ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

8月18日(土)の活動報告  全隊合同行事  厚真・里山キャンプ  1日目

2012-08-18 20:14:14 | 団行事など
いつも札幌第12団の活動をいろいろな面でサポートしてくださっている「札幌グリーンライオンズ」さんのご招待で、札幌市立北九条小学校の児童数名と一緒に 里山キャンプに参加してきました

今回のキャンプはベンチャー隊スカウトがずっと前から計画を練っていてくれたものです

札幌12団のボーイ隊・ベンチャー隊のスカウト達はみんなより早くイエローハウスに集合し、このキャンプで必要な道具を全てバスに積み込んでくれました 早めに来たカブスカウト達もちゃんとお手伝いしてくれました

北九条小学校前でこれから2日間一緒に生活(活動)する札幌グリーンライオンズさんと児童の皆さん、そして12団のスカウト・指導者・保護者の対面式を行いました。


  
  早く仲良しになれると良いね


厚真町にある里山(電気・ガスも使え無い場所)に到着 まずはどんな場所なのかちょっとだけ下見してみましょう


  
  緑がいっぱいだね


一部の場所にしか水道は通っていないキャンプ場です。ですのでトイレは「バイオ式」です 中におが屑が沢山あるので、用を足した後はこのおが屑で隠してきてね


  
  家や学校のトイレと全然違う


まずは開村式です。2日間楽しく安全に過ごせますように


  


早速この豊かな自然の中でのびのびと遊びたいところですが、まずは住むところ(寝るところ)を建てないと安心して夜を迎えることも出来ません
スカウト達にとっては何度も経験しているテント張りですが、きっと北九条小学校の児童にとっては初体験だと思います。
指導者から簡単にテントの張り方を見せてもらいました。


  


見ているだけだととっても簡単そうですが、各班ごとに分かれて作業開始です


  
  スカウトは手際よく見本を見せながら出来ました

  
  秘密基地を作っているみたい


テント設営後ハイキングに出掛ける予定ですが、ハイキングをより充実して物にするため、予備訓練が必要みたいです

自分の手を思いっきり広げた時の長さを測ったり・・・


  
  私の身長とたいして変わらないかも


歩幅を測ったり・・・


  
  オレの脚の長さと一緒かなぁ


この里山の持ち主である本田さんの案内でいよいよハイキングに出発です


  
  楽しんで来ようね


歩きながら、大きなな木を育てる為に必要な伐採の方法や稲の生育から発生したと言われている時間の単位などいろいろな事を教えてくださいました


さて問題です。この木の太さは何センチでしょうか?メジャー、持って来なかったけど、体のある部分を使ったら測れるよね


  
  手、届くかしら


ここまで太い木になるまで何年かかったのでしょうか? 年輪は一年に1つずつ増えていくから、数えれば良いよね


  
  いち、にい・・ろくじゅうろく、ろくじゅうなな・・・


本田さんが飼育している鳥小屋の中に入って、卵を取らせてもらいました 参加者の中からこんな声が聞かれましたよ お店で売られている卵はつるつるしているけど、産みたての卵ってザラザラしているんだね 


  
  鳥さん、卵をありがとう


鳥小屋のすぐそばで蛇の抜け殻を発見しました 早速長さを測ってみましたら、なんと 1.3メートルもありました 蛇にとっても鳥の卵は栄養たっぷりでご馳走なので、この卵を狙って鳥小屋の周りにはよく蛇が出没するんですって


  
  蛇皮もザラザラしているんだね


みんながハイキングを楽しんでいる間、ベンチャー隊とボーイ隊のスカウト達がトウモロコシを茹でて待ていてくれました。
いっぱい歩いて来たし、3時のおやつの時間もずっと前に過ぎているからお腹空いたね


  
  甘くて美味しい~


腹ごしらえが終わったら、暗くなる前に夕飯の準備です。みんなで手分けして野菜を切って行きます。


  
  小さく切り過ぎないでね

  
  手の皮まで剥かないでね


調理は大きいスカウトが担当してくれました。


  
  美味しくなぁれっ


スカウトと児童たちはカレーライスを分担して作りました グリーンライオンズさん達は鮭のチャンチャン焼きを作って下さいました
どちらもとっても美味しかったです

周りが真っ暗になった頃を見計らって、またハイキングに出発です。電気も通っていない所ですし、残念ながら曇っていて月も出ていないので当然真っ暗です なのに誰もライトを持って行ってはいけないそうです  この森を知り尽くしている本田さんしかハイキングコースを知りません 一本のロープをみんなで握り締めながら、出発です  足元も見えないぐらい真っ暗ですので、どろどろの水たまりに足を突っ込んだり、帽子を木の枝に引っ掛けてしまって見失ってしまったり・・・ 昼間歩いたコースとほぼ一緒なはずなのに、全く違うところを歩いているみたい  本当にテントがある所まで帰れるの と不安になってきた頃火の明かりが見え始めました  その明かりの傍で待っていてくれたのは「火の神様」達です


  
  お化けじゃぁ無いからね


北海道でも電力不足からの計画停電があるかも・・・と言われながら今のところ何不自由なく使っている電気のありがたさ、本当の暗闇を「火の神様」達が教えてくれました

長い一日でしたが、今日のプログラムはこれで終了です。いっぱい寝て明日もまた元気良く活動しましょうね。

おやすみなさい