ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

9月23日(日)の活動報告  ビーバー隊  芸術の秋を満喫しよう!

2012-09-23 14:55:28 | ビーバー隊
北国の北海道札幌市ではもう季節が秋に変わって来ました 秋といえば・・・ 食欲の秋・芸術の秋・読書の秋などなど、いろいろありますが、文化・芸術活動の盛んな札幌市内で活動しているビーバー隊らしく、「芸術の秋」にスポットを当てて活動することになりました。
活動場所は音楽ホール「kitara」があることでおなじみの「中島公園」です。ボーイスカウト活動で音楽鑑賞ですか いえいえ、中島公園内には音楽ホール以外に「芸術」を楽しめる施設があるんですよ

この日は見学のお友達も来てくれました まず、地下鉄南北線中島公園駅の出口のすぐそばにある「こぐま座」へ行き、人形劇と紙芝居を鑑賞してきました。


  
  何が始まるのか、楽しみだね

この「こぐま座」では、劇が始まる前と終わった後に、実際に使われる人形を操作させてくれました。好奇心旺盛のビーバーちゃん達も早速あれこれいじらせてもらいましたが、人形劇を見る前はただ人形を操作しているだけだったのですが、見終わった後は劇中の人形になりきって、台詞を言いながら操作していました


  
  私達の演技、上手でしょう


まだまだ人形達とたわむれて居たかったけど、お腹もすいてきましたので人形達にバイバイです


  
  素敵な人形劇、ありがとう


kitaraを右手に中島公園内を進んでいくと池に遊びに来ているカモや、カラス、ハトがいました  


  


さてここでリーダーからビーバーちゃんに問題です 池を泳ぐことの出来るカモと、泳ぐことの出来ないカラス(ハト)の足の違いは何でしょう
鳥の足なんてマジマジと見たことの無かったビーバーちゃん達、一生懸命観察して導き出した答えは「指と指がつながっている」でした。素晴らしい 「水かき」と言う言葉をまだ知らなかった様なのですが、ちゃんと「上手に泳げる為」に付いている事は分っていました

天気も良く風も気持ちよく吹いていたので屋外でお弁当を頂くことにしました スカウト活動では屋外でご飯を食べることは普通のことだったのですが、見学に来てくれたお友達にとってはなかなか機会の無かったことだったらしく「外で食べると美味しいね」と言ってもらえました。

食後は公園内を散策して、どんぐりを拾ったり、


  
  リスには負けないわよ


キノコの観察をしたり、


  
  松の根元に生えているけど、まさか


歩き回っているうちに次の目的地でもある「道立文学館」に到着です
ここでは文学館まつりが行われていて、「秋のミニ色紙作り」を体験することが出来ました





他にもいろいろ工作することが出来て個性豊かな物が出来上がりました。


  


さぁ、たっぷりと「芸術の秋」を満喫出来たので、地下鉄に乗って帰りましょうね と駅を目指して歩いていきましたが、途中で遊具を発見してしまいました 見てしまった楽しそうな物を素通りして行ける訳がありませんよね 仕方ありません。保護者の了解を得て解散時間を延長して遊んでもらいました 時間を決めて遊んでもらいましたが、まだ帰りたくなぁい と言って約束を破ろうとしたとたん突然空がピカリと光りました。やっぱり約束を守らないといけないですよね

「芸術の秋」を満喫できたと思うけど、次は何の「秋」が良いかな
まだまだ楽しい活動を沢山用意していますので、気軽に見学に来て下さいね。お待ちしています

9月23日(日)の活動報告  カブ隊  森と歴史の路

2012-09-23 09:29:12 | カブ隊
里山キャンプ(8月1819日 厚真町)では森の大切さを肌で感じ、水道記念館見学(8月25日)で森と水の関係を学び、下水道科学館見学(9月8日)で汚してしまった水の行方を学んできました  この3回の活動を通して森が無ければ豊かな自然も無く、水の循環も上手くいかないことが分りました
また札幌市は屯田兵によって開拓されましたが、この開拓にも森と川(水)が深く関係しているような事もなんとなく分ってきました

私達札幌第12団の本拠地は札幌市北区にあり、北大周辺や麻生地区を中心に活動を行っていますが、この活動拠点にも森や水辺、また開拓の歴史を学べるところがいくつかありそうですよ

森と歴史の路をたどって見ましょう

まずは歩いて屯田公園を目指します この屯田という地名にも歴史があるのですよ。皆さん分るかしら 地名の通り、屯田兵により開拓されたからなんでしょうかね・・・

この屯田公園のすぐ傍には、屯田地区と新琴似地区の境界に伸びる、約3キロメートルの通称「屯田防風林」があります。これは、強風から農作物を守ろうと、屯田兵がコの字型に自然林を残して作った防風林の一部といわれているそうです 何か歴史を感じることが出来るかもしれません。早速散策してみましょう 後にこの防風林には水田のための用水路も作られるなどこの周辺の住民の生活には欠かせない林となったそうです 

今ではすっかり地域住民の憩いの場となっている防風林ですが、小川や池がまだ昔の名残を感じさせてくれますね  
スカウト達も池の観察です 何が住んでいるかなぁ アメンボやザリガニがいて、短時間でしたがザリガニ釣りをやってみました

次に訪れたのは、「屯田郷土資料館」です。ここには開拓時の屯田兵屋が復元されているほか、屯田兵に関する資料が展示されていました。私達がお世話になっているこの地域も、沢山の方々のお蔭なんですね

この資料館の近くにある「屯田兵第一大隊第四中隊本部跡」や「水田開発記念」の碑も見てきました。札幌市のあちらこちらに様々な碑が建てられていますが、このように歴史を学びながら訪れると碑の存在感が違ってきますね

今回はあまり時間が無かったので訪れられる場所が少なかったのですが、森と水の長い歴史、そしてそれを守ってきた屯田兵について学べることが出来たようです