いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

201年前のいわきのの行事・農作業・・・寛政十一年農家年中行事より

2020-07-02 16:58:24 | なるほど歴史塾

3本咲きそろいました。
香りが部屋中に。


201年前の行事、農作業を
1月から12月まで書き残した
長谷川安道著
寛政十一年 農家年中行事
私達、なるほど歴史塾で現代訳しました。


旧暦の7月が書かれています。


8月1日まで載せてみました。

7月1日は、
 仏の門出といって
   今日より高灯籠を灯して新しい仏をまつることになる。

 この頃より湯殿(ゆどの)行(ぎょう)を勤め、
   家内安全・五穀成就を祈る。

 農業は前々よりくり合わせてやっておくこと。

一.七夕は、五色の紙で短冊をこしらえて、

  新しい笹に結びつけ今日の神を祝うのである。 

一.七月十三日の夜は、
  菩提所にお参りして先祖の墓所にたいまつをともし、

  新米を供え、香花をささげ、念仏回向をする。

  三界万霊有縁無縁まで
       忘れないでそれぞれの称名追福を行うよう。

  まして、家内には、精霊棚を飾り、灯明を照らし、
       香花を捧げ、追善を営み、
  念仏三昧のほか、他事はあるべきでない。

一.7月十四日には、
  待儲(お経をあげる時)の時、餅をつき、ご飯を炊き、
  そうめんを茹でて追悼供養の茶事をつとめ
  僧侶にすすめて先祖を弔うのである。

  ただし、両親のある人は、朝仕事をして、肴を食べさせる。

  これは、両親の存生を祝ってのことでめでたいことだ。

一.十五日は、盂蘭盆とて今日も餅をつき、
  盆棚にそなえ追福する。、

  舅への挨拶は例のとおりだ。

一.十六日は、
  送盆とて、精霊棚をこわして持ち出し川に流す。

  また、苧(からむし)の葉に団子を包み、冥土の土産とする。

  あるいは白瓜、真(ま)桑(くわ)瓜(うり)、
       胡瓜(きゅうり)などに足をつけ、
  精霊の騎馬とする。
  だれかがはじめて今の世まで伝わっているのである。

一.この頃になると、田の稗が穂を結ぶので、
       油断なく、ひいぬくべきだ。

  畔の草も刈り捨て、畑の草もひき捨てなければいけない。

  貧乏草の種を田畑に残してはいけない。

一.粟、稗、キビ、小豆、大角豆などは、
       出来次第つみあつめ取り、
  二百十日も近ずけば、とかく油断は敵と心得るべきだ。

一.八月朔日は荒れなければ、
  百姓には、
       めでたいことだなどとお互い挨拶あってしかるべきだ。

  ただし今日は五節句と考えることが多い。

  五節句というのは、
       元日、上巳、端午、七夕、重陽のことである。

  五節句の立花とは、
  まず元旦の梅花、水仙、金銭花、

  上巳の桃の花、柳、萱草(くわんくさ)、山吹、

  端午の竹、菖蒲(あやめ)、蓬(よもぎ)、石竹、

  七夕の桔梗(ききょう)、仙翁花、梶の葉、

  重陽の菊、萩、鶏頭花などである。

  たとい、農人たりとも、五節句を知らないのはよいことではない。

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「ゴーヤー」の今・・・いわき

2020-07-02 09:59:37 | 家庭菜園

いのしし宅の夏の風物詩。
緑の壁としても食としても。
緑の壁として
梅雨明け後の猛暑と
どリラの勝負か今年は!!


台所の生長は?


いのししの勉強室はいかがか。
生長がはやいようです。


「瓜」は生長はゆっくり。

 

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今朝の収穫・・・いわき

2020-07-02 09:47:43 | 家庭菜園

昨夜も強い雨のいわきでした。
家庭菜園は
雨のおかげで、
毎日収穫を。


「きゅうり」の花がきれいです。


花に隠れるよになっていました。


毎日の雨で元気盛ん。


手前の
「地這えきゅうり」も生り始めました。

日めくりカレンダーから
☆カタカナは
 いたそう
   埼玉県 主婦の方

小学校1年生の息子さんの一言でした。
よく見ていましたね。

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