様子に二人は笑ってしまいまいたが、大きなパネルに走ってくる馬が写し出され「10レースが始まったわ、走っている、走っている…」と、二人は確かめるようにしゃべっていましたら、傍にいた若者が「あれは、大阪で今走っているのを中継しているんですよ」と、教えてくれました。他の競馬情報も観て同時に楽しんでいる方もみえるということも知りました。

 

 我らが、選んだ4番の馬をうまく捉えました。馬名は、後で知ったのですが「トーセンゴライアス」。その馬が何位かにはいったというのです。
 本当にただ、買っただけの番号で、映画『マイ・フェア・ レディ』のように、レディに仕立てあげられるその過程のなかで、買った馬が勝ちそうか、負けそうかの競り合いになった時でした。興奮したイライザ(オードリー・へップバーン)が、“レディ”の勉強以前の、尻尾―お里が知れてしまうような夢中さを持って声援を送った汚い言葉は、指導中のレギンズ教授をハラハラさせ、更にお目玉を食らう…そんなシーンを彷彿とさせるような、無我夢中になって応援する境地では無かったけれど、懸命に走る馬と騎手に思わず、心の中で“ガンバレ”って呟いていました。
 『マイ・フェア・レディ』の時代設定は1911年。まさに第1次大戦直前のことで、階級制度が厳しくあった時代のお話。英国では当時は上流階級の貴婦人でなければ競馬場へ赴くことが許されなかったというのでした。社交界に華々しくデビューする第一段階に、アスコット競馬場を選んだということでしたので、競馬場にも興味をもった私、SOの思いも達成というか満足できました。

  

 この浅田さんの新聞で少しの解説と皆さんのながれの様子で4番を選んで、小島さんとそれを纏めて下さった楠さんのおかげで、高橋さん、合間さん、花野さん、私、そして浅田さんが某かの配当金を頂いてしまったのです。100円を買った人はなんと千円に、また浅田さんは別の買い方をされたのか、二口にされたか? 配当金の2000円を、後のお疲れ会で、寄付をされました。お疲れ会に参加の楠さんと私S.O.も、それぞれ思ってもみなかった1000円の配当金を寄付と致しまして、幸せをみんなで分かち合いました。心ウキウキの楽しい気分で散会となりました。


千葉の笑(小)京都…法華経寺

2010年04月09日 | 桜花応援

 ようやく桜が無事に咲いて…二千和会散歩はお天気にも恵まれて良い散歩が出来ました。
 その様子は会報「いちよう」39号に詳しく報じますが、さしあたって写真の一部をアップして、チラッと報告と致します。

 中山法華経寺の参道。両脇の桜…さながら桜のトンネルです。

 今回は、「市川案内人の会」の永井さんがお寺の由緒などを案内して頂きました。
 そしてS.Oの幼馴染で、ここ中山法華経寺に近い地にお住まいの…M.T.(高橋)さんに、いろいろお手伝いを、お願いしてしまいました。
 永井さんの説明もなければ、ただその建造物の立派さを見て歩くだけになってしまったのに、丁寧にご案内を頂きました。
 そして12時半までのご案内コースが一通りすんでから、お弁当です。
 その場所としてA…境内、B…近場の競馬場内、C…市川真間まで行って里見公園で、の3案を運営委員会が用意していていまして、参加者の皆さんにお尋ねのうえ、B案に決まりました。
 この競馬場にもしも決まったら、奥の院からの近道を案内して欲しいのでよろしくお願いね…と、前もって高橋さんにお願いしておきましたので、あっという間にお弁当を開く競馬場内の気持ち良い芝生公園に着きました。高橋さんのお庭先のような散歩圏内に競馬場がありますから安心です…どうもご案内をありがとうございました。

