いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

217年前のいわきの3月の行事・・・寛政十一年農家年中行事から。

2016-03-04 09:07:33 | なるほど歴史塾

いわき市生涯学習プラザに
飾られています生け花から。
いよいよ春到来。


まっすぐ伸びていきたいです。

今から217年前の
いわきの農作業・行事から

長谷川安道著
寛政十一年農家年中行事から

一.桃、桜の花盛りにて、面白おかしく花見、遊山など百姓は、
  
そんな風には、やるものではない。

 一.今月の土用は、節分より七十五日目になる。

 この時期、稲の種は種井から揚げ昼は外に出し、

 夜は、内に入れて、むしろ、こもをかけてよく萌して蒔くことである。

 ただし萌しすぎては風に寄せられて悪い。そのかげんが大切だ。

 なわしろは、

 よく土を細かくして、よく肥しを入れて、なわしろを広くして、
 
 種をまばらに播き、稲苗を太らせて植えれば稲はよくできる。

 なわしろを狭くして、種を播けば苗はやせ、風に吹き折られてしまう。

(そうすると)水が腐り、心葉が萌えても青虫に食われ、稲ことごとくおくれて、
  V秋風にあっては

 青米になり、、納米、飯米にも甚だ悪くなる。

 よくこれを考えて、蒔き物・植物は、大切にしなければいけない。

※土用:立夏・立秋・立冬・立春の前のそれぞれ十八日間をいう。

一.今月は、農(繁期)中の米・麦をついたりして、
 蓄えておく心掛けが必要である。

と農家の心がけを書いています。
いよいよ農家の作業が本格的に。

日めくりカレンダーより

☆だってママと
 話したかったんだもん!
   東京都 主婦の方

今日は支部会。
明日と月は浦和へと。
忙しく。

 

コメント
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