お~何ということだろう

天候は雨、気温は8℃、おまけに強風、これ以上ない悪条件でアースディ初日を迎えてしまった
西門の近くに我々のブースがあったのだけど、門から人は全く入ってこない

とてつもなく疲労し1日目は終了・・・・・
2日目は午前中ぐずつくも午後から天気はやや回復

動物園さんの発表では1日目の来場者数は800人、2日目は2200人だったそうだ
ありえない寒さの中、わざわざ足を運んでくれた皆さんにまずは大感謝です

「地球のことを考える1日」アースディ円山動物園に初めてブースを出したからには、みんなの熱気で頑張るしか道はなかった
今日はスカウトたちと大人たちの奮闘ぶり、そしてブースに来てくれたお友達の様子などを伝えていくよ
ちなみに本日わが12団のスタッフが付けている名札は「親しみやすい名前」になっているゾ
準備


ブースは魔境の中、魔境とは遊園地があった頃からのレストハウスの呼び名 「よっしー」がバナーを準備


建物内も外と変わらない寒さ、「かつん」も震える 「さっちー」や「まゆみん」もまき結びの練習


突然、新聞の取材が始まり戸惑うみんな カブ隊は輪になってチームワークを確認


ビーバー隊もワクワク みんなフレンドリーネームは気に入ってくれたかな?


アースディ・メッセージも掲げて準備完了 全体企画「オープニング」での自己紹介の様子
ブース・オープン
1日目はほとんどブースを訪れる人はなし、2日目はあまり途切れることなく人が来てくれたので、とてもとても嬉しかった

このような工程で作品が完成するよ
では遊びに来てくれたお友達、そして補助をするスカウトやスタッフの様子をフォトギャラリー(前半)でどうぞ












小刀を使うことはあまり体験したことがない子でも、スタッフやスカウトに教えてもらいながら
手元に集中して頑張りました
お父さんやお母さんが心配げに見守るなか、時間の差はあっても全員がちゃんと完成させたぞ えらいね

ギャラリーはまた後半にもあるよ(後半は珍客も乱入)
他のブースで学ぶ
全部で30以上のブースが出展されている今年のアースディ、せっかくだからいくつか体験しながら広報もしちゃおう
園内を見学しに行ったビーバー隊に続き、カブ隊もお出かけだ



クラフトの見本や活動予定のチラシも持って出発 動物たちのお墓の前で手を合わせる


ロープ結びのブース その結び方は約4000通りあるそうだ マルヤマンにも広報 本名は円谷満(つぶらや みつる)50才


動物たちのエサを紹介するブースで色々教えてもらった 実際に触って一番乾草と二番乾草の違いを確かめる

二番乾草は8月中旬から9月上旬に刈り取られた牧草で、細目で柔らかく香りも強くない
動物によって分けて与えられていて、ちなみにカバは2番乾草を食べているんだそうだ
それからオランウータンに薬を飲ませる時は、いちごジャムに混ぜると教えてくれたね
そのために薬の時以外にも普段からパンにジャムを塗って食べさせているそうだ


禁断のエサ箱を開けてみると、そこにはネズミや鶏、魚、ヒナなどが原型のまま入っていた
黄色い声が上がり女性リーダーたちが遠ざかって行った
この展示にはちゃんと意味があったんだ
実は卵業者さんではオスのヒナは生まれてすぐに処分してしまうそうだ
それを動物園では動物たちのエサとして卵業者さんから購入しているということだ
「この姿を見て”かわいそう”と思うのではなく、卵1つ食べる時もありがたく思わなければいけない、食べ物は残さないようにしよう」という
アースディにふさわしい飼育員さんのお話を聞くことが出来た

余興



ブース(後半)


午後にはとうとう晴れ間もあらわれブースは一層賑やかに 耳かきに挑戦する強者も・・・




お掃除中 リーダー候補も現われる






子どもたちだけではなく、若者や中高年の皆さまにも幅広く楽しんでもらえました
地球とそこに宿る自然を感じてもらえさえすれば、いいんです・誰がどんな作品を作ったって

クロージング
そして午後4時30分よりカフェアースにて行われた「クロージング」に出席、軽食と飲み物が振る舞われ大変美味しく頂きました
ご馳走様でした
カフェ内のスクリーンにはそれぞれのブースの様子が映し出され、会場はなかなかの盛り上がりを見せていました
ボランティアスタッフの皆さん、お疲れさまでした・そしてありがとうございました


「相談役」がスライドを見ながら感想を発表 疲労のためか半目続出

協力して撤収作業を終え記念写真、
全部で100本ほどの小枝がみんなの手でクラフトに生まれ変わり旅立って行きました
たくさんの出会いに感謝です
後日、反省会の席で動物園の方が言っていました・・
「ずーっと雨が降ってませんでした。アースディが終わり動物園の木々の緑がとても深くなりました。」
少し雨を恨めしく思ったけれど、これが「地球のことを考える1日」だったんだとその時気づいたのです
ボーイスカウト札幌第12団では活動の見学を随時受け付けております


このブログのサイドバーのカテゴリーから「スケジュール」を選択すると6月の活動予定をご覧になれます

ぜひ一度気軽に遊びに来てください(6月29日はキャンドルナイト参加イベントです)
詳細などのお問合せはbssapporo12@gmail.comまでご連絡ください
お待ちしています

クイズ地図記号(4月26日号)の答え合わせ
記事にも登場した「銀行」の地図記号はどれ?という問題だったね。



① ② ③
正解は②番
この形は分銅を表しているよ
江戸時代の銀貨は、秤量銀貨であり、両替商において天秤で量目(質量)を測定してから通用価値が定められたそうだ
この時重さをはかるのに用いられたのが分銅なんだ
この分銅の形は蚕の繭をかたどったものといわれており、江戸時代初期に生糸貿易が盛んであり、生糸は貴重品とされたためといわれている
当時の両替商の看板も分銅を意匠とした物で銀行の地図記号として今日に伝えられているということだ
①番は博物館で東京国立博物館がモチーフとなっているヨ
③番は税務署でそろばんの玉を表しているんだ
どうだろう、むずかしかったかな?またチャレンジしてね
ちなみに今回のイベントでお世話になった動物園さんは地図記号がなくて、名前で表記されているそうだ しーゆーあげいん