 競馬場の芝生公園で、桜と馬の取り合わせに囲まれて、お花見弁当を頂くことにしました。後半の競馬場は、皆さん初入場が大半です。興味がない人は、一生行かないで観なくて終わったかも知れない場所に行く事が出来ました。
 興味として議題に上がれば、大方が見聞・体験できるこの二千和会。運営委員会の指針は、競馬場さえ入場する機会を作ってしまう、なかなかのものと自画自賛してしまいました。
 このような会に所属していなかったら、全国的に有名な中山競馬場には外から眺めるだけで決して足を踏み入れなかった場所だったかも知れません。競馬に関して、予備知識も持っていない私たちが、100円で馬券を買ってみて初体験……ワクワクときめいた午後でした。


故障から修理、それから

2010年04月04日 | SO-Color

 [クリスマスローズ…なぜみんなはクリスマスローズが好きなんでしょう
私はそれが良く判らない。そんなことを言ったら笑われるか、へそ曲がりか…と
思われるかも知れませんが、Sさんどう思われますか?]
その時私は、
「私も実は皆さんが騒がれているほどには好きなお花だと思っていません。」
と答えました。
「下を向いて咲いていて、咲きだしてもパッとしないし、どこか陰気だよね。」
「花びらが汚い色になってしまっても散らないし…。」
お花はそれぞれ好き嫌いもあるだろうし、どうでも良いのだけれど…。
「きっとクリスマスローズという名前が気に入っているのかも?」なんていう
言葉も付け加えられた。

ところでプリンターのその後。
30枚くらいは修理後印刷したが、何が原因か判らないけれど、また動かなくなった。
コンセントを抜いてから、電源スイッチを押したりしてある程度は
改善がみられたけれど、とうとう動かなくなった。
それでどうしていいかわからないので
先日のサポートセンターのKさんにHPから連絡してみた。
やはり変だからもう一度見せて下さい。受け取りに行きますから…と返信があった。

修理費用は覚悟の上で送ってから、名古屋に出かけた。
その留守にサポートセンターからFAXが届いた。
修理の部品が枯渇しているから、修理無しで返品か代替品でもよければ送るので
どちらかをチェックして返信FAXしてください…と。
返信して翌々日に、似かよった機能を備えたプリンターが届いた。

 

全くの新品だった。

前のよりは小振りな外観、用紙補給はサイズによって給紙場所を変える。
前の破棄された“プリンター設定”をアンインストールしてアプリケーションから削除して、
今度のは機種が違うから新しい機種の設定をインストールしなければならない。
昔なら面倒くささもあまり感じなかったが、この頃は少々抵抗がある。
年のせいにはしたくないけれど、年齢なんだろうと思う。
でも、印刷をしなければならないから必死で設定をインストールし、インクのボックスやインクの種類も代わってしまった。
あ~ぁ、これで一連の故障が解決されれば、文句は無い。
この翌日は春の文学散歩、観桜会を兼ねた実施日だ。

原稿の手直しをしてプリンターで印刷、それがコピーの版下になる。
そしてようやく印刷。今回は19名の参加なので
1ページの当日資料を人数分コピーした。
Y.K.さんにコピーするのにご一緒して頂いた。
当日は桜が満開でお天気も暖かで、この上ないお花見日和だった。
この頃人間も例外ではなく、部品を取り替えて新品のように動けたらいいなぁと思う。
とにかく皆さんありがとうございました。


 

 


東京・砂町銀座

2010年04月02日 | SO-Color

お魚が新鮮で安い…元気な町。今日は友達と買い物です。
海胆¥300 とろろしめサバ¥300 甘塩鮭切り身2切れパック¥440 おでんセット¥200
…だったかな? 

レシートを探したけれど捨ててしまって…記憶の範囲のお値段です。

 


 

人気の魚屋さんでは押し合いへしあいで、人数の入場制限があります。
人をかき分けて商品を選ぶのも大変です。この混みようは、まるで暮れの買い出し風景です。
結果、家族が美味しそうで満足しそうな物を選び仕入れて、
それぞれに、マイ・バッグに重いほど買えたので、この笑顔です。
美味しくて安い人気の鮭の切り身は先を争って手に入れました。
甘塩で厚めの切り身は見るからに美味しそう。海胆は小さな木の皿にパックされたもの…好物です。

このあとM.Tさんの別宅で、お昼を済ませました。


駅に戻って、買い物袋をロッカーに預けて、亀戸天神に歩を進めました。
私の足腰は奇跡的に回復して、何処にでも元気な皆さんについて歩けるようになりました。
ようやく心配せずに歩ける我が足の歩幅に、自信を取り戻しました。
しかし、あの物凄い眠れぬ痛みは喉もと過ぎて熱さを忘れそう(凡人の浅はかさ)…忘れまいぞと、刻まなければ。

亀戸と言えば…東京新名物が出来つつあります。スカイツリーを遠めに見て…。

  

天神様は梅の木がたくさんあります。残念なことに梅の花時はもうとっくに過ぎています。
桜が咲きだしました。藤棚も見事です。
藤の花見ごろの時にまた訪れて見たいと思いました。

 

もう私たち世代は受験の苦労は無いから…いえいえ、やはり頭の中はいつまでも確かでいたいよね。
天神様の守り神の牛さん…頭のあたりを参拝の皆さんが撫でさすって、ピッカピカ。
お顔も優しそうで可愛い目元…なかなか品の良い牛さんです。

  
 
 

 

 

五歳の菅原道真公の像
その時詠んだ和歌は
美しや紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある

下は鷽(うそ)の像
“学”かんむりで鳥… なんだか頷ける言葉です。
音だけで聴くと「ウソ」ですが。

実のある買い物と、ぶらぶらり…と歩く時もよかった……。
そのあと、くずもちの本店「船橋屋」で、とっても美味しいくずもちを頂いたことを
記録しておきましょう。

 


北欧からのエコ家具店

2010年04月01日 | SO-Color

  
我ら夫婦にとって、一番小さい孫が、今度小学校に入学する。Jieji と Barba から、お祝いを届けた。
私が駈けつけるのを待って、お食事を外でしようと娘たちは計画していた。
それではとその計画に便乗することにして、その場所、北欧家具の店に行った。
以前ザウス(人工室内スキー場)があった場所にあるその店は店内が4万平方メートル、
1万点の商品が並んでいた。
その店内のレストランで食事をしようということになっていたようだった。

  
一応店内を見て回った。
さすが、家具は大きな面積が要るので、モデルルームのようなコーナーがいくつもあるから、買うときは都合がよい。
十分にイメージして自宅に合うかと具体的に考え易い。

   
ここはちょっとおしゃれにリビングコーナー。
機能的で可動式の本棚みたいに、カップボードは部屋の模様替えも容易にしている。

  
キッチンとダイニングコーナー。
写真に撮ったのはほんの一例。

  
カワイイ~~ペンダントライト。
良いんだけれど、これって手入れは大変だろうな。埃などどのように綺麗に出来るのか。
分解しやすいような構造になっているのかも知れないのだが、
つい掃除のときはどうするんだろうと思ってみてしまう…。

 
右側が、子供のコーナーである。左側は、リビングセットだね。
あまりに広くて1周しているのか、まだ1周できていないのか、判らない。
ただ、目的も無く、漫然と歩いて風景を見るように、商品を眺めているだけ。
これって…?
やっぱり部屋のリフォームとか、新しい生活が始まるとか、新しく家族が増えるとか
どうしても家具が必要になったりする時は、真剣に選び出すのだろうけれど
さしあたって、そんな空気もないから、ただだだっ広い店内を子供たちと
ふらふらと歩きまわったという印象が残った。

  

いよいよレストラン。
月曜日の割には人も多く混雑していた。好きな物を選んで
トレーに乗せて会計をする。ベルトコンベアに乗って今日の献立を選ぶ。
アメリカでも学生食堂がそうだった。
今では珍しくはない。純然とした和風の店でもこの方式を取っているところもあるのだもの。

 
 
店内の小さなスペースのフィンランドをほんの少し味わう。
生意気盛りの小4の孫は、
「本社はオランダなんだよ。」「福祉が進んでいるから税金が高いんだよ。
儲かっても国に吸い上げられるから、本社をオランダに移しているんだよ。」
よく知っているネ。ボーっとしている私は、耳新しく聞き、感心している。